医療従事者やタクシードライバーの3次感染4次感染が起きている今、日本は2週間の外出禁止、企業活動の自粛しか感染拡大を防ぐ手立てはありません。
タクシードライバーは個人だったそうです。
発症後は仕事についていなかったとのことですが、発症していない段階で仕事をし、『コホン』くらいの咳をしていたらどうでしょう。
それでもタクシー会社は胸をなでおろしているでしょう。
取りあえずタクシー会社は発熱しているドライバーを勤務から外すべきです。
また、タクシードライバーの義母が死後に新型コロナに感染していたことが発覚しました。
義母の治療にあたった医療従事者から感染が拡大している可能性があります。
亡くなられた後にコロナ感染が発覚するなど、国の施策は完全に後手に回っています。
その一方で有田の病院で感染が広がっています。
病院は濃厚接触者が特定できるので、カルテなどから追跡可能でしょう。
これは国の武漢湖北縛りの弊害でしょう。それがなかったらもっと早い時期に感染の確認ができたはずです。
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ダイヤモンドプリンセス号に乗船していたCOVID-19患者は当初は1人だったのでしょうか。
もし船内の、たった1人の感染者から数百人規模の感染者が発生していたとしたら、日本国内で爆発的な感染拡大が懸念されます。
国は空港の閉鎖はもちろん、企業活動や交通機関を二週間程度自粛して、患者の推移を見守るべきです。テレワークを活用できないのでしょうか。
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インバウンドで浮かれ切った観光産業はオマケの経済です。
観光産業に一次、二次産業が足を引っ張られたら、それこそ大不況の嵐に襲われます。
また、日本は安全かつ完璧に新型コロナに対応したという評判が立てば、観光客もいずれ戻ってくるでしょう。
一時の利得のために国民を危険にさらすのは失政です。
厚労省は緊張感をもってCOVID-19と向き合ってもらいたいと思います。