↑人の気配に気づき川の中へ逃げようとしている →泳ぐ泳ぐ
↑すぐに泳ぐのをやめて流れに身を任す →後に下がりながら浮き草の方へ
←草むらが動くのでようく見るとお食事中
今日の夕方、神崎川の川べりを散歩中、ビーバーに似た動物に出会いました。
えっ? ビーバー?
あわててデジカメにおさめたのですが、ピンボケでお許しを。
その上、デジタルズーム6倍なので画像が荒れています。
(光学3倍で撮るのは小さすぎて無理でした)
ごまかすためにまたまた画像を小さくしました。はい。
家に帰ってから画像を整理し、ネットで調べましたら、どうもヌートリアのようです。ビーバーとは尻尾の形が明らかに違います。
ヌートリアは主に南アメリカで生息する哺乳類で、1930年代頃に軍用の毛皮を取るために輸入飼育され、戦中戦後にかけて逃げたり、捨てられたりして日本で繁殖したようです。
体長は50センチほど。草食性で水辺に生息し、主に西日本各地で繁殖が確認されている。とありました。地域によっては外来生物として駆除対象になっているようです。
好きで日本にやってきたのではないのになぁ。
このヌートリアもいわば戦争の産物であり、犠牲動物であるかもしれない。
群生した水草の中でむしゃむしゃ草を食べている様子は、それは可愛いものでした。
(8/15 12:40pm キャプションを追加しました)
終戦60年、何か訴えたくって、あまもりさんの前に出てきたのかも。
もう完全に在来の動物と云った顔をして、生息してるようですね。
今、問題になっている「アライグマ」、三浦半島や湘南に沢山居て困っているようですが、それも将来こんな姿で見られるようになるのでしょうか。
今はペットとして入って来ていましたが、在来種のために早く規制して欲しいですね。
(じゃ、穴を掘ってあげようと言わんといてくださいね(笑))
新聞に載っていたんですか。私は昨日ネット検索で初めてしりました。
神崎川で出会ったヌートリアは1匹だけで、川岸でのんびり毛繕いをしていましたが、私が近づくとゆっくりと水の中に入り浮き草の中に姿を隠しました。その動作は緩慢で捕獲しやすい動物のような気がします。
昨日は雨上がりの夕方で涼しかったので、買い物がてらに散歩に行こうと思ったのも、普段は土手の上を歩くのに川沿いの遊歩道に降りたのも全て偶然の重なりですね。
でも、軍用の毛皮にされるために連れてこられたヌートリアが、明日はぼくら(男の子?)が、もう用はないと捨てられた日でもあるよと教えてくれたのでしょうか。
戦後60年、大繁殖することもなく細々と環境の違う日本で生き延びてきたヌートリアに同情の気持ちも引き起こされます。
中国で残された方々の思いとその厳しかった生活環境も、このヌートリアは引き出してくれたのかもしれません。
淀川にもヌートリアがいるかもしれませんが、淀川の川ふちは危険なので近づくことはできないのです。うっかり川ふちの草むらに踏み込むとズブズブと水の中に滑り込むからです。
弱肉強食の自然界の中で動植物はバランスを保って生きながらえてきたのに、そのバランスを崩してきたのは人間の身勝手さですよね。
かわいいですね。
ピンボケでなかったら、もっと可愛く見えたのに、残念無念。
このヌートリアもまさか自分の祖先が日本じゃないとは思ってないでしょうね。(人間とちゃうがな)
ネズミ系統が苦手な人にとっては見たくも動物かもしれません。(笑)
ビーバーににてるというと、大きさはモルモットぐらい?しっぽがネズミ風に細長いのかな?
もし、河原で出会ったら大きさにちょっとビックリしちゃうかも。
でも、かわいいね。
戦争の(軍用の)為に連れてこられた犠牲動物なんですね。
増えすぎたら問題かもしれないけど、繁殖数が限られているのならそっとしておいてやりたいですね。
モルモットは実際に見たことがないので大きさが分からへんけど、多分モルモットより大きいんとちゃいますやろか。
繁殖数は岡山が最も多いらしく、田んぼに穴をあけたり、農家の野菜を食べられたりする被害が増えて駆除に力を入れているみたいです。イギリスでは駆除しすぎて絶滅してしもたとか。
難しい問題ですよね。
私自身は、おとなしい性格やし、在来種を脅かす生物でもないし、繁殖しすぎない限り生かしておいてあげてほしいと思っています。
たぶん1匹2匹ではないと思いますよ。
釣り人を横目に、ワンドを泳いでます。