吉田屋の集団食中毒が報道されて久しい。
幸いなことに死者は出ていないようだけれど、未だわかりません。
食事を提供する、ましてや持ち帰り弁当となると、どのようなシチュエーションで弁当が食べられるか想像しがたく、提供する側も万全な体制で販売するべきでしょう。
3日も常温に放置していたのちに食すれば、傷んでいないものも傷み始めて腹を壊します。
それをもって食中毒というならば、食べた方の保管に問題があるのであり、提供した側を責められません。
これをコロナに置き換えてみましょう。
初めのうちはコロナが出たとなればその店は営業自粛もあったかもしれませんが、5類になって以降は屁のかっぱ。
食中毒とコロナを天秤にかけたらどっちが罪が重いかは理の当然、発熱者への医療機関の対応は、いまだに相当厳しく、対応する医師は完全防護服姿が多いそうです。
翻って食中毒患者に対して、医療機関の対応は丁寧です。
お腹を触診し、下痢止めを処方してくれます。
この差は歴然としていて、たかが食中毒かもしれませんが、コロナに比べれば軽い。
そりゃあO157などの病原性大腸菌などだったら医療機関側は身構えますが、ちょっと立ち止まって一度考えるべきでしょう。
コロナクラスターが発生した料理飲食店を野放しにして、食中毒を出した弁当屋を大々的に、さも極悪非道な犯罪者的な扱いをするそのチグハグな報道差別姿勢に一石を投じたいのです。