今年３回目の米国出張 – NYアウトレットの週末

12月3日から16日まで、またまた２週間の米国出張に出鰍ｯていた。今回は3日にサンフランシスコから入り、そのままブルース・リーの眠る聖地、シアトルに移動して宿泊。シアトルではこの日大雨によりシアトル南部が浸水して、”非常事態宣言”が出るほどの大きな被害があったが、幸いにもシアトル市内は大きな被害無く、出張日程にも殆ど影響も無かった。しかし、この雨の影響で残念ながらリー先生の墓参りにはいけずじまい(残念)。3日の夕方は時差ぼけで意識が朦朧とする中、とあるモバイル系ベンチャーを訪問して打ち合わせ。４日は雨のまだ降るシアトルから、今度は雪がパラつく東海岸のフィラデルフィアに移動。ここは米国の歴史を語る際には絶対外せない街だが、映画「ロッキー」の舞台になっていることでも有名。今回フィラデルフィアを訪れたのは、アメリカで最大のケーブルTV事業者、コムキャストを訪問するため。そして５日は南部の都市、アトランタに移動。アトランタと言えば「風とともに去りぬ」の舞台となったことでも有名だが、コカコーラとCNNの本社がある都市としても知られている。ゴルフファンには、あの「マスターズ」の会場となるオーガスタもアトランタと言えばわかりやすいだろう。その後、アトランタでは思い鰍ｯないハプニングが起きてしまう。なんと仕事用のパソコンが突然壊れてしまったのだ。普段あまりにもパソコンに頼っているので、突然壊れてしまうと本当に途方に暮れてしまう。結局まだ半分以上出張日程を残して壊れてしまった為、出張レメ[トの作成やメールなどが全く出来ず、なんと議事録をiPhoneでチマチマ手打ちして作成したりする羽目になった。とんだ災難である。そして6日はアトランタからフロリダのフォート・ローダデールに移動して打ち合わせを行い、ようやく何とか最初の１週間が終了した。

週末は6月まで住んでいたNY郊外のWestchesterに宿泊し、土曜日は米国最大級のアウトレットモール、「Woodbury Commons Outlet」で買い物。ここはNYに住んでいた頃から割りと頻繁に通っていたが、一流ブランドの店舗も結構あって充実している。さすが米国No.1のアウトレットである。クリスマスが近いということで、アウトレットではサンタも徘徊していた(写真)。僕が訪れるブランドは毎回大体決まってしまっているので、今回ここでご紹介したい。

まずは必ず訪れる4店舗がGeorgio Armani, Tod’s, Barney’s NY, Tumi。Georgio ArmaniはEmporio Armaniや一部Armani Jeansのものもあってメンズが比較的充実。ネクタイやTシャツなどを良く購入する(でも今回は収穫無し)。そして、その隣にあるのが日本でも有名なご存知Barney’s NY。やはりセレクトショップなので色々なブランドを扱っていて、アウトレットも結構掘り出し物が多い。今年の春は、ここで紺ブレなどを買った。そして靴を買うのは大体トッズ。今持っている靴の大半はこのアウトレットで購入したトッズの靴で、いつも愛用しているが、トッズの靴は元値が高いだけにアウトレットで安く購入出来るのはかなりお得である(日本なら50,000円以上するような靴も、アウトレットなら15,000円くらいで買えてしまうのだ！)。今回もブラウンのレザースニーカーを１足購入した。そして前にもブログでご紹介したが、バッグで好きなのはやはりTumi。やはりアウトレットなのでさすがに最新のモデルなどは無いが、小物なども含め結構充実している時もあるので、ここは必ず覗くようにしている。

洋服系ではTheoryも立ち寄る。女性にも人気のこのブランドはアウトレットでもメンズとレディースに店舗が分かれている。この他A/X、French Connection, Coachなども訪れることが多い。

出張2週目はNYからスタート。12月10日-11日はNYでモバイル系ベンチャーと打ち合わせ。そして11日夕方はNYからミネアャ潟Xに移動。この冬の時期、シカゴやミネアャ潟Xのエリアは恐ろしい寒さに見舞われるので、本来あまり立ち寄りたく無いが仕事となれば仕方が無い。今回もマイナス１０度くらいはあっただろうか。脳みそがシャーベットになるかのような厳しい寒さで、帽子や耳あてがもはやファッションでは無く”必需品”となる世界である。実はミネアャ潟Xは、今までの長い米国駐在経験で一度も立ち寄ったことの無い街であった。ここはTargetやBest Buyなど米国の大手リテール事業者の本社が所在しており、地理的に物流拠点としては便利な場所らしい。今回の目的は米国第６位のリテール事業者、Targetの本社を訪問すること。Targetは日本ではあまり知られていないかもしれないが、ディスカウントストアとしてはウォールマートに次いで２位。年間$60Billionを売上げるマンモスリテール企業だ。ディスカウントストアながら、ウォールマートほどの”チープ感”があまり無く、”比較的センスの良い、良質な商品を安く買える”というイメージを持たせることに成功しているブランドだ。

そして12日の午後にミネアャ潟Xからサンノゼに移動。サンノゼは昔住んでいた街なので、土地勘があってかなり落ち着く。PCが壊れてしまった為、まだ出張報告が全く書けていない中”帰国したら一気に書かなきゃいけないから、大変だなあ～”なんて思いながら、憂鬱な気持ちで14日の金曜日に帰路についた。