ニケの七七日にローマで。

６月は月初めからイタリアへシゴトで出かけていました。イタリアでの最初の滞在地はローマ。　長旅の疲れから早寝し、珍しく朝目覚める少し前に夢をみました。　ちょっと不思議な夢でした。　家でも事務所でもない、白い綺麗な部屋でニケが丸くなってすやすや寝ています。　すぐにニケを抱っこしたところ、腕のなかでふわっと消えてしまい、「ニケー、ニケー」と呼んだところでふと目が覚めました。　ちょっと考えてみたら、その日がちょうどニケの七七日でした。　ニケは良いコだったから、きっと今日天国にいったんだなと思いつつも暫く涙が止まりませんでした。　ニケが逝ってしまって２か月経ち、思い出すとまだ辛いながらも少しずつ気持ちも落ち着いてきたところです。　

アルバムはこの夢を見た日、一度行ってみたかったラルゴ・アルジェンティーナ、野良猫の聖地に行って撮ってきた写真です。　いろいろ問題もあると聞きますが、一生懸命頑張るボランティアさんに囲まれて幸せそうにノンビリ暮らす猫たちを見てとても幸せな気分になりました。　皆さんももしローマにおいでになる機会があったらぜひラルゴ・ディ・トッレ・アルジェンティーナの遺跡のなかにある猫たちのお家を訪れてみてくださいね。

CATS @ LARGO DI TORRE ARGENTINA



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イタリアのスーパーマーケットで。

以前にもこのブログで紹介させてもらったイタリアのスーパーにある野良猫協力箱（勝手に命名）。　久しぶりに同じスーパーを訪れたので、箱はまだ設置されているのか、あったら何か入っているかどうか考えながら、箱のある場所にいってみてビックリ！　溢れんばかりのカリカリを見てとっても嬉しくなりました。　イタリアでも野良猫問題は各地で起きていて、本当に困った事態なのですけれど、こういう風に気軽に協力する場が設けられているのはとても良いアイディアだと思います。　日本のスーパーでも取り入れてくれたら良いのになーとつくづく思いました。

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ローマのミンモちゃん

ローマの友人宅のミンモちゃんです。　生まれて２～３ヶ月のときに友人の息子が不要動物預かり所からもらってきたそうです。　イタリア全土にある施設なのかどうかわかりませんが、ローマでは飼えなくなってしまった動物を保護している施設があって、野外に網をはって、外飼いにはなってしまうようですが、一生涯、獣医管理の下で暮らせる施設があるそうです。　「日本の保健所ではある一定期間を過ぎると殺されちゃうところが多いんだけどイタリアではどうなの？」と友人に聞いたところ、「野外だからそう長い人生ではないけど、殺すことはありえない！」と言っていました。　日本と同じく、イタリアも動物を店頭で簡単に売り買いして、要らなくなったら捨てちゃうような後進国だと聞いていたので、ちょっとオドロキでした。　友人宅では同じような境遇だった仔犬も引き取って飼っていて、犬猫同士はとても仲が悪いのですが、両方ともとても穏やかな良い子に育っています。　イタリアも地方に行くとやせ細った野良猫、野良犬をたまに見かけますが、最近は地域での対策活動も進んできていて、ずいぶん少なくなってきたようです。　日本でももっと動物好き、嫌い関係なく、彼らの命の問題を真剣に考えてくれるヒトがもっともっと増えてくると良いですね。

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イタリア発！野良猫救済箱のアイディア

今回イタリア出張中にスーパーマーケットですごいものを発見しました。　レジでお金を払って出口へ向かう途中に大きなゴミ箱のようなモノがあり、その上にトラのような猫のような絵が書いてあります。　なんだろう？と思って近づくと、「置き去りにされた動物を助けてください。」と書いてあり、カンヅメかカリカリを寄付してくださいとのこと！　なかを覗いてみると、猫缶が３個入っていました。　翌日もスーパーに行ったので、覗くと、今度は前日とは違うカンヅメ２個となぜかパスタが１袋。(笑）　でもとてもよいアイディアだと思いました。　いくら地域猫と言っても、結局エサ代などは実際に世話をしている人の負担になってしまっているのが現状でしょう。　地域でエサを気軽に寄付できるところがあれば、もっと興味をもってくれる人や助けてくれる人も多くなってくるのではないかな～と思います。　恵比寿のスーパーでも協力してくれないかな～。

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アクロポリスの猫

どこに行っても猫だらけの楽しいギリシア。　最後に訪れたアテネのアクロポリスも例に漏れずシッカリ猫が居ました。　堂々とパルテノン神殿の脇を歩く猫。　猫の向こうは崖になっていて地上１０階建てのビルくらいの高さがあるように見えます。　風も結構強くて塀に近寄るのもちょっと怖いのに、猫ってホントに高いところが怖くないんですね。　

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デルフィで猫三昧♪

みなさま、ご無沙汰しておりました。　暫く出張でトルコ＆ギリシアへでかけており、先週末に戻ってきました。　恵比寿猫は相変わらずみんな元気にしております。　トルコ、ギリシアといえば猫だらけの国なので、少し旅行中に出会った猫たちを紹介したいと思います。　今日はデルフィの遺跡の傍のカフェに居た猫たち。　この写真はほんの一部で、まだまだ沢山居ます。　テーブルにまで猫が乗っているのに、お店のヒトもお客さんも誰も注意もしないし、嫌な顔ひとつしないで、ニコニコ見ているだけというところは最高！　みーんな猫可愛がるんです。　余ったパンやチーズをあげたり、お店のヒトも餌を揚げている様子です。　子猫がずいぶん居ましたから、どんどん増えている様子ですが、広々としたところで、のびのび可愛がられて暮らす彼らをみていると羨ましくなりました。　恵比寿猫もこんな風にのびのびと暮らさせてやりたいな～と思いました。

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チュニジアの優雅なノラの生活

チュニジアのハマメットという保養地のホテルに泊まったときにとても驚いたのが、ホテルのロビーに野良猫がうろうろしているということでした。　飼い猫ではありません。　ノラなのですが、正々堂々とロビーの椅子の上でいつもこんな感じでのんきに寝ています。　ホテルのスタッフもお客さんもだれも怒ったり追い出したりしないところが暢気で良いな～と感じました。　ごはんもホテルの厨房の余りモノをもらったりして、優雅な暮らしです。　恵比寿猫もこんな環境で暮らさせてやりたいなと思ったりします。　

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アグリトゥリズモのうさ喰いニャン

パリヌーロのクロちゃんと遊んで、今度は丘の上の農家視察にやってきました。　お料理のデモンストレーションを見学して、その後昼食になりましたが、ここでもメインのお料理がでてきたところで足元をふわふわ触るものが。。　やっぱり猫ちゃん！　じっとこちらを見ています。　メインのお料理はうさぎ。　これ食べるのかな？と思いながらあげてみると、パクパク。　うさぎ肉はちょっと苦手なので、全部猫ちゃんに食べてもらいました。　お皿がキレイに片付いて、よかった！　此処の鈴つき飼い猫は別に居たので、この子もノラちゃんです。　狭い道をすごいスピードで車が走りぬける恵比寿の町中でちょろちょろ生活している恵比寿猫を思い浮かべ、自然いっぱい美味しいものいっぱいで環境の良いところで優雅な生活を送る猫ちゃんがちょっと羨ましくなりました。

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パリヌーロのクロちゃん

南イタリアへの旅行中、今回最南端のパリヌーロへ海の中の洞窟見学にでかけた際、港にある小さなバールに立ち寄りました。　カクテルとおつまみをだしてくれたのですが、ふと足元をみると、くろにゃんがじっとこっちを見ています。　おつまみででていた鰯の揚げ物の尻尾をあげたところ、パクパク食べました。　この写真はもっと欲しい！の催促の真剣な顔です。　こんな顔を見せられると、残りの鰯も、周辺みんなのお皿の鰯も全部彼のモノです。　みんなあげてしまいました。　外の席だったこともありますが、お店のヒトがそれを見ても無反応。　場所によっては叱られてしまうところもありますが、イタリアのお店は大抵許してくれるので嬉しいところ。　クロちゃんは港でおいしいお魚を毎日もらって暮らしているのだろうな～と想像しました。

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オスティアにゃん～つづき

イタリア最終日にローマ近くのオスティアアンティーカに戻りました。　なかなか忙しい日で到着が遅くなってしまい、翌朝も猫と遊ぶ時間がありませんでした。　残念。　帰りのハイヤーに乗り込む前にふと広場に面した家に目をやると、猫が窓からこちらを見ていました。　あ～遊びたい～、でも帰らなくっちゃ。　また遊びに来るね！と言い残して、帰国の途につきました。　

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オスティアアンティーカの猫

昨日ローマでの見本市の仕事を終えて、北のボローニァへ移動してくる前に、ローマ郊外のオスティアアンティーカの友人を訪ねました。　城壁に囲まれた小さな町なのですが、なかには猫がたくさんゴロゴロしています。　通りの前の窓に猫が沢山ぶら下がっていたので、声をかけると１匹飛び降りてこちらへ駆け寄ってきてくれました。　すごいおデブちゃんだけどカワイイ～！　暫く撫でて遊んでいましたが、時間がないので、また来週来るときに遊ぶ約束をしてオスティアを離れました。　猫たちを見ると、恵比寿猫のことを思い出します。　みんな元気に留守番してくれているかな。。

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コワカワイイ、ウンブリア猫

トスカーナに移動して来る前に訪れたウンブリアでも怖い顔のにゃんを発見しました。　このコも本当に怖い顔ですが、これでも精一杯甘えています。　決して威嚇しているのではありません。　恐ろしい形相ですが、これで甘えているのかと思うと、カワイイな～と思ってしまいます。　猫嫌いには信じられないことでしょうが、見るからにかわいい猫は勿論のこと、こんな猫も見ていると可愛くてたまらなくなって皆連れ帰りたくなってしまいますね。　

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アグリトゥーリズモのくろにゃん

一昨日と昨日の晩はオリーブオイル農家経営の宿に泊めてもらいました。　朝起きて、朝食堂に向かう途中、草むらから黒にゃんが飛び出てきました。　ちょっと撫でると喜んで付いてきます。　カワイイのでずっと話しかけていると、宿の人がやって来たので、「飼い猫？」と聞いてみたところ、「この辺に住んでるの。ごはんだけ食べにくるのよ。」という返事。　やっぱりノラです。　でも怖い顔に似合わず、カワイイ声で甘えて、懐いてきます。　中部イタリアの丘陵地帯も寒いので、冬の生活は厳しそうですが、この甘え方をみると、可愛がられている様子なので、安堵しました。　　

青い目のトスカーナ猫

ネット環境が意外と良いので今日出会ったカワイコちゃんを紹介します。　イタリア中部のトスカーナ地方、チーズ工場にお邪魔しているときのこと、何処からとも無くニャーニャーとカワイイ声が聞こえてきました。　周りを見渡すと、こちらへ向かって一直線に鳴きながら走ってくる猫一匹。　ずっと近寄ってきても、顔を見上げてニャーニャー鳴くばかり。　シャムネコのミックスらしく、目が真っ青です。　オーナーの家で飼っているわけではないのですが、ネズミ捕りの為にノラを居つかせているそうです。　可愛がられているので人懐っこいんですね。　居る間中脚のそばにピッタリくっついていたので、いつもベタベタしてくるニケちゃんをちょっと思い出しました。　皆元気かな～。

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南イタリア、白い街のノラ

南イタリアの踵部分にあるオストゥーニという町に滞在したときのこと。　夕食が終わって白壁の建物と細い路地で迷路のようになっている街をフラフラ散歩していたとき、キレイな建物があったので、記念撮影をしようということになり、その建物の階段を昇っていったところで猫ちゃん発見！　銀紙に餌がのっていて、後ろには毛布。　きっと夜の為に住人が用意してくれたものですね。　お食事中お邪魔してはいけないので、さっさと階段を降りてきましたが、思いがけないところでノラを可愛がってる様子がみられてちょっと嬉しくなりました。