BMWが大好きで、これまで代々様々なBMWを乗り継いできた。そんなBMWが講じて、昔アメリカの本屋でこちらの写真集を購入した。かなり大きな写真集で重さもずっしり。厚みも4cmほどある。それなりの価格だったと思うが、やっぱりこういう洋書の写真集はなかなかオシャレである。
この本は1999年に出版されたもので、BMW車の歴史を振り返りながら、過去のクラシックカー/名車の美しい写真が満載だ。まさにBMW好きにとっては究極の写真集だと言える。Isettaも可愛い。
クラシックカーも見ているだけで楽しいが、僕が特に好きなのが507である。オープンスポーツで、サイドグリルのデザインなどはまさにZ3の先祖に当たるモデルだが、かなり古い車ながら今見てもそのフォルムが芸術的で美しい。この名車を眺めるだけでも、この写真集を買う価値がある。
そして、写真集では近代のBMWモデルも多く取り上げており、もちろんZ3のM Roadsterも紹介している。やっぱりZ3はフォルムが美しい。507から脈々と受け継がれたDNAとそのデザイン性はやはり美しい。
他にも美しいZ8やMiniなども含めて取り上げられており、かなり広範囲にBMW車を網羅している点でも素晴らしい写真集だ。
そんな素晴らしいこの写真の日本語版を先日ネットで見つけて、思わず購入した。本としてのサイズ・重量感は同じで、コンテンツも英語版と全く同じなのだが、こちらは日本で2009年に初版本が出版されたようで、カバーの写真だけ変えられているのが面白い。しかし、確認したところ中身は同じで、日本語化されただけであった。でも日本版で改めて高品質の写真を眺めているだけでやっぱりワクワクしてしまう。まさに単なる車の写真を通り越して、もはや“アート”だ。
これでオリジナルの英語版と日本語版をゲットすることが出来たが、僕のテレワークルームにまた新たなバイブルが格納されることになった。
