昨年、2018年の「紅葉・定点観察」はちょうど1年前、12月9日で終了しています。
まだカエデの葉はすべてが落葉していたわけではないのですが、ほぼ”ハダカ”に樹がなったと判断したためです。
では、今年はどうかといえば・・・
「やっぱり、今年はスタートが遅かったから、終わりも遅いじゃないか!」
・・・そう突っ込まれそうな状態。
つまりは「昨年同時期よりも葉が多い」のは事実、であります。
しかしながら、葉は多いけれど、では本当に遅れているといえるのだろうか・・・
落葉は伸びているけれど、肝心なのは「色づき」加減。。。
早いか遅いかを判断するのは、みな色づき、ですよね?
そこをちょっと見てゆきましょう。
墓所側入口付近の樹には「青葉」が見られます。
昨年同時期のブログを確認すると・・・やはり青葉の樹が見られました。
確かに葉は残ってはいますが、色づきに関しては同じ流れであるといえます。
大山参道のカエデの並木は、伐採によりスカスカな部分が増えてしまったものの、墓所側は依然として密集していて
外側が色づき始めても、内側の深部にある葉までは太陽の光は届かず、色づきには「時間差」が生じるのです。
ようやく外側が紅葉して落葉すると、次はその内側の葉が・・・というふうに。
葉の密度が濃ければ濃いほど、12月になっても青葉が残る頻度は高くなり
一見すると「今年は色づきがやっぱり遅かった」と見えるけれど
実はいつも通りだった、と強く言える根拠になっています。
相変わらず風がやみません
散策するグループがいました。
ちょっと寂しくはなりましたが、紅葉はまだ続いていますからね。
ここでSDカードが満タンになったので交換して再開。
シキザクラは開花継続中でした。
ずれが直っておりませんね。
本格的に撮影する人がようやく現れました。
ちょっとは風が弱まったからでしょうか。
どんなものを撮ったのか見てみたいですね。
・・・ということで大山参道の紅葉定点観察は
従来ですと、これで終了なんですが・・・
まだまだ葉が残っておりますので
もう一回、歩くことになりました。
次回、12月15日がファイナルとなります。
こうも高温注意情報が出てしまうと、紅葉の越年の可能性も出てきそうですが、
いったん今度の日曜日で終了いたします。
紅葉の最後のお楽しみは観ることができるでしょうか。
次週に続きます。
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