9月に入ってもまだ残暑が続いていたが、秋分の日振替休日の昨日はようやく秋らしい、爽やかな秋晴れに恵まれた。今後まだ多少の暑さは残るらしいが、ようやく忘れかけていた涼しい季節を思い出した1日となった。
早速この気持ちのいい朝を利用して、Z3をオープンにして、近所で秋ドライブを楽しんだ。やっぱり秋は青い空と太陽の日差しを直接感じながら、オープンで走るのには最高の季節である。そしてきなこと一緒に風と空を感じながら走る喜びはなにものにも代えがたい。Z3はネイビーのトップを閉じた状態でも充分カッコいいのだが、オープンにすると内装のブルーレザーシートなども映えるので、よりカッコいい表情を見せてくれるのがまた素晴らしい。そんな愛車Z3も購入して1年が経過したが、この1年は本当にあっという間だったように思う。先日車検も無事完了したが、今のところ絶好調なZ3である。
僕のZ3のソフトトップは手動式。開ける時は単にフックを外し、後ろに幌を押し上げるだけで全開になるので簡単なのだが、問題はソフトトップを手動で閉める時だ。幌の部分が結構重いので、そのまま運転席に座ったまま閉じることが出来ない。一旦車から降りて、手で幌を前に持ち上げて閉じるという“手間”が発生してしまうのだ。昔乗っていたZ3は電動式だったので楽だったが、手動だとどうしてもこのひと手間が発生してしまう。
何とか座席に座ったまま幌を閉められたら便利なのにと思いながら色々と考えてみたが、幌の重さがあるので、座ったままの体制で幌の取手に手を入れ閉めるには、のけぞる体制となるのに加え、余程背筋が強くないと(笑)幌を閉めるのが難しい。何か良いツールはないものかと色々と試行錯誤をしながら、ホームセンターなどに良いものが無いか色々と探索した結果、最終的に行き着いたのがこちらの長いフック!物をひっかけたりする普通のフックなのだが、欲しいと思っていた機能・形状を全て満たしてくれる理想的なフックを見つけることが出来たのだ。
運転席に座ったまま、左手でこのフック持って、幌の中央部分にある取手部分にひっかけ、右手でアシストしながらフックを引くと、幌が簡単に閉まる仕掛けだ。
決め手になったポイントは、このフックがかなり“固い素材”であること。柔らかいと、思い幌の重さに耐えられずにすぐに地金が曲がってしまうのだ。最初はこちらのもっと柔らかい黒フックを買って実験してみたが、やっぱりすぐに曲がってしまったし、フック自体もちょっと短いこともあってフックを2本繋げて使う必要があった。
しかし、こちらのフックはそう簡単には曲がらない硬い素材なので、問題なく使うことが出来たし、長さもちょうどいいのだ。しかもフックの先端にはゴムカバーが付いているので、幌の取手自体をフックで傷つける心配も無い。このフック本来の使い道ではないと思うが(笑)、まさにZ3用に理想的なグッズを見つけることが出来た。これを新たに”Z3トップクローザー”と名付けることにしたい(笑)。
シンデレラフィットのアームレストクッションも見つけたり、豪雨や雪にも対応する理想的なZ3用ソフトトップカバーも購入したことを以前ブログでも取り上げたが、これらグッズに続いて、また最高のZ3グッズを新規に編み出すことに成功した(笑)。今回はソフトトップ開閉を容易にした便利な”Z3トップクローザー”を見つけることが出来たわけが、たかがフック、されどフック。これからトップを開けて走ることも多くなる季節に間に合って大満足(笑)。まさに最高のタイミングとなった。