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最高のプリンストリビュートライブ!

プリンスが2016年4月21日に急死してしまってから早4年が経過してしまったが、そんな彼を偲び、先日、WOWOWで、『グラミー・トリビュート・ライブ ~プリンス Let’s Go Crazy』が放映された。これはなんと今年1月28日にロスのLAコンベンションセンターで開催されたイベントで、コロナ騒ぎになる前に行われた、グラミー賞主催のプリンス追悼・トリビュートライブである。



このイベントに参加したアーティストは何とも豪華!プリンスファミリーのザ・タイム、ザ・レヴォリューションも出演し、更にはアッシャー、アース・ウィンド・アンド・ファイアー、そしてH.E.R.、ゲイリー・クラーク・ジュニア、ジョン・レジェンド、フアネス、コモン、フー・ファイターズ、ベックまでという出演者の幅広さは驚いた。アッシャーが歌ったプリンスのヒットメドレーはノリノリで何とも素晴らしかったし、モリス・デイとThe Timeは相変わらず怪しげで独特なスタイルで会場を沸かせていた。






ベックが歌った『Raspberry Beret』もかなり良いクオリティーであった。



そしてあの元Banglesのスザンナ・ホフスが登場し、ColdplayのChris Martinと一緒に『Manic Monday』を歌ったのも感動的であった。あの可愛かったスザンナはそれなりに歳をとっていたが、いい感じの“キレイなおばさん”になってご健在ぶりが確認出来たのも嬉しかった。




当時モデルのようにスレンダーであったシーラEは、残念ながら、少しボリューム感のあるおばさんになってしまっていたが(笑)、熱いパーカッションを炸裂させており、その音楽的なご健在ぶりは何よりであった。



そしてこのライブの音楽監督を手鰍ッるのが、シーラEとジャム&ルイスという、プリンスファミリーお墨付きのライブなのだ。また司会陣もアリシャ・キーズも登場し、プリンスを偲ぶには何とも豪華で最高の布陣である。



ライブ収録曲は下記の通り。何とも豪華な全19曲!取り上げるプリンスの曲も、アーティスト陣も素晴らしいラインアップである。

1) ゲイリー・クラーク・ジュニア&H.E.R.(Let’s Go Crazy)
2) ミゲル (I Would Die 4 U)
3) ジョン・レジェンド (Nothing Compares 2 U)
4) セイント・ヴィンセント (Controversy)
5) フアネス (1999)
6) H.E.R.&Misty Copeland (The Beautiful Ones)
7) アッシャー (Little Red Corvette/When Doves Cry/Kiss)
8) クリス・マーティン&スザンナ・ホフス (Manic Monday)
9) モリス・デイ & The Time (Jungle Love)
10) Cool (The Bird)
11) フー・ファイターズ (Darling Nikki)
12) アース・ウインド&ファイアー (Adore)
13) コモン (Sign O’The Times)
14) ベック (Raspberry Beret)
15) ゲイリー・クラーク・ジュニア&シーラ・E (The Cross)
16) シーラ・E. (America/Free/The Glamorous Life)
17) Princess& ザ・レヴォリューション (Delirious)
18) メイヴィス・ステイプルズ & ザ・レヴォリューション (Purple Rain)
19) 最後はみんなで (Baby I’m a Star)

ライブ映像の合間に、トリビュートとしてプリンスの功績を振り返る映像も流されて、過去のグラミー賞にプリンスが登場したシーンなども紹介。グラミー賞らしく、とても上手く構成されていた。



やはりシメは名曲中の名曲、『Purple Rain』、そしてエンドロールはみんなで『Baby I’m a Star』。ノリノリのうちに幕が下りた。久々にプリンスの名曲の数々に酔いしれることが出来た素晴らしいトリビュートライブであった。

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