また一人、幼馴染の訃報に接することになった。近所のカシラである。先日急逝した1歳年下の彼と、2B弾の戦争を挑んだ相手だ。相手は私よりも3歳年上のカシラの息子3兄弟。かなうはずはなかったが善戦した覚えがある。カシラたちは材木置場に立て掛けられてあった材木の上に登って2Bの雨を降らせてきた。諦めの早かった我々はさっさと降参した。また、今でも記憶に鮮明に残っているのは、ベーゴマで遊んでいた頃に、彼がやたらに強いコマを持っていて、そのベーゴマにはだれも絶対にかなわない。そんなコマがあると、面白くないと我々が抗議した結果、カシラの息子は「わかった」といって、そのコマを下水口にさっと捨てた姿を今でも鮮明に覚えている。男らしいところがあったのだ。だが、そんな男らしい彼もがんには勝てなかった。肺がんに罹っているとは聞いてはいたが、一時外で法被姿の彼を見かけたこともあった。寡黙な男だった。考えてみれば、2年前に急死した友人、先日急逝した幼馴染、今回死去したカシラには共通点がある。それは3人とも超寡黙だという点だ。おしゃべりな私の話し相手にはうってつけだったのかもしれないが、兎に角合掌あるのみである。
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