この歳になるまで北海道に降り立ったことなし、公私共用事が無かったし、それほど興味も無かった。
ウインドを始めてからは、完璧に興味無し。
しかし、トリエが行きたいというので重い腰を上げたのだ。美術館ばかり行かされるのではと少し心配。
8月23日(火)
新千歳空港で車を借り、「札幌芸術の森 野外美術館」へ。平たく言うと、箱根のあそこみたいなもん。
帆をイメージ。
走っている姿とのことだが、どう見ても競歩。
黄色いマッドネス。
これがいちばん気に入った。
石山緑地なる場所を覗いてから、小樽へ。一見凄い観光地。
生トウモロコシを食べてみる。
やっぱ青臭いな。
運河。
ひねくれ者なので、誰も行かない海へ。
こういう建物に惹かれる。
すごい数の修学旅行生とバス。
トリエによると、横浜ではあり得ないくらいスカートが長いらしい。
有名なソフトを食べてみる。
チーズ味で美味。
北一硝子。
いろいろ見たけれど、イマイチピンと来ない。色つきの硝子はあまり好きでないのだ。
硝子加工の体験も。
アーケード街。
この辺は中小地方都市お決まりの寂しい感じ。
小樽は、運河と硝子と魚介と裕次郎?の街というのが解った。
観光に力をいれているけれど、一歩裏に入ると全く雰囲気が変わってしまう、仕方ないか。
そして札幌すすきのへ。
リーズナブルにかにが食べられるという「えびかに合戦」へ。
ほとんどの人がかに食べ放題だが、あえてコースに。
飲み放題付きで五千円ちょっと、OK。
大通り公園をプラプラ。
すすきのに戻ってついにラーメン。
「にとりのけやき」へ。
かなり並んで味噌ラーメン。
熱々濃厚スープに黄色い縮れ麺、シャキシャキ野菜。ウマイ!星2つ半。
札幌は想像より大きな街だった、そして面白そう(夜が?)出張のオジサンとかヤバイのでは(笑)
8月24日(水)
やたら目につく「セイコマート」へ。
ワインに力を入れたコンビニ?
札幌郊外のモエレ沼公園へ。
モエレ山。
山頂から。
テトラマウンド。
イサム・ノグチの遊具。
有名な作品らしいが、遊具としての機能はイマイチ、これでOKなのか?
ガラスのピラミッド。
中はこんな感じ。
幸せタイム、札幌豊平区の「麺屋 彩未」へ。
すごい行列、ピーク時には50人。1時間で着席。
味噌らーめん。
熱々濃厚スープに黄色い縮れ麺、シャキシャキ野菜。ウマイ!(ここまでは昨日と同じ感想)
しかし、全てがワンランク上、星3つ。
最後まで熱々で、麺が伸びないのは本当に素晴らしい。
夕張まで足を伸ばし、石炭博物館へ。
町中、と言うか市役所前にも人影がなく、本当に有るのか心配になった。
なんと巨大アンモナイト(1mくらい)が。
真ん中の人はアクエリアスを持っている。
1988年の写真なのだ、バブルで浮かれている頃こういう世界もあったとは、と驚く。
坑道体験。本物の坑道を使用しているようで、涼しくてジメジメ。
オブジェだ。
いきなり機械がすごい音で回り出す。
スゲーびっくり、周りを見ると、オジサンが待機していてスイッチONしていた。
ヘルメットを借りさらに下へ。
おばけ屋敷なんかより、よっぽど怖い。1人で入るのはイヤ。
坑道から出ると、炭鉱生活館が。
良くできたジオラマ多数。
炭鉱は大変だけど、体が丈夫で真面目に働けばそれなりに幸せだったの図と理解。
幸福の黄色いハンカチ想いでひろばへ。
例のファミリア。
武田鉄矢は実は当時免許を持ってなくて、うまく誤魔化して撮影したのだ、とトリエに教えてやる。
黄色い付箋は、願い事を書いて張るのだ。結構今年の夏の日付も多かった。
ここにも立派なジオラマが。
そして…
この映画は、1970年頃のヒット曲「幸せの黄色いリボン」にインスパイアされて作ったのだ、とトリエに教えてやる。
そんなことは知っていると言うので、それはオレが昔教えたからだと言うと、しばらく揉める。
新千歳空港で、待望の「松尾ジンギスカン」
「松尾の」だと思っていた。
ウマイ!
さて、結局マイナーな場所ばかり回ったような気もするが、満足したのだ。
一番良かったのは夕張、特に「炭鉱博物館」、家族や彼女を誘ったらどういう結果になるかわからないが、ひねくれ者は大満足。
財政破綻するとはこういうことなのかと空気でわかるのが寂しいけれど、結構立派な施設だし、なんとか人を呼べないのだろうか。