週末、久しぶりに…というか、最後に行ったのもいつだったか覚えていないんですが、下北沢にお芝居を観に行ってきました。
ずーっと考えて考えて、ひょっとして最後に下北に行ったのは…Yさんと行った「サニーデーサービス」のライブ以来では??と。だとしたら恐ろしく前だ… 相変わらず、というか想像以上に若者や家族ずれですごい人人人…
ところで、サニーデーと言えば、最近、曽我部さんのCMソングをよく耳にしますが『いっぱい食べる君が好き~♪♪』ってやつ、あれいいですね
さて、何を観に行ったかというと、B.LET'Sさんの『中ノ嶋ライト』というお芝居です。
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ストーリー
白熱電球がトーマス・エジソンによって発明・改良されたのは120年前のこと。 以来日本を灯し続けた‘昔ながらの電球’の製造中止が2008年決定される。
そんな中最後まで白熱電球を作り続けた工場があった。日本初の電球工場「中ノ嶋ライト」先の見えない日々を工員たちは細々と堅実に過ごしていたのだが―― これは日本で最初のそして最後の小さな白熱電球工場の物語です。
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滝本さん(作・演出)のお芝居を観たのはこれが初めてだったので、どんなんだろうとわくわくしながら観に行きましたが、期待を裏切らない、期待以上の、いや、遥かにもっともっと素晴らしい作品で、もう感激しっぱなしでした
「白熱電球」「エジソンの発明」?なにやら難しいのかな?と思っていましたが、全然違っていました。白熱電球を作る中ノ嶋ライトという工場で働く工員さんたちの日常のドラマで、人間味溢れる、ちょっと切なくて、でも楽しくてあたたかいお話。
キャストさんたちもみな素晴らしい演技で、だれが一番印象的だったろう?って考えても一人を選ぶことができない、みんなよかったです。美術もとてもすてきでしたね…
観終わった後は不思議な爽快感が残りました。本当に好きになった作品でした。滝本さんの次の作品も期待してしまいます。
B.LET'S今後の活動にも目が離せません。
秋のお芝居鑑賞…すてきな一日になりました。