蟷螂の独白

世に背を向けた蟷螂です。喜怒哀楽を綴って18年、モットーは是々非々の団塊世代です。

あぁ阪神タイガース

2023-09-08 23:46:00 | 徒然

シゲちゃんの長女が関西人に声をかけられてついて行き、過酷な労働の末に若死にしてから5年。

三つ指ついて他人に挨拶できる最後の日本女性だと思っていたのに、急死しました。
以来、阪神のファンであることに罪悪感を持ち、禁タイガースを誓っているうちに、いや、ちょっと目を離しているうちにアレよアレよという間にマジックが点灯し、アレ一直線え、岡田監督再登板もついこの間の出来事なんじゃない?矢野監督はどこへ行ったの?
思えば矢野監督時代もそれなりの成績だったけど、花がなかった。
来年の夏はシゲちゃんの娘さんの7回忌!孫娘はいまや正真正銘の関西人なんだろうなぁ。
 
毎朝、手を合わせているかつてのかかりつけ主治医も熱烈な阪神ファンでした。
タイガースが負けた翌日の診察は荒れに荒れて。
受診した子供が泣こうものなら、『うるさいっ!泣かすな!』、待合室を駆け回る子供がいると、『駆けるなっ!』で、お母さんに抱っこされて外へ出されます。
診察室はいつも紫煙に満ちて、ウイスキーのボトルも置いてあったから、一杯やりながら診察していたのではないかと思います。
タバコは缶ピースでした。
懐かしいなぁ。
サルファでアレルギーが出ても、風邪で行くとサルファを処方しようとします。
ゴリゴリと薬鉢で吸っている最中に、『センセイ、私サルファにアレがあって』、『これが一番効くんだけれどね』なんていって、錠剤タイプを処方してくれました。
それでも心臓に雑音がかすかに聞こえると、循環器を紹介してくれたりしたこともありました。
結局、『機能性の心雑音』と診断されましたが、あのとき真面目に循環器にマメに通っていたら、心臓にメスを入れるようなことにはならなかったかも・・・
いいえ、蟷螂の心臓は歯医者のインフォームドコンセント無しの無理な歯肉切開が原因だと、いまでもはっきり言うことができます。
もし先生だったら、なんて言っていたでしょう。
『オレが歯医者に文句を言いに行ってやる』
だったかもしれません。
なにしろ先生は歯医者を、完全に見下していましたから。
『歯医者は医者ではない!』と。
 
今年は供えてある先生の通夜のお神酒にいい報告ができそうです。
 
 
 

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