「手術しないで蓄膿症を直したい」のサイトによると,漢方医で診察を受けると,決して安いとはいえない漢方薬が「保険適用」になるそうだ.このことは医者自身が宣伝するわけにはいかないそうで,せいぜい患者側で広めましょう.
◆葛根湯加辛夷川〓(※くさかんむりに弓)(かっこんとうかしんいせんきゅう)
葛根湯に辛夷(しんい)と川〓(※くさかんむりに弓)(せんきゅう)を加えたもの。体力があって(実証という),頭痛,肩こり,とくに首すじにこりと痛みがあり,汗の出ない人の鼻炎,アレルギー性鼻炎,副鼻腔炎にすばらしい効きめを現す。
◆荊芥連絡翹湯(けいがいれんぎょうとう)
てのひらや足の裏に、汗をかきやすい副鼻腔炎の人に効果がある。
◆柴胡清肝湯(さいこせいかんとう)
皮膚の色が浅黒く、腹部を診察するとくすぐったがる人の副鼻腔炎に効く。鼻づまりに用いる漢方薬
◆大柴胡湯(だいさいことう)
朝起きたときに口の中が苦くねばつき、両方の肋骨弓下を押すと強い抵抗と痛みを訴える人で、便秘がちの人の副鼻腔炎によく効く。
◆柴胡桂枝湯(さいこけいしとう)
体力のない無力体質(虚証という)の人の副鼻腔炎に効く。上半身に汗をかきやすく,朝,口の中がねばつき,あまり食欲のない人によく,とくにアレルギー性鼻炎に効果がある。
◆柴胡桂枝乾姜湯(さいこけいしかんきょうとう)
体力のない無力体質(虚証という)の人の副鼻腔炎に効く。体力がさらに弱く,疲れやすく,首から上に汗をかきやすく,腹はフニャフニャで,へその上に動悸を感ずる人のアレルギー性鼻炎に効果がある。
◆小青竜湯(しょうせいりゅうとう)
実証と虚証の間の人で、ひどいくしゃみ、水のような鼻汁の出るアレルギー性鼻炎に効く。とくに首の後ろがこり、胃のあたりを軽くたたくと水がたまっているような音が、ポチャポチャする人によく合う。
◆麗沢通気湯(れいたくつうきとう)
実証と虚証の間の人で、首の後ろがこるばかりでなく、匂いをまったく感じない鼻炎の人によい。
◆辛夷清肺湯(しんいせいはいとう)
実証と虚証の間の人で、鼻たけに効くといわれる。
出典:『鼻の病気は必ず治る』1974年,マキノ出版
筆者は鎌田耳鼻咽喉科医院の鎌田慶市郎氏
葛根湯に辛夷(しんい)と川〓(※くさかんむりに弓)(せんきゅう)を加えたもの。体力があって(実証という),頭痛,肩こり,とくに首すじにこりと痛みがあり,汗の出ない人の鼻炎,アレルギー性鼻炎,副鼻腔炎にすばらしい効きめを現す。
◆荊芥連絡翹湯(けいがいれんぎょうとう)
てのひらや足の裏に、汗をかきやすい副鼻腔炎の人に効果がある。
◆柴胡清肝湯(さいこせいかんとう)
皮膚の色が浅黒く、腹部を診察するとくすぐったがる人の副鼻腔炎に効く。鼻づまりに用いる漢方薬
◆大柴胡湯(だいさいことう)
朝起きたときに口の中が苦くねばつき、両方の肋骨弓下を押すと強い抵抗と痛みを訴える人で、便秘がちの人の副鼻腔炎によく効く。
◆柴胡桂枝湯(さいこけいしとう)
体力のない無力体質(虚証という)の人の副鼻腔炎に効く。上半身に汗をかきやすく,朝,口の中がねばつき,あまり食欲のない人によく,とくにアレルギー性鼻炎に効果がある。
◆柴胡桂枝乾姜湯(さいこけいしかんきょうとう)
体力のない無力体質(虚証という)の人の副鼻腔炎に効く。体力がさらに弱く,疲れやすく,首から上に汗をかきやすく,腹はフニャフニャで,へその上に動悸を感ずる人のアレルギー性鼻炎に効果がある。
◆小青竜湯(しょうせいりゅうとう)
実証と虚証の間の人で、ひどいくしゃみ、水のような鼻汁の出るアレルギー性鼻炎に効く。とくに首の後ろがこり、胃のあたりを軽くたたくと水がたまっているような音が、ポチャポチャする人によく合う。
◆麗沢通気湯(れいたくつうきとう)
実証と虚証の間の人で、首の後ろがこるばかりでなく、匂いをまったく感じない鼻炎の人によい。
◆辛夷清肺湯(しんいせいはいとう)
実証と虚証の間の人で、鼻たけに効くといわれる。
出典:『鼻の病気は必ず治る』1974年,マキノ出版
筆者は鎌田耳鼻咽喉科医院の鎌田慶市郎氏