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嫌がらせ③

2022-09-23 20:19:27 | 日記


話は戻るが、あのBARでの一件以来、どうも笑い者にされていると感じる事が多くなった。
だからと言って、直接危害を加えられるという事は無い(但し、保証も無い)。
仮に、女Sがもしそういう事をしていたとしたなら、
恐らく窓口は元彼Jになっているので、ある意味直接的では無いにしろ、
私の背景の暴力団とも裏で連携して私を嘲笑っているという事になるから、Sは圧倒的な優越感、安心感を持って、私と接触する事が出来ていた事だろう。
そして、それは私のバック(ケツモチ)の破綻を意味しているので、女やKさんとの関係は、癌以外なり得なかった。
更に、だからと言ってここで女Sを切るのは、恋人関係にすら無い男が嫉妬で元恋人を付け回すストーカーという展開になり得るし、その時Kさんとの関係を切る事は簡単とも言えたが、何せ自供も無ければ証拠も無い状態で、BARの件は私の勘違いだったという可能性もあったので、そこは無視して、とにかく、
嘘をついてでもSとの恋人関係を装う事がBetterだと思った。
Sが私との電話中に誰かとSEXしたのは確実だった。それは、当時女も一部始終録音していて、それをずっと保存していた(人に見せびらかす為だろう)。
私も通話中の出来事で直接的だったので、はっきりと記憶している。
女との関係が健全である限り、忌々しい記憶だが、
女はそれを大事に保存していた。

私も電話中のやり取りで時折聞こえる小声、人が通話中Sの近くにいる証拠を取る為に、いちいち録音して、女に証拠を突きつけた事があったが、しかしそれは聴音検査と同じ位声を拾うのが難しい内容で、録音テープという事もあったのですが、何度聞いても声は聞こえる。聞こえるのだが、
女は正面切って断固否定する。

一回、私の子供の頃からの友達Bを、その女の目の前に連れて行き、一緒に録音を聞いて貰い嘘を暴くといった試みを行ったが、Bは、本気で聞こえないと言い、終わった。私も悪かった。Bは覚醒剤の常習者だったので、覚醒剤の切れ目で耳が悪いか、反対に幻聴が聞こえる事を恐れているが故に、何にも聞こえ無いという自分の中での無難な選択をしたのだろうと解釈した。


私もみっともないと思い、出来れば隠したい話だったので、慎重に慎重を重ね、とりあえず暴力沙汰に発展しても頼りになるその男をチョイスし、客観的証言を得ようと試みたが、失敗した。

この失敗を機に、私もいちいち煩わしかったし、結局証拠を録っても婚約もしている訳では無いから意味無いし、やめた。究極そんなもの関係無いし、誰が何と言おうと男をヒットすれば別に綺麗さっぱり忘れて気持ち悪く無いし、次に行ける。


これもいけない。何しろ車で3時間以上かかるその現場に付いて来て貰う為に、私がBにぶら下げた餌は、覚醒剤だった。
その日は、帰って約束の覚醒剤を友達Bに手渡し、友達Bはその場で注射し、効き目で喜んで帰って行った。


私は覚醒剤を使用して無かった。この戦いが始まってから私はほとんど覚醒剤に手を出してないと言っても過言では無い。少しはやった。少しはやったが、何せ私は覚醒剤取締法の検挙をひどく恐れた。
陰湿な戦いが行われている中、覚醒剤に手を出すのは自殺行為だ。もし捕まれば、何とでも言いくるめられた挙げ句、陰で笑い者にされている中で一生の汚点を残す事になる。

因みにBは、この約半年後に覚醒剤取締法違反により捕まった。しかしながらこの件とは一切関係無い。

最優先の人物

2022-09-19 13:10:17 | 日記


その相手はTという男で、この時からすればついこの間まで服役していた件の共犯者で、要するに恐喝事件だったのだが、このTという男が口を割った事がきっかけで私は起訴された、と思っている。
犯罪者を軽蔑する一般の人達からすれば、自業自得と一蹴される話ではあるのだが。

恐喝事件のあらましは、要するに私に被害者が口を荒げた事を言い掛かりにして、Tが怒り、お金にするから話を合わして下さい、悪い様にはしませんからと言うので、私はまさか捕まるとは思ってなかったので話を合わした。私は出て来てまだ2年位で真面目に働いていたが、何だかんだ不良で、Tは手首まで刺青を突いていて、額に大きな傷を負っていて顔面凶器なので、見た目で大丈夫だろうと思ってしまった。
もう一人、先輩がいた。

そしてその件では数十万恐喝し、私は三等分よりほんの少し多い金を受け取って終わったのだが、

その後私以外でTや先輩、その他がその被害者をカモにして、無茶苦茶やって、警察に走られた。

半年後、私達は事前に警察に走ったという話をキャッチしていて、逮捕間近という話もキャッチしていた。

その最中、Tは電話して来て、私の件は否認します。僕が全部被りますんで、すいませんでした、と言うので、私は、少なからず後から無茶苦茶やって警察に走られたのはお前達の責任だという思いもあったし、まあ否認すればいけるやろとも思っていたので、

そうか、悪いな、じゃあ頼むで、と言って、Tを信じる事にした。

そして逮捕された。

私はその時、デリヘルを経営していたので、かなりの痛手だったが、まあ20日で出れるやろという計算だった。

私とTが同じ警察署、もう一人の先輩が別の警察署に留置された。

取り調べが始まり、私は筋書き通り否認した。
しかし、二週間位たった辺りから取り調べの雲行きが怪しくなって来た。
まあ、警察のよくある手だろうとタカを括っていたが、
あくる日位に、Tが運動時間私と同室の奴と一緒になり、その同室の者が言伝てを持って帰って来た。

バットの件は無しで、すいません、と。

私は深く推察すると、一つの答えが頭を過った。罪を認めている。

可笑しい。

そんな筈は無い。

私の余裕の顔の表情はサッと消え、代わりに神妙な顔つきになった。

もし認めているとなれば、全てが終わる。

取り調べの時に、私は担当刑事に、私とTしか知らない事実を刑事が知っているかカマをかけてみた。

刑事はそれを言ってのけた。

考えたが、私の中の選択肢は2つだけだった。

このまま否認を押し通すか、それとも認めるか。

Tが認めていれば、否認しようが追認しようが、100%起訴、有罪になる。

その時、私が否認していたなら、より悪質と判断され、量刑は増えるだろう。

それよりも、Tが憎かった。

私は、前の服役から間が空いてなかったので、実刑は避けられない。
それなら一刻でも早く帰ってTを待ち受け、私のその時の屈辱感が消える位懲らしめてやりたい。

私は数分考え、娑婆での2年半を走馬灯の様に思い出し、真実を供述した。

勾留期間満了直前の出来事だったので、検事がわざわざ警察署を来訪し、調書を巻いた。

恐らく1年8ヵ月~位だろう。お店は諦めた。一応、小規模ながら経営者の端くれだったので、嫁は居ないので、親を介して被害者に詫びを入れた。謝罪文も手渡して貰い、受け取った金だけだが、弁償
した。出来る事なら店をもう一度したいと思っていたし、罪を認めたからには、出来る限り全力で被害者に謝罪するのが筋だと思っていた。
正味支払いを引いてしまったら、20万円も残らなかった。
借金は車のローン等含めて100万以上あった。
私はその時自分の価値は利益を生む事だけだと頑なに信じていて、その武器は人間性だとも思っていたので、誰からも無心出来なかったし、
真面目な黒服上がりだった。

反面、支払いは飛ばせばいいとも思っていた。
どうせまたお店やって、今度は捕まらずに稼いですぐに一括で返してやると思っていた。

この話は言ってみれば全部自業自得だが、悪の世界特有の掟で、警察で共犯者を裏切り自白する行為は、自殺行為に等しいという鉄則がある。

そんな人伝で、すいませんと一言言って許されるのものであれば、この青い服を来た人達はわざわざここには居ないだろうし、
お前が否認します、安心して下さいと言わなければ、身体躱して例えば被害届けを取り下げて貰う為に何か働きかけをする事が出来たり、例えばこういう事件だからこうすれば大丈夫だよとアドバイスをする事が出来たり、確実にその時よりはいい状況を生む事が出来てた筈だ。
そんなチマチマした事を言うつもりは無い。
お前もう悪は辞めろよ。俺が辞めるまで叩き直してやる。
その時決意を固めた。

そして私は前回の服役では懲罰12回だったのにも拘わらず、1年6月無事故で出所した。

一応、その時点では裁判中、被害者が私に対して嘆願書を書いてくれたり、友達や先輩も面会に来てくれたり、嘆願書を書いて集めて提出してくれたりしていた。

そして例の嫌がらせがあり、Tに対しては手付かずの状態が続いたが、

出所して2年後位、私が組で部屋住みをしていた時に、電話番号を仕入れ、早速呼び出した。

Tは車でホイホイやって来て、私は車に乗っかりすぐそこの人通りの少ない路地に止めさせた。

その時私は拳を畳を殴った事により骨折していたので、ギブスをつけた状態だったが、
Tごときにそんな事気にする頭は持って無かったので、
先行一番切り出した。
お前、あの時どういうつもりやねん。
コラ!われ!どういうつもりじゃ
言うとんのじゃ!
続け様に喝を連発したが、次第にTは反抗して来た。
本当ならこういう場面は複数で挑まなければならない。しかし、例の嫌がらせの一件以来、私は常に孤高だった。
あろう事かTは居直って来た。私は窮鼠猫を噛むということわざが頭を過ったが、咄嗟に折れてない左こぶしでTの顔をヒットさせた。Tは歯向かって来た。殴り合いになる。左手だけだが、私は殺す気なので、殴る事を止めない。Tは車のトランクを空け、バットを取り出し、再び襲って来た。雑魚なので威力は弱い。互角だった。

そのうち、Tは私の身体に巻きつき、ハアハア言わせながら、

もう止めませんか?と言って来た。

私は激昂した。もう埒があかんわい、組の者に電話して、応援を要請しようとした。

すると、Tは鼠の様に、そりゃ無いっすよと言い残し、

車に飛び乗り、勢い良くタイヤを鳴らしたかと思うと、どっかに消えて行った。

たちまち私は軽傷を負ったので、組に戻り、軟禁されていたので返しをさせて欲しいと訴えたが、
部屋住みを終えるまでは返しをするなという回答だった。
それではTが調子に乗る事が目に見えていたので、
叔父貴分とは押し問答になったが、考えは梃子でも動かない。その時はそれ以上言ったらしばかれるので、止めた。
その後Tは結婚し、会社を始めた様だった。
年月は過ぎ、話は飛ぶが、その5年後位に、友達が店長をやっているバーでばったり会った。女友達と来ている様だったが、
私は即座に話し掛け、お前わしの事分かってるよな、飲み来たんか?と言った。
すると、はい分かってます、飲みに来ましたと言った。
私はこのTがどれだけ私の事を舐めているのか知りたかったので、おう、じゃあ飲んで行けと言った。私はたまたま旧友と会って飲んでいた。すると、私のすぐ後ろで楽しく飲んだりカラオケをしているので、大体私も把握し、すぐさまに殴る様では行動が雑魚ですので、私はただ単に純粋な気持ちでそいつの事を大声で旧友に向かって避難し始めた。だってそうなるだろう。懲らしめてやると誓ったあのTが同じ空間にいる。1年6ヵ月間寒い日も暑い日も1日も忘れた事は無かった。しかし、予定が狂って金策に追われ、私は街全体に吊し上げられて行き、何とか経済が立ち直って来た矢先の出来事だった。生きている限りは、必ず有効打を与え、Tの人生を破壊してやるつもりだった。
そしてついに、Tの女がカラオケを歌っているのを私が下手だとつい酒の勢いで言ってしまった事がきっかけで、Tはいきなり私の顔を殴って来た。私はもうそれをするしか方法が無い位Tをこけにしていたかも知れないので、もしかしたらとは思っていたが、案の定彼はレッドカードを引いたので、私は彼に面と向かってわれコラと避難した。彼は多分殴って欲しかったのだろう。少し目を瞑っていた様に見えたが、私は既に行政書士の試験に一発で合格していたので、殴る訳にはいかなかったし、そんな事頭にも過らなかった。私の拳はこんなウスラバカを叩く為にあるものでは無い。徹底的に批判していたが、落とし処が無いし、また逃げられても困るので、店員に警察を呼ばせた。店に警察が入って来た後に、Tも同行し、警察署に行った。警察署では、Tは自分でトイレか隠れてか知らないが、殴ったのだろう、顔に傷を負っていたみたいだ。単細胞だから、容易に予想がつく。私に殴られたと主張していた様だった。要するに彼の主張はこうだ。私も殴ったが彼も殴った。だが、彼は気が狂って警察を呼んだ。店内には監視カメラは付いていた様だった。じゃあ安心ですね、全てが分かる。
警察官も、私が嘘を言って無い事は分かっている様だった。
その日は帰り、取り調べや証拠収集の上、被害届けを受理しますという流れだったが、後日、刑事から店員は一部始終を見て無い、監視カメラも丁度死界になっててこのままでは被害届けを受理出来ないと言う。
店員はすぐ目の前にいた。あれを見てないというのは変だ。
私は友達の店長に掛け合ったが、反対に出禁になった。
どうも腑に落ちないが、まあ仕方無い。中々重宝しているお店だったが、私の中の長い歴史に幕を閉じた。
結局殴られ損になり、一緒に壊れたクロムハーツの弁償代も無くなってしまったが、接着剤で止めたら治ったし、威力が小さすぎるので無傷だったし、散々喚き散らしてTの女友達にも暴言も吐いたりしていたので、ま、今回はいいかな、次は有効打を打てばいいかなという感覚で、結局何にもならないという事をTにはわざわざ告げずに放っておいた。

結論を言えば、この1ヵ月後か2ヵ月後位にTは死んだ。練炭自殺だそうだ。
私は1年後にこれを知った。
一応家にも行って、線香を上げ、Tの友達や父親の話を聞いた。それは盛大なお通夜だったそうだ。
ま、私の所よりも少し田舎の奴だったので、みんな仲良しだったのだろう。
なぜ口割り三平太と呼ばれながらも、彼は私に逆らったのかが意味不明だ。
心から詫びを入れれば、私はきっと許してやっただろう。
私はTとは違い、若い頃ヤンキー街道を突っ張しって来た自負があった。多分Tよりは何十倍も修羅の道を経験して来た筈だ。
しかし、叔父Oがいた為に、いつも私の取り巻きには表と裏の顔があった。Oが掟破りを犯した組次第では、いつ育んで来た友情がひっくり返るかも分からない危険を孕んでいたという事だ。
私は無邪気だった。

嫌がらせ②

2022-09-18 18:46:09 | 日記


それから、半月位は経ったのかも知れないが、

女Sとは、狸と狐状態になり、Jは相変わらず行方不明、Kさんも普通で、勿論問い詰める事も出来ず(やくざは取り扱いが難しく、私が頭おかしいと言われる可能性が高い)、疑心暗鬼のままだった。

とにかく、私に出来る事は、誰が何と言おうと、Jだけをヒットする事だ。今考えて見れば、本当に馬鹿みたいだが、私は恐ろしく気高い男で、狙った獲物は許さない、とにかくマムシさながらのしつこい男、けじめを取るの一点張りだった。

だから、何をされ様と、誰が出て来ようと、正面切って話も出来ない奴には、引く理由が見つからないので、どんな事しても、ストーカー
になってでも絶対にやっつける、これが私の信条だった。

一応女とは付き合っていたので、舐めた真似をするという事は、つまり、私の顔を潰しているという事に直結するので、KさんがもしかしてこのSやJと実は関係があっても、とにかく狙うのはJであって、発端はJだからJが一番の優先、という考えだった。

更に言えば、私が付き合いして来た仲間は役に立たなかった。
落ち着いていた(家庭を持ったりして)のもあるし、あまり争いを好む奴もいなかった(結局は雑魚だった)。
それに、この度出所してから、連絡取れなくなってた頼りになる先輩も飛んでいた。二人居たが、二人とも飛んでいた。後輩もいたが、捕まった事によって私の前から消えた。


それでも、そんなに信用出来る筋では無くても、色々聞いて回った。しかし、Jの足取りは掴めない。
疑心暗鬼だったKさんにも聞いたが、探しといてやるとの事。
後日Jの知り合いの女から連絡が来た。
Jは夜中でも大きな声出すし、足が長いのが取り柄だけで私は嫌い。
組員からも借金していて踏み倒して逃げている。もし連絡先分かったら教えてあげる、といった内容だった。
Kさんには感謝だったが、それ以上進展は無かった。

それと、気掛かりがあった。直近の日に、Kさんの事務所近くに車を止めて、待ち合わせで人を待っていた所、「お前、分かってんのか」と、誰も居ない所からはっきりと声が聞こえた。叔父Oの声だった。そこは電柱の上の方だったので、あからさまに人は居なかった。考えたが、叔父Oは懲役中落合信彦の本なんかもよく読んでいた。当時、主にCIAの話をよく書いていたジャーナリストだ。従兄弟の家に私達家族は居候していた時期があったので、よく知っている。そこで疑念を抱いた。
見られている=監視されていると感じた。
ここはI組のシマだ。そういうマネも、出来ない事は無いだろう。

と言う事は、I組、O、はつるんでいる。そして恐らく、その一派には話が回っている筈だ。

ややこしい話になっている。私はそう感じた。

私は、とにかくJをヒットする事だけに的を絞った。

ヒット=場合によっては刺す位で、殺すという意味では無い。何故なら、この件で人を殺すのはご免だった。

実はこの件の他にも、私は最優先でヒットしなければいけない相手がいた。

*あくまでも昔の僕の事を書いてます。


嫌がらせ①

2022-09-14 00:22:36 | 日記


次の日

バーで仕事中、真上のKさんの事務所から、Kさん、元彼J、女S、もう1人誰か分からない女合わせて4人で、4P(SEX)をしている声が聞こえて来る!→永遠と朝まで続く!→事務所の鍵は締まっている→激しいプレイが近所に響き渡る→実はKさんは18cm、巨根の持ち主、毎日デリヘル遊びをする好色漢→聞いていても仕方が無いので帰る→次の日、人の自分を見る目が変わって来る→何日か続く→家にいても天井を這うように例のプレイの件で私をいたぶる発言をする囁き声が聞こえて来る→私は意を決して天井に上がる、もちろん誰もいない、しかし屋根裏に侵入して嫌がらせをするのは不可能では無いという判断→Kさんが借りているマンションの部屋が他に何部屋かあったのですが、そこで常に見張られている気配がする→天井裏、壁向こうから話かけられたり、あり得ない所に人がいる気配がしたり、更には、カーテンの向こうの窓越しに、目の前の道であからさまに気違いが私を挑発する言動をしながら通りすぎたりもする

①喋りかけるだけでは無くて、巧みに電子音の様な微かな声と、小太鼓を叩くような音とセットで私に警告してくる

以下の話を照らし合わせて、タイミングと状況、警告の内容から、I組の嫌がらせと考えられる。特に①は、それから何度も聞かされる事になる。中々の恐怖感を感じさせるだろう。明らかにプロの技だ。
と言う事は、必然的にI組長の耳にも入っている筈だ。これだけ手のこんだ事をするのならば、知らない筈が無い。

天井裏からの仄めかしには、叔父Oの兄弟分、別組織の副組長の名前を名乗ったりもしていた。

私は、実際に暴力団組織がこういう手口で人を貶めているかどうかは分からない。もしかして、私の勘違いかも知れない。何しろ証拠等一つも無いのだから。
私が感じたまま、思ったままを素直にここに記する。


事の始まり③

2022-09-09 22:01:29 | 日記


要約すると、天井や壁から喋りかけられた。

前触れは特に無かった。

最初は、とんとんと、まず私の気を引く為に天井から底を叩く音がする。
そして注意を向けると、人が天井裏にいる気配がした。そして、天井裏から喋りかけて来た。

くぐもった声で、どちらかと言えば小さな声でしたので、囁き声よりかは声が通っていたと思いますが、
内容はあまり思い出せません。

しかし雰囲気と場所からして、後、話し方からして、その筋の人だなと思いました。

3人から5人はいてた様に思います。

私は最初は薄気味悪いと思って聞いていたのですが、

やくざの世界では上が言う事は絶対。間違いがあれば、指を落とす事がある位上下関係が厳しい世界でしたので、
私は怪訝を覚えながらも、直立不動で、受け答えしました。

結局、10分位の出来事だったと思いますが、覚えている会話と言えば、お前どうすんねや、やくざやるねんやろが、誰に付いて行くんや、Kに付いて行くんか?と、言った内容で、
私はあーだこうだ言ったが、意を決して、結局はいと言った。
よろしくお願いしますとも言った。
少し、やくざらしく言った。

すると、おめでとうと言って、天井の上や壁の向こうから、ばらばらの一本締めが聞こえた。全然統制の取れていない、異様な一本締めが。

声に集中する為に電気を消していたので、私は、豆球しか付いていない暗闇の中にいた。

それを言って、その人達はそこから居なくなった。

この時の印象は、今でも強く覚えている。私も、腹は決まっていたにしろ、Kさんの事務所で、天井裏や壁向こうから誰について行くんやと聞かれたら、それはKさんに付いて行きますと答えるだろう。
顔も見せずに、素性すらも明かさずに、しかも一方的に天井裏や壁の向こうから話しかけられているのに、私が何を答えようが、どういう拘束力があるねんと、たかを括っていた。

まず相手が誰か分からない。

もしかしたら警察かも知れない。

だが、当時は今よりももっとやくざの人が怖い存在だったので、不気味さだけが残った。

私はその時の受け答えに対して、
後悔はしていない。
どう考えても、悪いのは相手だ。
そんな話いちいち鵜呑みにしていたら、命が幾つあっても足りない。

恐らく、考えられる可能性としては、徹底的な監視状態にあった。
監視カメラ等が仕掛けられていたのだろう。
私はそう言う話が大嫌いなので、いちいち調べてませんが、遠隔で喋れるスピーカーみたいなのもあったのではないでしょうか。
その時は確か上の部屋の住民が凄く気になって、耳を澄ましていた記憶があるのですが、気配なんかで、何となく堅気では無い印象を受けました。
AM4時とかでしたが、足音なんかも聞こえていたと思います。
色々記憶が甦って来ますが、会話の内容が今いち思い出せません。
人ってそういうものだと思っています。
天井や壁を隔てた状態で聞こえて来る声とかって、どうしても印象が薄い。

しかし、この日を境に私の周りは変わった。