『男女7人秋物語』の再放送がテレビ神奈川で始まって暫く経つが、何故か毎週ではなく、かなり間が開いたり、飛び飛びに放送されるので全話を放送するには結構時間がかかりそうだ。しかしようやく7/26 (水)には第4話が放送予定。
そしてやっぱり『男女7人』を語る上で欠かせないのが、“音楽”である。森川由加里の主題歌『Show Me』も大ヒットしたが、僕が特に当時ハマったのが、劇中に流れるオシャレなBGMを担当したシャカタクの音楽である。前作の『夏物語』でもシャカタクが起用されていたものの、この『秋物語』で更に大きな話題となり、1987年にリリースされたシャカタクのアルバム『Golden Wings』がまさにサントラとなって大ヒットしたのが懐かしい。
僕も当時シャカタクに惚れ込み、このサントラをCDで購入したが、今でもBGMとして良く車や通勤途中に聴いている。アルバムは下記全11曲が収録されているが、どの曲も劇中の絶妙なタイミングで起用されており、サントラを聴いているだけで、ドラマのシーンを思い出してしまうほどドラマと深く記憶が結びついている。
- Golden Wings
- L’Aggio L’Amour
- Coco Kazu
- Lazy
- Dance Like Fred Astaire
- Interlude
- No One Knows
- One For Cara
- Paradise
- One Day Soon
- Cavalcarte
この11曲の中でも一番良く登場するのが、やはりアルバムタイトル曲ともなっている『Golden Wings』。ちょっと切ないシーンなどにかかる。他にもライトなシーンでかかる『Lazy』、オシャレなサウンドの『Dance Like Fred Astaire』、楽し気なシーンで必ずかかる『No One Knows』と『Paradise』、そしてドラマチックなシーンに欠かせない『Interlude』、切ないシーンにハマっていた『One Day Soon』など。しかし全11曲、何ともオシャレなサウンドなのだ。
シャカタクはそれ以来大好きなグループになったが、彼らの曲はジャズっぽさもあるが、どちらかと言えばフュージョン。当時松岡直也、高中正義、The Square、角松敏生などフュージョンにも相当ハマっていたのも懐かしい思い出だ。またシャカタクはインストだけではなく、オシャレなボーカルのハーモニーも入る点でマンハッタン・トランスファーにも似たサウンドだったのもとても心地良かった。『Golden Wings』でハマって以降、シャカタクの他のアルバムなども聴き漁っていたのが実に懐かしい。
今聴いても全く色褪せていないシャカタクのサウンド。その意味ではかなり当時からトレンドを先取りしていたのかもしれない。『男女7人秋物語』の再放送を楽しみに観ているが、やっぱりドラマとシャカタクワールドのセットメニューが一番最高である。