蟷螂の愛用しているパソコンは古いレノボ。
それでもあちこち改良して、HDは1TのSSDに換装、メモリーは16GBに増設、ディスプレイは15.6インチなので一般的なマシンだと思っています。
そのマシンで僅かなお小遣いを、初めは岡三や地場証券などにちびちび投資していましたが、手数料が安くネットで自分の意志で売買できると知ってeトレード証券に変更して早20有余年。
eトレード証券時代はちょっと扱いにくかったけれど、あの頃は脳みそもまだパキパキ動いていたからなんとかついていけた。
たいして儲かりもせず、途中で心臓手術を自費で受けてポートフォリオを大きく減らしましたが、ようやく戻し始めました。
ハイパーSBIも無難にこなしてきました。
それが先日SBIからの通知で、突如(でもないかもしれないけれど)ハイパーSBIを『ハイパーSBI 2』に変更し、もとのハイパーSBIを廃止!するというから、この年齢になってまた一から覚え直さなくてはならないと思うとうんざりです。
せめて旧バージョンのシステムも残しておいてくれたらいいのに。
サポートに電話を入れても、まず絶対に繋がらないし、困ったものです。
で・・・今日は9月の権利落ち最終売買日。
その画面で勉強するのもなんだななんて思いながら、一応努力しました。
まず困るのは数字の小ささです。
視力がだいぶ悪くなっていて、文字を大きくする必要性がありますが、それは個別銘柄の右上の『T』を捺せば解決することに気づきました。
いちいち設定画面を開かなくてもいいので、一歩進歩でしょう。
でも、文字を大きくすると板の画面が薄~くなり、ほぼ見えません。
隣のチャート画面に注文画面を移すと丁度よくなるので、ここは絶対に直してもらいたいところです。
だいたい1分チャートを見ながらトレードする人がどれだけいるのでしょう。
次にモードの切り替え画面、これは必要性があるのだろうかというシステムでしょう。
まぁフル板になるというところがミソでしょうが、必要性をあまり感じません。
数秒単位で売買している超々ミリトレーダーにとっては便利かもしれませんが、まぁあればたまに使うかな程度のシステムです。
あと、まだ『2』で実トレードをしていないので細かいところは判りませんが、パスワードを打ち込む画面が省略されていれば、半歩前進でしょうか。
板上の玉をドラッグアンドドロップできるのは、前の『1』でもできたし、まぁその際の確認画面も、省略できるのは同じなので、あえて『2』にしてどこが変わったのか、まだまだ調べる必要がありますが、高齢者は売買のボタンを押し間違える可能性があるので、大量売買のときは、本サイトで行った方が無難だと思いました。
なのでこの『2』は、何台ものパソコンを使っているデイトレーダー向けのシステムで、高齢者は使わない方が無難だと思います。
そうでなくてもスマホのナイトセッションでは、明らかに操作ミスと思われる値動きが見られるので、運転免許返納時にハイパーもアプリを返納した方がいいと思いました。
だいたいあんなに細かい文字をディスプレイで凝視していたら、目によいわけはありません。
その上血圧もあがって血管が切れでもしたら・・・
森永卓郎さんが8月にサル番組で言っていました。
『株は2年以内に必ず下がる』
と。
株で思い出すのは1997年に世を去った親父の事です。
スターリンショック時に実父から電話が入り、『有り金全部で株を替え』といわれ、銀行からも大金を借金して株を買いまくったらリバウンドして大儲けし、その金で田原町の家を買ったというわけです。
その後はワラント訴訟の原告になったりして、波乱万丈の投資家生活を送り、1997年に世を去る前は『資産は〇〇億以上だ』と豪語していましたが、バブルがはじけたことがよほどショックだったのか、傍で食事の支度と風呂の準備をしていた女房が気付かないうちにひっそりと世を去りました。
バブルのときは、絶対に子供にびた一文の小遣いをくれたことのない親父が突如電話をかけてきて、『テレビを買ってやるから秋葉原へ行こう』と言われて、腰が抜けるほど驚いたことがありました。
そもそもテレビはあるからいらないし・・・
などと思いながら、親父とアキバへ行きましたっけ。
『社長!、日立が無くなるときは日本が無くなるときです』などと、蟷螂の前で証券会社の営業に言われて日立の株を買い付けていたりしたこともあり、懐かしい思い出です。
ま、ハイパーSBI問題からだいぶ話題がそれましたが、とにかく扱いに困るハイパーSBI 2は、改良の余地が残されていると思います。