いよいよ2か月半に及ぶ「大山参道通い」は最終章を迎えました。
色が薄い、とか様々な感想をいただいた今年の紅葉ですが
紅葉はその年の、その時期の気候を表す自然現象です。
今年の紅葉は「今年ならではの紅葉」であることをみなさまにはぜひご理解いただきたく
多くの画像でお伝えしてまいりましたが
それも今週で終わりでございます。
始まればあっという間の2か月半。
気が付けばクリスマスを目前にして
もう来年の話にまで及んでしまいます。
そんなときに紅葉なんて・・・ってお思いでしょうが
カエデが好きな人間は「青葉に始まり、落葉に終わる」
見頃は常に存在し、真っ赤が紅葉のすべてではないと考える。
いろんな発見を、いろんな色合いの組み合わせを
見つけて、そして伝える。
12月15日、日曜日。
11時。 気温は8℃
いつもならおとなしい空模様も、この日は強風約8メートル。
先週に引き続き、土曜日にオホーツク海上空の低気圧が通過。
そのあおりを、2週連続で受けてしまいました。
なかなか厳しい撮影になりましたが粘って撮りました。
何もない風景・・・それが「最終章の落葉」です。
太陽は出ていましたが、とても雲の多い11時。
シキザクラはわずかに開花していました。
いつものように駐車場から
ほとんどカエデは枯れていましたが、同時に果実がびっしり成っていました
むろん歩く人などいません
そして、この時期のお楽しみである「枯れ葉のじゅうたん」も・・・
強風で吹き飛ばされ・・・きれいさっぱりな状態に。。。
天頂部を見上げていると・・・
おや・・・
目が怖い
モズでしょうか、果実をくわえています。
また樹の空洞も見えるようになりました。
大イチョウ定点。
よく見ると、ギンナンもまだ樹に残っています。
こちらはソメイヨシノ桜
冬芽が大きく育っています。
これで年越しです。
定点木。
風でブレてしまうのはご愛敬
オオモミジ
最後の紅葉はこちら
墓所側入口より
いつもなら、これが一面にフワフワ・・・ですが
強風により、そんな気配はみじんもなくなってしまいました。
屋根の上からこちらを
樹の上ではいろんな鳥が飛びまわっているのですが
残念ながら捉えることができず、同じようなものばかりになってしまいました。
けれど粘りに粘って撮りました。
この様子がもう一回だけございます。
明日、後編を更新しますので
よろしければ最期を見届けていただけると幸いです。
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