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サントリーニ島 最終日…

2011-10-08 13:11:19 | ヨーロッパ方面


夢にまで見たエーゲ海「サントリーニ島」の旅…昨夜はハプニングでぐったりに終わり…
今日はもう帰らなければなりません…ぐっすん

今日も快晴…余計かなしくなります…。お昼過ぎにはこの島を出港です。

 
 宿泊したのは可愛らしいペンション風のホテル。



 
 エーゲ海がきらきら眩しかった…

 
 映画「マンマミーア」で観た憧れのエーゲ海の島…。こんな島に住む人が心底うらやましい…

 
 

 
 船着き場「オールドポート」から見上げた市街です。オールドポート・エリアは旧市街になるそうです。
 
 
 オールドポートから、580段の階段を上るとサントリーニ島の市街に着きます。

 
昨夜は真っ暗で状況が何も見えませんでしたが、クルーズ船を降りたオールドポートからこちら側の市街に来るには、この580段の階段を上って移動するか、ロバに乗るという手段があります。
私たちは、昨夜到着した時はもう遅かったので、タクシーでぐるっと周るかたちで市街のホテルに向かいました。

 
 ロバ、意外にかわいいです

せっかくサントリーニ島に来たんだし、ロバに乗ってみました!

 
 ロバに乗った状態で撮った写真。この後、ロバ使いの少年に「ノー カメラ!デンジャラス!」と怒られちゃいました(笑) 
 怒られちゃったけど、乗ロバ(?)初体験とても楽しかったです!お尻がちょっと痛いけど
 


 
    
    いいえ、私の犬じゃないです ここにもノラ犬くんが…なんて呑気なんでしょ

  
  

 


いい仕事してますねぇ~ホント。


サントリーニ島での最後の食事…。ここの「ギロピタ」がちょー美味しかった!
 

  

 

 
 白と青のコントラスト…というのかな、本当に美しくてすてきな島だったなぁ…




エーゲ海の島「サントリーニ島」に来られたこと一生忘れません…願わくばいつの日かまた訪れたいな。
その時も、変わらない景色と、この島で暮らす陽気なギリシャ人と呑気なノラ犬猫ちゃん達にまた会えるといいなぁ…… 
 
  

  
 I'll miss you a lot... hope to see you someday!
    
 


サントリーニ島 まさかのハプニング…

2011-10-07 20:51:19 | ヨーロッパ方面


夢にまで見た憧れのコバルトブルーが輝くエーゲ海…。

ギリシャの地図を広げると、エーゲ海に浮かぶ島はいくつも点在していて、実際、どの島に行ったらいいのか迷うところです。人が住んでいる島は39島あるそうです。

私は、ミコノス島かサントリーニ島かでぎりぎりまで悩みましたが、結果、「サントリーニ島」(正式名はティラ)に決めました。
私のガイドブックによるとサントリーニ島の説明は以下のとおり。

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サントリー二島の景観は、ほかの島に比べてずいぶんと違う印象を受ける。
船でこの島に行くと、まず赤茶けた断崖が壁のように立ちふさがる島の姿に驚かされる。船が近づくにつれ、断崖のてっぺんに白く雪がかぶさっているかのように、びっしりと立ち並ぶ白や水色の屋根の家々がみえてくる。その様子は、単に美しいとひとことでは言い表せない。(中略)

サントリーニ島に限っては、なるべく船で入りたい。
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勿論、そうします!

早朝まだ真っ暗いうちに、アテネ市内のホテルをチェックアウトし、バスで港に向かいました。
High Speedでアテネの港を7時頃出ると、お昼頃には着くことになります(所要時間約4時間)。

     

 
なぜだか"ボーダフォン".日本ではすっかり死語ですが。High speedの大型船です。ゆったりしています。

船と言えばいやな思い出が…。
何年か前に、オーストラリアに旅行した際、グレートバリアリーフへ船で行きましたが、その日は大荒れの天気だったせいで、船酔いで死にそうになり大変な思いをした経験があるのでちょっと乗るのが怖かったんです…
『しまった、乗り物酔いの薬を持ってくるべきだった!』…、一応、出港前サービスの人に酔い止めの薬はないか聞いてみたところ、ちょっと変な顔をされちゃいました 
「この船は大きいから揺れない、大丈夫」というような答えが返ってきました。…How can you be so sure???…と言いたかったけど…。



そんなこんなで船が出港しました。船中にはカフェバーなんかもあり、飲み物を買って、予め船に乗る前屋台で買って置いた、「クルーリ」を朝食に食べました。
「クルーリ」とは、大きなドーナツ型のギリシャ伝統のパンで、白ごまがたくさんのっかていてさっぱり塩味で、ちょっとドイツパンのプレッツェルに似た味のパン。屋台で売っているのをよく見かけます。1個1ユーロ程度でボリュームもあり、これが意外においしくて、もっと早く試していれば良かった~。


今日もお天気に恵まれて、確かにこの大型船、ほとんど揺れを感じない。
サントリーニ島についたら何をしようかな~なんて、ルンルン気分で船でのひと時を楽しんでいました。

ところが…。ここでまさかのハプニング!

出港してだいたい2時間くらいたったかな…あと半分位かな~なんて呑気に過ごしていたところ…、船が突然スピードを落とし止まりました どうやらエンジンのトラブル

結局、そのあと船は最寄りの名も知らないような島へゆっくり移動、一時停船し点検とやら。
その都度、いちいち長い間待たされ、挙句、この船はもうここから再出港出来ないから代用船が到着するまでこの島で一旦解散


      

小さな島で、突然船から降ろされる羽目に「港の近くにいてください、準備が整ったら合図を出します」


    

 
        

なかなかきれいではあるけど… 


    
     
7時に出港して既にもうお昼!予定通り行けはそろそろ「サントリーニ島」に到着している頃!

船からはいまだなんの連絡もなし…人伝えに、このレストランを無料開放しているとのことで行ってみた…


      
    

 

 

 

 

 

 

やっと船から合図が出たのはもう午後3時過ぎ!それから船に乗り込んでさらに1時間以上待たされる…

ここまでくるともうぐったり…。イライラしたって始まらない。
ギリシャの人って呑気なのか、誰も全く怒らない。この島に留まってからかれこれもう5時間以上は経過している…。
東京でよく電車が止まると怒って駅員さんに食ってかかっている人を見ることがあるが…ギリシャの人ってすごいなぁー。陽気に楽しんじゃってる

はぁ…どうにかなるものでもないし仕方がないと思ってはみても、悲しい…
朝暗いうちにアテネのホテルをチェックアウトして船に乗り、午後着いたら、たった1泊しか予定を取れなかった「サントリーニ島」を思う存分満喫するんだ!ってここまで来たのに…。
乗り組み員はろくに説明もしてくれなかった… 船内アナウンスはギリシャ語ばっかり。まぁ日本じゃあり得ないでしょうねぇ…。とほほっ…。


劃して…お昼には到着するはずだったのにすっかり夜。港は真っ暗で何も見えない。

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船が近づくにつれ、断崖のてっぺんに白く雪がかぶさっているかのように、びっしりと立ち並ぶ白や水色の屋根の家々がみえてくる。その様子は、単に美しいとひとことでは言い表せない。
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見たかったよー
真っ暗で本当に何も見えませんでした!!!港から街まで少し離れているし、既にお店なども閉まっていて、港の周辺は真っ暗。


ぐったりした気分で…港からタクシーに乗り市街のホテルへ。
ホテルに到着して、お腹も空いたので、気を取り直してレストランを探し歩いてみました。10分も歩かないうちにだんだん明りがちらほら見えてきて…タベルナやバーなどが並んでいました。

  
  

 

 

 

 

 

 

ぐったりで会話も弾まず…でも美味しかった、最初で最後のサントリーニ島でのディナー。

残念がっていても始まらないので気を取り直して、明日の出港までの時間を楽しもうと心に決めて、眠りにつきました。

(長くなったので次回へ続きます!また見てね!




イタリアからギリシャへ

2011-10-06 20:33:08 | ヨーロッパ方面


神話の国Greece(ギリシャ)、「アテネ」に来ちゃいました!
いつかは来てみたいと思ったギリシャ…夢が叶いました。

ここアテネには、ミラノ空港から"Olympic Air(オリンピック航空)"に乗ってやってきました。
私の飛行機嫌いは半端なものではないんです。
でもこのイタリア・ギリシャ旅行では、成田から始まり、成田-モスクワ、モスクワ-ローマ、ミラノからここアテネへ、そして帰りの便は、アテネからローマへ一旦戻り、ローマ-モスクワ、モスクワ-成田…と、乗り継ぎがたくさんで、少しは慣れたのかな?!
いやぁ…けっしてそんなことはないです。

オリンピックエアーの機内では、小型機だったし日本人は私以外誰も乗っていないようだったし…怖さ倍増でした

        

機内で食べた食事。私のフライト経験の中で最も奇妙な食事でした… 
         


アテネ観光のハイライト。現代から2500年以上も前の古代へタイムスリップ。
ギリシャ古代遺跡・アクロポリスへ。
     
     
     
      

 

 

 

 

 

 

教科書にも載っていたあの、「パルテノン神殿」紀元前432年完成。これはアテネの象徴ですね。

     
      

 

 

 

 

 

想像を絶する大きさです。


     


         

 

 

 

 

 

 

 

古代遺跡と一緒に ものすごく日差しが強いです。
 

「アクロポリス」はギリシャ語で「高い丘の上にある町」を意味するようです。アクロポリス遺跡からアテネの町を一望できます。町の中に遺跡が埋もれているように見えます。
           
     

     

 

 

 

 

 

 

 



   
     
            
      

 

 

 

 

 

 

 

びっくり。こんな所に陸ガメがいたので追ってみました。意外に早いです



 アテネの市街に戻って。 
    
      
  

 

 

 

 

 

 

 

 

     
 

 

 

 

 

 

 

このブログでも前に一度紹介しましたが、ギリシャにはノラ犬、猫ちゃんたちがいます。
日本では到底考えられないことなので結構衝撃的でした。詳しくは書きませんが、後で知った情報によると、行政が管理しているようで予防接種等の処置をして街に放しているそうです。

何かあったらどうするの?と いう考えもあると思いますが…、ここはギリシャですから。ギリシャの人はノラ犬がいても全然気に留めて いないようです。この犬や猫ちゃんたちもびっくりするほど穏やかで人には寄ってきません(あくまでも私の 経験上の話しですが)

私はこんなおおらかな(おおざっぱ?)ギリシャがとても好きになりました。


    

 

 

 

 

 

 

 

 

たくさんの人で賑わうモナスティラキ広場。いろんなお店やTavern(タベルナ。ギリシャ語ではレストランというよりはもっとカジュアルで、伝統的なギリシャの食事を出す「食堂」のことを意味するそうです。)が軒を連ねています。
写真、丘の上に小っちゃく見えるのがパルテノン神殿です。ここからも見えます。


 
ギリシャの人は食をとても楽しむ、食べることを大切に思っている国なんだそう。
タベルナやカフェには必ずと言っていいほど外にも席があります。彼らはそこに集まり、飲んで食べておしゃべりして、時には歌って踊って、たっぷりと時間をかけて食事をとります。
 
私も、アメリカやカナダでギリシャ料理の味を知って以来大好きになり、本場ギリシャで食べるのをとても楽しみにしていました!
 
  

      

 

 

 

 

 

 

私たちも勿論、毎回食事は外の席でいただきました。
ケバブやスブラキ。炭火で焼かれた肉魚料理です。何ともいえないハーブとお肉の香ばしいいい匂いがします。
「ザジギ」(生のヨーグルトとキュウリやガーリックなどを合わせたもので、さっぱりとした塩味テイスト)というギリシャ伝統のソースを付けて食べます。 
  
  

 

 

 

 

 

 

これは「ギロピタ」というギリシャ料理の定番です。肉、ザジギ、フライドポテト、トマトやオニオンなどをピタパンで巻いたお手軽な食べ物です。

私はこれが大好きです。美味しいですよ

 
旅先の国で食べものが口に合わなかったら旅の楽しさも半減してしまうでしょうね…。でも私は大丈夫
ギリシャ滞在中は日本食を恋しく思ったことがないくらい、あと何回このギロピタやスブラキ、グリークサラダを食べられるか?!、とカウントしちゃうくらいハマりました。
 


写真でもお判りの通り、ここまでの長い間、毎日晴天に恵まれました。今考えても本当にラッキーでした。(ヴェネチアで風邪引いちゃったけどね)

さて、2泊3日のアテネ滞在も終わってしまい…、次はとても楽しみにしていた最後の地、エーゲ海の島、「サントリーニ島」に行きます!

                                         
                                         

 

 

 

 

 

 

猫がうらやましい…♪


イタリア旅行 ミラノ

2011-10-01 15:37:02 | ヨーロッパ方面



私のイタリア旅行、イタリアではここが最終目的地。
ここは、イタリア第2の都市であり、言わずと知れたパリと並ぶファッションの発祥地、「ミラノ」!
ローマからスタートしたイタリア旅行もついにここまで来てしまいました。

ミラノはまたイタリアのどの都市とも異なり、とても近代的であり、且つ数々の歴史の宝庫。
超有名イタリアブランドの老舗も軒を連ねる。ミラノっ子はとてもオシャレだし。目を楽しませてくれます。

最初にミラノの地を踏んだ、ミラノ中央駅(since 1931)。美しい!




ミラノ滞在も2泊3日の日程。それぞれ別々のホテルに宿泊しました。
ホテルはヴェネツィアにいるときに、インターネットカフェに行ってネット予約しておいたんですが…。ホテルに到着…
どうやら宿泊料金を別の日、オフ・シーズンの料金と勘違いして(!)予約してしまったようで、「高級ホテルに安く泊まれる~!」と喜んで来たのが、チェックインの際、明細を見てびっくり しかし今更仕方がない…
       
ミラノの中央駅傍、ホテル「Doria Grand Hotel」. 一応、4つ星ホテルらしい。
 

  
 イタリアの朝食は意外に質素。パンとコーヒー、卵が付くのは割と高いホテルかな(?)
  

   

ミラノに来る前、ヴェネツィアで風邪を引いてしまって…何とか薬を飲んで頑張っていましたが、遂に熱が出てしまいました
ミラノに着いたその日、午後から一晩中ずっとこの4つ星ホテルの部屋で寝込んでいました




 
 

 

 

 

 

 

 

ドゥオモ(Duomo)!イタリア最大のゴシック建築で、完成までに500年以上費やされたそうです(1813年完成)。空が青い!

  
ドゥオモへ続く通りはファッションストリート。人がたくさんいて混んでいました。オシャレな人がたくさんいましたよ。


サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会。ここの食堂の壁面にレオナルド・ダヴィンチの「最後の晩餐」が描かれていることで有名です。

      
   

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スフォルツェスコ城。14世紀頃からの建物らしいです…。



一時はどうなるかと思ったけど、幸いにも何とか一晩で熱が下がり回復。ふぅ…辛かった。体調を壊していたせいでここミラノでは食いしん坊の私もほとんど食欲がなかった…

ミラノの次は、フランスに飛ぼうか、ギリシャに飛ぼうか…散々迷った挙句、やっぱりエーゲ海を見たいし!で、急遽、またここミラノのインターネットカフェで、翌日の(!)ギリシャ行の飛行機が取れたので…アテネに向かいます!

ここでイタリアとも一旦お別れです!イタリアは素晴らしい国でした!
グラッツェ!


イタリア旅行 ヴェネツィア

2011-09-30 20:49:21 | ヨーロッパ方面



イタリア旅行、フィレンツェの次に訪れたのは水の都、「ヴェネツィア」(Venezia).

日本を経ってからここまで、既に1週間以上たちましたが、各地2泊3日ペースで、ローマ~シエナ~フィレンツェ~ヴェネツィア、ここまで何とか順調に北上して来ました。

 列車の中でひとつ面白かったことがあるんですが、いわゆる乗車券拝見で車掌さんがやってきた時のことです。
切符を提示した際、金額が20ユーロ程足りない(はっきりした金額は忘れましたが)的なことをイタリア語で言われてしまいました。
 実は購入した段階で、もしかしたら足りないかも?と、うすうす察してはいましたが、なんせチケットの購入方法が分かりづらくて正直、適当に勘で買ったので…ダメなら車内で清算とか出来るだろうし、と思っていました。
 『やっぱり?』と内心思いつつ、足りない分を清算してもらおうとしたら、50ユーロ紙幣しか細かいのがなくて、しかし、向こうはおつりがないらしく、「細かいお金はないのか?」というようなことを言われたのですが、『あったら出すし…』と思いつつ、「ないです」と答える。
 若い車掌さんは困っている様子で…。結果、「じゃあいい」と言って見逃してくれました。Sorry~but thanks!(笑) 日本の新幹線でもこういうケースってあり得るのかしら?恐らくないだろうなぁ(笑)

まぁ、そんなちょっとしたハプニングもあり、無事ヴェネツィアの玄関口「サンタルチーア駅」に到着!
ヴェネツィアに上陸した瞬間に見たあの景色、あの感動と興奮は忘れられません!

(既に別の日の日記にも、大きな写真をたくさん載せていますのでちょいここでは控えめに…)

    
     

 

 

 

 

 

 

サンタルチーア駅周辺

 


 



  

  


とても楽しみにしていたゴンドラ。なのにDanが「別に水上バスでいいじゃん、安いよ」と言い始めました え?何言ってんの?ヴェネツィアと言えばゴンドラでしょ?!ヴェネツィアに来たのにアレに乗らなかったら意味ないじゃん
私「Don't be a cheap ass.」(汚い表現でスミマセン、訳:ケチんないでよー!)D「okay,okay」(訳:わかったよ~もぉ~)と言いながら(笑)、彼はゴンドラの船頭さんに値段交渉へ。ゴンドラのお値段、相場はあるようですが、あくまでも交渉制らしいですよ。値切るとちょっと安くなります。その辺は流石アメリカ人抜け目ないです。


  



  

 

      

 

 

 

 

 

 

タイミングよく日が沈む頃に乗ると景色がよりロマンティック色…

楽しかったなぁ~。ゴンドラに乗ってすごくよかったです。ケチって水上バスに乗ろうと言った彼も、乗ってよかった~I'm very sorry~なんてすっかりご満悦でした。せっかくヴェネツィアに来たんですからゴンドラには乗るべきだと思います。

前にテレビで見たことがあるんですが、ゴンドラ漕ぎ=ゴンドリエーレ。
ゴンドリエーレになるにはたくさんの修行を積んで営業ライセンスを取得。営業ライセンスには数に限りもあり、すぐに営業出来る訳ではなく空き待ち状態。ゴンドラ自体のお値段も数百万円。営業ライセンス取得にも100万単位のお金がかかるとかで、資金面でも大変。ここヴェネツィアではゴンドリエーレは若者にも人気ある職業で、女性にも最もモテる職業とあって憧れの職業のようです。


ヴェネツィアでは1泊ずつ別のホテルに宿泊しました。中世の貴族の館風でしょうか、エコノミークラスのホテルでしたが、インテリアもなかなか素敵でした。そしてここにもやっぱり謎のビデが…
 




     
長い旅をするとハプニングもつきものですね…。実は、せっかくこの美しいヴェネツィアへ来て風邪を引いてしまいました。

日中はとても暖かく夕方になると少し肌寒い、水辺だし…。普段から滅多に引かない風邪、3年くらいは引いていなかったのに、何で今ここでぇ?次の日の朝から喉が痛くて熱っぽくて…散々でした。風邪なんて引かないので、風邪の常備薬すら持って来ていなかった イタリア語の処方が書かれている怪しげな薬を買ってきてもらって…何とか熱が出ないように…しばらく一人部屋で休みました。 

風邪でダウンして寝込むにはあまりにももったいなさすぎます。気合で堪えてなんとかヴェネツィア観光を続けました。

   
 
気分が優れなかったんでしょうね…、ヴェネツィアで食事をした時の写真を撮っていない!行ったレストランはこんなに素敵だったのに…
 

  



      


 

 

 

 

 

かくして…夢のような街、水の都「ヴェネツィア」での滞在もこれでおしまい。
また列車に乗り込み、次は、ファッションの街「ミラノ」へ向かいます。

チャオ (私が覚えた唯一のイタリア語)    


イタリア旅行 フィレンツェ

2011-09-26 20:11:40 | ヨーロッパ方面

 

 

さて、また列車に乗り、次に向かったのはトスカーナ州の州都「フィレンツェ」。

フィレンツェはルネサンスの華を大いに咲かせた"花の都"と言われていて、またローマやシエナとも違った華やかさと賑わいを持つ街。

フィレンツェのシンボルとも言われるドウオーモ(Duomo)を始めとするたくさんの歴史的建築物や、世界最大のルネッサンス美術の宝庫と呼ばれるウフィッツィ美術館などその他たくさんの芸術を堪能できます。

まず向かったのは、フィレンツェ観光の拠点、街の象徴、「サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂」(1296年-140年かけて建築された)

 

 

 

 

 

 

 

大聖堂の正面。

 

巨大な、クーポラ。美しいとしか言いようがない…。

クーポラの内側に描かれているのは「最後の審判」。何というか…ほんとに美しい…。

 

 

ポンテ・ヴェッキオ(Ponte Vecchio)は、フィレンツェを流れるアルノ川に架かるフィレンツェ最古の橋。屋根付きがめずらしい。洪水によって流された後の現在の橋は1345年に再建されたもの。

 

 

 

 

 広場にいたイタリアの警察官。制服がユニークで、なかなかカッコいい。思わず盗み撮りをしてしまった

 

 

今回宿泊したホテル、「Hotel Ungherese」。フィレンツェの中心部から少し離れているのが難点だったけど、専用のガーデンがあったりしてすてきなホテルでした。ある日の夕食を、買い出ししてテラスで食べたりしました。

 

  

 

Duomo周辺のレストランで夕食。イタリアの食事は、まず、ちょっとした前菜があって、次にパスタを食べて、メインに肉や魚を食べるコースが多い。これがなかなかの量なのです。イタリアの人はたくさん食べて飲んでおしゃべりして、食事を楽しんでいるように見えました。

あ、勿論、コーラーには氷がありませんでした

 

 

こちらもDuomo周辺のレストランで食べたランチ。美味しかった♪

前回のブログでも書きましたが、もちろん、サラダにはドレッシングはないので、ソルト&ペッパー&オリーブオイルで。

 やっぱり何と言っても、ワインが安かった毎食のようにワインを軽くいただきました

 

 何かのデモに出くわしちゃいました。

 

さて…、フィレンツェの滞在も終わってしまい、旅も中盤に。次はさらに北上して、ベネチアへ向かいます。

チャオ

 


イタリア旅行 シエナ

2011-09-22 20:49:05 | ヨーロッパ方面

 

 

気まぐれイタリア旅行、ローマの次に訪れたのはトスカーナ州にあるシエナ(Siena)。

"気まぐれ"と書いたのは、日本から出国する際、だいたいは行きたい都市を決めていたけれど、実際には、初日に泊まったローマのホテル以外、他の都市で泊まるホテルや、他の国に移動する飛行機も何も予約しておらず、場当たり的にイタリアを北上するといった旅だからです。

ローマ・テルミニ駅で、どうにかこうにか切符売り場の人とやりとりして(英語はほとんど通じないし、こちらはイタリア語が全く話せないし…)シエナ行の切符を購入。

列車の中では隣に座った、バックパックでイタリアを周っている南アフリカの女性と話が弾んで楽しかったぁ。素敵な女性だったなぁ…。彼女と共通した話題は、大きい声ではあまり言えない話ですが、イタリアの駅の人やホテルの人が自分たち旅行者に対してそれほど親切ではない、ということでした。こちらがイタリア語を話せないから面倒なのか結構冷たくあしらわれます。お互い、駅で切符を買うときも大変だった、ということで盛り上がり…。まぁ、親切なイタリア人もたくさんいますからねいつも思うんですが、もし外国人旅行者が何か困っている素振りをしていたら助けてあげたいな、と。でも思うだけで、なかなかこちらから声をかける勇気はありませんが。

さて、列車とバスを乗り継いでシエナへ到着。ちなみにシエナに滞在した理由は、イタリアを旅したことがある職場のTさんが絶対シエナは見といた方がいいよ、とおススメしてくれたから。シエナに行って見て体験して、本当に良かったです(Tさんありがとねッ!)。

シエナ駅で待つこと数十分、今回お世話になる宿のオーナーさんが自家用車で迎えに来てくれました。シエナでの宿はローマにいるときネットで探して電話をしてみたら、オーナーの奥様がアメリカ人で、その方がホテルまで案内してくれるとのことだったので決めました。

シエナの歴史はとても古く、中世の皇帝派の都市として栄え、13~14世紀の最盛期に建てられた建物が数多く残されているゴシック建築の都。1995年世界遺産に登録。

シエナの町の中心「カンポ広場」。赤茶色のシエナカラーがとてもとても美しいです。中世にタイムスリップしてしまったかのようです。絵葉書のようじゃないですか?!(ってすみません、自画自賛ぽい

カンポ広場のカフェ。オープン席で広場を眺めながらカプチーノタイム。まさに夢のような至福の時。

 

今回宿泊した宿。ペンションのようなタイプでした。こじんまりとしたシンプルなお部屋。清掃が行き届いていてきれいでした。

やっぱりここにも謎のトイレ(ビデ)が…。

部屋からの眺め。本当に、ほんとうに美しかった!ここはどこ?私はだれ?中世の時代にタイムスリップ。お向かいの家の窓が開いています。ここで住む人たちの生活はどんなだろうか、とても気になります。

 

なんでもない路地が本当にすてきです。

 

 

 

カンポ広場に戻りランチタイム。シエナにはマクドナルドなどの外資系外食産業は入ってきていません。お手軽ファーストフードはやっぱり"ピィツア"。出来立てアツアツ、シンプルで安くてめちゃくちゃ美味しいです。ひとつ驚いたことがあります。私はコーラーを注文しましたがここでも勿論、その他の場所でも飲み物には「氷」が入っていません!氷が好きでキンキンに冷えたジュースが好きな私にとってはあきらめの胸中です。実は1度だけ他の場所で飲み物を頼んだ際に、氷はないんですか?と聞いてみたんです、そうしたら返ってきた答えは、「It's cold」・・・「Oh..ok...」と私。(ああそうですかぁ…心の中のつぶやき)もう諦めました。ちなみに若干ぬるいです。

あるレストランで…、中国人らしき観光客グループがいて、やれ氷を持ってきて、ドレッシングはないのか(前回書きましたが、ドレッシングはないんです。サラダは塩・胡椒・オリーブオイルをかけて食べます)、などとあれこれ持ってくるよう頼んでいましたが…さすがにそういう勇気は私にはなかったですというか、「郷に入れば郷に従え」ですね(これも私の旅のモットーのひとつ)。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そういえば、シエナは勿論ローマでもスターバックスはなかったようです。後になってミラノに行って初めて見かけましたが。『スターバックス?冗談じゃない』なんて地元の人に言われそうですね(苦笑)こういう小さな個人経営のカフェ&バーみたいなところで、地元の人らしき人たちがカウンター越しに立ってマスターとおしゃべりをしながらコーヒーを飲んだりお酒を飲んだりしていて楽しそうにしています、テーブル席もあるので食事もできます。

 

そしてデザートはやっぱりジェラート!イタリア滞在中は毎日のように食べたジェラート。美味しさがちがいます。種類が豊富です、テンション上がります

 

さて、かくして二日間のシエナの旅も終わってしまいました。日本を出て、大嫌いな飛行機に14,5時間も揺られて乗ってイタリアにこなかったら、こんなに美しく素敵な中世の佇まいが残るシエナを見て感じることができなかった…やっぱり旅って本当にすてき、本当に大好き。

次には「フィレンツェ」へGO!

  


イタリア旅行 ローマ

2011-09-19 17:00:44 | ヨーロッパ方面

 

 

好きなテレビ番組のひとつ、『欧州鉄道の旅』で南イタリアをやっていて、それを見てイタリア旅行がとても懐かしく思えてきたので、やっぱりブログにしておこう!と思い立ちました。今この時間知人のNさんがイタリアにいるんだけど、どうしてるかな~イタリアエンジョイしてるだろうな~

さて初めてのイタリア旅行。成田からはアエロフロート・ロシア航空にてモスクワ経由でローマへ。初めて乗るロシアの航空会社アエロフロート…職場で周りの人に聞いても誰も乗ったことがないと言うし、おまけに無類の飛行機嫌いの私に、ロシアの航空会社ってやばくない?などと面白おかしく言う 

そんなアエロフロート・ロシア航空、渡航前はかなりナーバスになっていましたが、結果的には悪い印象は全くなかったです。ふぅー。というかむしろ良かったです。日本路線のサービス向上に力を入れているという話しを記事で読みましたが、私が乗った機体はきれいだったし、食事も結構美味しかった。3度の食事しっかりいただきました。やはりいまいち人気がないのか、機内は空いていて空席も結構あり、トイレなども混まないのでいつだってすんなり利用でき快適。ロシアからローマへ乗り継ぐとき、乗り継ぎ時間がとても短かったこともあり心配していたけど、ロシア空港では日本人のアエロフロートの社員らしき人がきっちり誘導してくれたので非常に助かりました(空港内走りました!)。気のせいかもしれないけど離着陸時がものすごくスムーズで機体が安定していて揺れを感じなかった。パイロットが訓練を積んだ軍出身者だから?などなどいいことばっかりでした。ある利用者の方のコメントで、預けた荷物がなくなって困ったとか読みましたが…、この点に関しては、私は基本荷物は預けないので問題はないです。というのは、スーツケースを持っていきません。国内・外の旅行時はいつでも愛用のアニエスbのナイロンバックひとつで身軽にどこにでも行きます。このバックは機内に持ち込み出来るサイズなので、チェックアウトの際には荷物が出てくるのを待たなくていいので入国審査が終わったらすぐさま空港から出られるので時間が短縮できるし、とにかく荷物が無くなる心配がなくていいです。着替えは少なく=荷物少なく、これが私の旅のモットーです(笑)

そんなアエロフロート機内の乗客を見渡すと、日本人はとても少なく…ほとんどはロシアの人だろうか?といった様子でした。機内では騒ぐ人ももちろんいないし、おしゃべりも少ないしすごく静かでした。ところが、着陸したその時にそんな静かな乗客達の間から、無言で拍手が沸き起こったのでちょっとびっくりしました(国民性なんでしょうか?)。飛行距離が長かったからね…私もやっぱり拍手しました(笑)

@モスクワ空港 アエロフロート航空カウンター

 

出される食事はしっかりいただきます

 

前置きが長くなってしまいましたかくして初めてのイタリア、ローマに到着。

ローマで宿泊したホテル「Hotel Andreotti」、予め日本からネットで予約をしておきました。ローマ空港から列車に乗り、ローマの中央駅"テルミニ駅"へ。駅からは徒歩10分程度で到着。周辺にはレストランもあり、朝市なども開催していたりしていて、立地的には良かったです。

 

建物自体は古いですが(ローマのほとんどの建物は古いですからね)、清潔感があり可愛らしいお部屋。値段を考えると十分なお部屋です。ホテルのスタッフは英語が話せました。

 

トイレも清潔できれいでした。ブログでも紹介した(タイトル:イタリアのトイレ事情)物珍しいトイレ。バスタブはありません、シャワーだけです。この後他のホテルにも宿泊しましたが、イタリアはだいたいシャワーのみだけのところが多いです。一流ホテルは別ですが。シャワーの出があまりよろしくないのが難点…

 

イタリアのホテルの朝食はどこでも意外に質素なものでした。パン、ハム、ヨーグルト。そしてもちろんカプチーノは必須。ハムがとても美味しかったです

 

さて、いよいよローマ観光です。

言わずと知れた「トレヴィの泉」

 

路地を抜けると、「ヴィットリオ・エマヌエーレ2世記念堂」ローマのランドマークと言える建物。途轍もなく巨大な建物です。最上階からの眺めは絶景でローマを一望できて素晴らしいです、必見。

 

映画『グラディエーター』で見たあの「コロッセオ」!

 

こちらもご存知でしょう。「サンタ・マリア・イン・コスメディン教会-"真実の口"」 この場所を見つけるのが意外と大変でした。通りからは見えにくいです。しかし近づくと、人がいっぱい並んでいます。何故かはお判りでしょう、口の中に手を入れて食べられてしまうかどうか試してみる為です。食べられてしまったらあなたは「うそつき」です

「パンテオン」紀元前27年建築、80年に焼失し、118年に再建された建物。すごいとしか言いようがないです・・・。

 

 

そしてそして、ヴァチカン市国へ。まずはヴァチカン美術館。総面積4万2000m(2)、展示コースの総延長が7Kmにも及ぶそうです。

1506年(!)にコロッセオ近くで発掘された『ラオコーン』 - 本当にただただ"すごい"。。。

『キリストの変容』(作:ラファエロ)

 

残念ながら余りの長蛇の列で、「サン・ピエトロ大聖堂」の入場は諦めました。。。残念。

 

 

ヴァチカン周辺。

お腹が空いたので周辺で簡単にランチ。そういえば、イタリアのレストランで驚いたことがあります。それはサラダにはドレッシングがかかっていません(!)。必ず、ソルト&ペッパー&オリーブオイルの瓶が運ばれてきます。そうです、シーザードレッシングとか、イタリアンドレッシングとか…、そんなのはないんです。まぁあるにはあるんでしょうが(?)、今回のイタリア旅行中、どのレストランへ行っても、そういったドレッシングは一切出てきませんでした。シンプルに、塩・コショウ、オリーブオイル。

 

ホテル周辺のリストランテにてディナー。

ここでもやっぱりサラダにはドレッシングはありませんでした。ソルト&ペッパー、オリーブオイルを振って。

 

ローマには2泊3日滞在。これから1都市2泊3日ペースで北イタリアへの旅が始まります!合計5都市周りました。ホテルはどこもまだ予約していません、行き当たりばったりです!さてどうなることやら???

次回はトスカーナ地方Sienaへ。 


イタリアのトイレ事情

2011-08-26 03:31:21 | ヨーロッパ方面

突然ですが、今日はトイレの話(苦笑)

日本って、トイレがきれいですよね。外国に行くと、本当にそのことを思い出して感謝の気持ちになります。そしてなんだか誇らしい気持ちになります。
駅でも公園でも、たいがいの公衆トイレではトイレットペーパーが設置されていますし、誰かがきれいに掃除をしてくれていて、ありがたいことです。

前置きはさておき、私が初めてイタリア・ローマに降り立った日、衝撃を受けたトイレのことです。

まずホテルの部屋について、トイレチェック。そこで目に飛び込んできたのは、今まで見たことがない、何やら2つ、トイレらしいものが並んでいる光景…

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え????なに、これ??? どっち使うの???

初めてイタリアに行くときに周りの人がいろんなアドバイスをくれましたが、誰一人トイレのことは言っていなかったけど、なんだろこれ??と。
後になって日本に戻ってきて、イタリアのトイレについていろいろ調べまくったんですが(苦笑)、ふたのついていない方は、ビデだそうです。お湯が出ます。お湯をためて下の方を洗うみたいです。

写真のトイレはホテルのトイレなのでいいですが、公衆トイレ、一般大衆的なレストランやバーなんかに行くと、もっと不思議なことに、トイレの便座がないんです。当然、蓋もないです。
もう謎だらけのまま、結局のところ、中腰で用を足していましたが、時には時間がかかるときありますよね(すいません)、もう中腰では無理ですから(足がつります!)、仕方がないので、トイレットペーパーを敷いて、ガッツリ座ってしちゃっていました(+_+) でも手前の方にちょっとしか座れないですよね、想像できますか(苦笑) 便座のないトイレって、本当に座り心地悪いんです。
どうやら、イタリアの人は、便器を挟んで立った状態でするとか、あるいは便器の上にのっかて、便器の上でしゃがんでする格好で用を足すそうです。どうりでいつも便器の周りが汚いわけ(大汗)


イタリアでは基本的に便座は個人の所有物のようです。だから、引っ越しの時は便座を持って引っ越すらしいです。もしかしたらMy便器を外出先にも持ってお出かけ??便座は壊れやすいとか壊されるとかの理由から、もともとは付いていないことが多いそうです。残念ながらイタリア人の知り合いがいませんので、直接聞いたわけでないので間違ってたらごめんなさい。

ちなみにビデの方ですが、昔々、人々がシャワーを日常的に浴びる前、ビデにお湯をためて下の方を洗い体を清潔にしていたとかで、その習慣で今もビデは残っていますが、さすがに現在では、シャワーを浴びますから、このビデは使われないことも多く、その分いろんな用途で活用しているというはなし。
例えば、水をためてワインなんかの飲み物を冷やしたり(スイカとか??)、ちょっとした物を洗濯したり、個々思い思いに活用しているそう。
ちょっと……、気分的にあまりビデで冷やしたスイカは食べたくない気もしますが(^_^;) 

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ちゃんと、ビデの後にはおしり拭き用(?)専用の小さいタオルがかかってます。

もう一つ念のため、イタリアの公衆トイレでは、トイレの前におばさんなどが座っていてトイレ番をしています。そういう場合、お金(小銭ですが)を払わなければ利用できません。
どういうわけか、そういうトイレは逆に汚かったりすます。(有料だからと言って決してきれいではないです)

そしてイタリア、ローマなんかに行くと、たくさん街を歩いて見て周るかと思いますが、日本のように、公衆トイレや、どこかコンビニやファーストフードで手軽にトイレを借りちゃうとか、できませんので、要注意です。カフェとか見かけたら、ちょっとトイレを利用したいがために立ち寄ってお茶をする羽目に。ファーストフード店などもあまりありません、コンビニなんてまず見かけないです。
立ち寄った場所にトイレがあればラッキー、必ず絞り出しておいた方が無難です(苦笑)

もしあなたの周りの誰かが初めてイタリアに行くような人がいましたら、イタリアのトイレ事情を念のため、お話してあげてはいかがでしょうか(^_^)





エーゲ海サントリーニ島に暮らす犬やねこちゃんたち

2011-08-24 01:25:17 | ヨーロッパ方面

今日は、なんかふと、エーゲ海の島"サントリーニ島"の動物たちを思い出したので。。。

ギリシャはアテネと、サントリーニ島に行きましたが、自由にぶらぶらしているネコや犬(それも大型犬)と何度も出逢います。ふつうに街中にどこでもいます(犬が苦手な人はちょっと怖いかも)

彼らは誰かに飼われているわけではありません、野良ちゃんらしいんですが、とてものんびりしていてこちらが知らん顔していれば向こうも知らん顔で、おとなしいし、人間の邪魔なんてしません。住人たちも全然気にしていない様子。お互いに放置Play。

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こんなポジションに・・・・!?! エーゲ海をひとりじめ、って感じでしょうか。おとなしくの~んびりくつろいでいます。
この後、私が近寄って隣に行き一緒に写真を撮らせてもらったんですが、この優雅なわんちゃんはカメラ目線で写真を撮らせてくれました(^_^) 



ちょっと逃げられちゃいましたが、青い空とねこちゃん。
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原っぱにはなんとカメが。
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レストランの椅子をふつうに占領するねこちゃん。
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わたしも、ねこになってサントリーニ島に住みたい。。。


日本でも、私が子供だった頃にはまだ野良犬をときどき見かけたりしましたよ、でも今はほとんど見ませんね。
かわいそうなことに、もしいたとしても、保健所に連れて行かれちゃいます…。日本のような先進国では、野良犬を放置しておくことはまずあり得ないことでしょう。

 アテネって保健所ないの?と少し疑問だったんですが、ある日、大好きな番組、NHK「世界ふれあい街歩き・アテネ編」を見ていたところ、現地の人が話しているのを見たんですが、かれらが何かしない限りは誰も保健所に通報したりしないそう。
 実は野良犬や猫たちは保健所で一旦保護し、予防注射を打った上で、街に戻しているとのこと、市が管理しているそうです。へー、そうなんだぁー。

 その番組の中で、ある子供用品を売っているショップのドアの真ん前のマットの上に、ドッデーンとおおきなわんちゃんが寝ていました。
 その時、お店に入ろうとしているベビーカーを引いたお母さんがやってきて、、、その犬を見てはて、これじゃベビーカーを引いて入れません、どうしたらいいのか?ほほ笑みを浮かべて困っていました。そのわんちゃんが大きくて、入口からショップの中に容易に入ることができないんです。
 『どうするのかな??』と思いながら見ていたんですが、そのお母さん、まずひとりだけ、ベビーカーと赤ちゃんを入口においてなかに入って、そして店員さんを呼んでふたりで外に出てきました。
 そしてふたりで、ベビーカーを持ち上げて、その犬をよけながらおこさないようにして中に入ったんです。とても微笑ましい光景でした。犬や猫も、人間も、お互いに尊重し合っているような印象を受けました。

日本ではあり得ないでしょうね。ギリシャ人の国民性からうかがえる(おおらか)ギリシャならではの光景だとおもいます。
賛否あるとは思いますが、私はそんなのんびりしたギリシャがとても好きになりました。


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