蟷螂の独白

世に背を向けた蟷螂です。喜怒哀楽を綴って19年モットーは是々非々の団塊世代です。

思考停止

2020-02-20 14:35:00 | 徒然
今年2月3月の、臨床診断が肺炎の高齢者の死者は、例年の3割増し、あるいはもっと多くなるかもしれません。
一昨日危篤の報を受けた蟷螂の義母も、臨床診断は肺炎です。
インフルエンザは陰性。
レントゲンでは明確な肺炎像が見られています。
コロナ検査はしません。

クルーズ船から大勢の乗客が帰宅しました。
信じられないことに、公共の交通機関を使って。

クルーズ船の乗客とクルーの関係は上下関係がはっきりしています。
クルーズ船をホテルに例えれば、クルーは乗客に絶対服従。鉄壁な主従関係です。客はわがまま、船長は外人、船会社も外人。
強固な主従関係の確立している3700人の、ヒエラルキーたっぷりのクルーズ船を、日本は受け入れるべきだったのでしょうか。
入港拒否は感染症対策のイロハのイでしょう。
おそらく船長が、『2〜3人いるかもしれないが、大したことない』と無線で連絡したのかもしれません。
また、社会的地位が極めて高いVIP乗客が、接岸させろと騒いだ?
日本は一度でも入港拒否をダイヤモンドプリンセス号に伝えたのでしょうか?
もし伝えていれば、船会社の国と日本の国家間の水掛け論になります。
『感染者が出たって言っても一人だろう』
と、ユルフンの厚労バカ官僚が甘く考えていたのでしょう。
安倍さんもコロナに関しては、完全に思考停止しています。
聞こえてくるのはバカ官僚の書いたレポートの読み上げ。
これでは現場は動けません。

また、乗客にはリタイアした弁護士や医者など社会的地位の高い人が多く、彼ら乃至はその子供が政府に圧力をかけた可能性があります。
そしてそのことが政府の混乱の元凶になっているのでしょう。
これ以上の被害を防ぐためには自衛艦を派遣し、そこに乗客を二週間隔離する。
もう生物兵器対応の自衛隊員の出番は無くなりました。
しかし、今からでも遅くありません。

安倍さんはなぜ厚労大臣に丸投げしているのでしょう?
また、厚労大臣はなぜ防護服を着てクルーズ船に乗り込まず、報告を鵜呑みにしているのでしょう。
責任逃れとの誹りを免れません。

クルーズ船対策は今からでも遅くありません。
無症状感染者を市中にリリースするのは、非常に危険。
今からでも遅くないので、全国民に12.5日の外出禁止処置をとるべきです。
安倍さんは東京2020を諦めたのでしょうか。
このままだと日本は汚染国のレッテルを貼られ、オリンピックどころか観光客も来日しなくなります。



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