matasaburo3の散歩日記

日本各地を旅しながら、日本の四季を撮ります。
又、世界各地の街を巡りながらの印象記やあれこれ。

晩秋の京都その2-法然院

2017-12-09 11:04:27 | 京都散歩




 京都

 銀閣寺を出て、南禅寺や永観堂のある
南方へ10分程歩くと法然院です。

周辺は住宅街ですが、何となく山中の趣
があります。


  (山門)

京都唯一の茅葺の山門(茅門)を入ると
両側に白い盛り砂があります。


  (白砂壇ーびゃくさだん)

水を表わす砂壇の間を通ることは、心身
を清めて浄域に入ることを意味している
そうです。


鎌倉時代の初め、浄土宗を創始した法然
は、弟子の安楽や住蓮とともに、草庵を
結んで念仏三昧の修行を行いました。

その時の草庵が、法然院の始まりとされ
ています。


  (経蔵)

1206年、後鳥羽上皇が熊野詣でに行
き、都を留守にした際、女官の松虫と鈴
虫が安楽と住蓮を慕って出家してしまい
ました。

激怒した後鳥羽上皇は、安楽と住蓮を死
罪、法然を流罪としました。(建永の法
難)

その後、草庵は久しく荒廃することとな
りました。

法然は四国土佐に遠流となりましたが、
恩赦により四国から摂津に戻り、
1211年には東山吉水に戻りました。

すでに病状が悪化しており、翌年入寂
しました。



江戸時代初期の1680年、知恩院第
38世萬無和尚が、法然上人ゆかりの
地に念仏道場を建立することを発願し
、法然院が建てられました。


  (多宝塔)

法然院の閑寂さは多くの文人や学者に
愛され、境内には谷崎潤一郎、九鬼周
造、河上肇、稲垣足穂などの墓があり
ます。

谷崎潤一郎の墓石には「寂」の文字が
刻まれています。

九鬼周造の墓の側面には、ゲーテ「旅
人の夜の歌」の一節が刻まれているそ
うです。

「見はるかす山々の頂 
 梢には風も動かす鳥も鳴かす
 まてしはしやかて汝も休らはん」


  (聞思得修信)

銀閣寺とは異なり、紅葉の時期でも、
人の姿はそれほど多くありません。


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2 コメント

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こんばんは (tempo1078)
2017-12-11 16:38:27
貴Blog、

詳細な記述と
美しい写真で~、

いつも
感心しながら拝見しています。

歴史の勉強にもなりますし。

恐らく、
相当な下調べと掲載の準備を
なさっているものと推察します。

京都は
こういう寺院が多いでしょうから
是非、回ってみたいものでございます。

有難うございました。
返信する
tempo1078さんへ (matasaburo3)
2017-12-12 10:50:23
こんにちは。
コメントありがとうございます。感謝です。
京都は好きなので、若いころからずいぶん行ってます。でも法然院は初めてです。他の方のブログ拝見していて、いつか行きたいと思っていました。
事前に知っていることは余りなく、帰って
きてから調べます。無知からの出発です。

matasaburo3
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