ローマの友人宅のミンモちゃんです。 生まれて2~3ヶ月のときに友人の息子が不要動物預かり所からもらってきたそうです。 イタリア全土にある施設なのかどうかわかりませんが、ローマでは飼えなくなってしまった動物を保護している施設があって、野外に網をはって、外飼いにはなってしまうようですが、一生涯、獣医管理の下で暮らせる施設があるそうです。 「日本の保健所ではある一定期間を過ぎると殺されちゃうところが多いんだけどイタリアではどうなの?」と友人に聞いたところ、「野外だからそう長い人生ではないけど、殺すことはありえない!」と言っていました。 日本と同じく、イタリアも動物を店頭で簡単に売り買いして、要らなくなったら捨てちゃうような後進国だと聞いていたので、ちょっとオドロキでした。 友人宅では同じような境遇だった仔犬も引き取って飼っていて、犬猫同士はとても仲が悪いのですが、両方ともとても穏やかな良い子に育っています。 イタリアも地方に行くとやせ細った野良猫、野良犬をたまに見かけますが、最近は地域での対策活動も進んできていて、ずいぶん少なくなってきたようです。 日本でももっと動物好き、嫌い関係なく、彼らの命の問題を真剣に考えてくれるヒトがもっともっと増えてくると良いですね。
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