祝6000日！

gooでブログを開始して今日で6000日が経ちました。

簡単ホームページ時代も合わせるとさらに長いのですが、ひとつの区切りでしょう。

6000日と言っても大したことはありません。高々16.4年です。

あちこちのブログが閉鎖の憂き目を見ている今、gooが今後も、蟷螂の命ある限り末永く続くことを祈念します。

 

蟷螂がインターネットを始めたのが1995年ころ、クライアントからwin95が出るからこれからの時代は、インターネットをやった方がいいと言われて、でも、パソコンもないしと迷っていたら、千葉で高校教師をしている大学時代の友人から、『こんなもの、役に立たない！買ってくれ』と言われて5万円で引き取りました。

ネットは課金制、プロバイダもろくなところがなく、トラブル続きでした。

自前のサイトを立ち上げたのが1997年、page millというソフトを使って作りましたっけ。

でも、群れを嫌う性格なので、あまり他人に公言せず四半世紀になります。

パソコンは8MB！のメモリーのFMVでした。

譲ってくれた大学の親友は55歳であっけなく世を去りましたっけ。

 

その後会社勤めを辞めて独立したのはいいけれど、大した仕事もなく、数年で挫折。

やはりサラリーマン生活が長いと、経営は向かないということでしょう。

 

そもそも大学を出たら実家の食堂を継げと子供のころから言われていましたが、気が付けば会社勤め。

なので、転職を気に実家へ帰ってもよかったのですが、いろいろ問題があって・・・

2回経験した転職も、人の口車に軽率に乗ると痛い目に遭うということも経験しました。

9年勤めた会社員時代に軽い気持ちで小説を書き、オール読物の新人賞に応募したら2次予選を通過し、『なんだ、小説なんてちょろいや』と、もう作家になったような気になり翌年も応募しましたが、今度は1次予選通過どまり、『やっぱり小説で食っていくのはちょっと難しい』と考え始めていた時、勤め先のワンマンオーナーから退職を迫られて、特別に不良社員ではなかったものの、その日から一家は路頭に迷いました。

45歳での再就職は並ではなく、行き先は常に家族経営の店舗に毛の生えたような、会社とは言えないところばかり、そのうえ最初の勤め先が何年も失業保険を払っておらず、行き詰まっていたとき、職安から『失業者のための面接会がある』と言われていった先で拾われましたっけ。

イマでは考えられませんね。

それでもあまり気が進まなかったのは、やはり一族郎党が経営する会社、直ぐに辞めようと思いましたが、社長の考え方に少し共鳴するところがあったので6年ほど勤めました。

その会社に勤め始めたある夜、残業中に親父の死の報が入りました。

浅草寺病院に駆けつけると親父は今にも起き上がりそうで、普段着姿でした。

蟷螂の親父は数奇な人生の持ち主で、神田では少しは知られた人物の3男として生まれたものの、生まれた日が関東大震災のひと月後だったので、祖父は薬局の奥さんでありながら助産師と看護婦をしていた養祖母に預けられ、以後その家で実子として育ちました。

実祖父は某硝子メーカーの総代理店とし功名を成し、またその裏では高利貸しを営じ、戦前にはその筋の者を使って強引な取り立てもしていたようです。

ま、実祖父の詳しいハナシは次のキリ日にでも。