同居人がまだ馬券売り場で働いていたころ、誤払い戻し事件がありました。
ある年のダービーで、3連単うん百万円の配当が出たのですが、別の窓で馬券を持ってきた競馬ファンに誤って一桁少なく払い戻してしまったという事件がありました。
それでもその競馬ファンは、うん十万円の現金をいただいて、小躍りして帰っていったそうです。
きっとお金の計算ができない人だったんでしょう。
で、差額はどうなったのかというと、JRAのいただきです。
今回の山口の誤送金の一件、ワイドショーは大盛り上がりをしていますが、ダービーの誤払い戻し事件は闇から闇へと葬り去られていて、まったく表に出てきませんでした。
今調べてみると、ウォッカが勝ったときみたいですが、まったく競馬をしない同居人に聞いてもわかりません。
別の人が払い戻したことなので『わしゃシラン』といったところでしょう。
でも、誤って振り込まれたキャッシュをネットカジノでスったというのは今風で、ぞっとします。
よくあるのがネット証券の誤発注。
夜間取引で、たまにポンと100株しかできていないのに値幅制限いっぱいまで上がっている銘柄がありますが、明らかに誤発注です。
手が滑ったと言い訳しても、お金は返ってきません。
お金を扱うときには、スマホでもパソコンでもなく、対人で行った方が過ちは少なくなるということでしょう。
ましてクリック一つで数千万のキャッシュを動かすとなれば、人一倍神経を遣わなければいけません。
今回の誤送金は、ひとりのヒューマンエラーが罪を作ったということですね。
JRAの場合も、100円勘定が合わなくても帰してもらえないそうですが、それは足りないときの話、多い時には『お疲れ様ぁ』で終わりです。
蟷螂もその昔、海外のロトくじを購入したことがありましたが、まったく当たらなかったので1年ほどやってやめました。
あれだってもし当たっていたらガッポリ税金で持っていかれるんでしょう。
今回の誤送金された4630万には税金はかからないのでしょうか。
JRAのネット馬券で大穴が出たら税金がかかるのに、世の中不条理だらけで嗤っちゃいます。
追記
同居人に確認したところ、その時の払い戻し金額は500万以上だったそうです。それを50万渡して小躍りして帰ったオヤジのことを思うと哀れで・・・
手続きをした銀行と言い、ぶったるんでます。
また、今どきフロッピーで振込依頼をする自治体というのは、どんな業務をしているのでしょうか.呆れ
05/18新型コロナ 石川で新規感染者596人です。