オフの日曜日に、以前訪れたダラムという世界遺産の街を再び訪れたが、ここでたまたま立ち寄った本屋で、素敵な絵本をショーウィンドのディスプレイで見つけ、その絵柄に一目で惹かれてしまったのだ。僕も絵本を描くので海外に行った時は本屋の絵本コーナーを覗くのが好きだが、この本屋で出会ったのは、Helen Stephensという女性絵本作家の作品。どうやら彼女はダラム地域出身の作家さんのようで、とても地元に密着しているようだ。
ショーウィンドーで紹介されていたのは”How to hide a Lion in Christmas”というクリスマス向けの絵本で、どうやらHelenさんの最新作らしい。
Helenさんの絵本は、ラフなスケッチのような画風ながら、そこにとても繊細さを感じ、また色使いや人物・動物の描写がとても温かみがある。
本屋の中に入って、絵本コーナーで彼女の絵本を手に取ると、なんとどれも彼女の直筆サイン入り! ちょっと徳をした気分になり、”How to hide a Lion”のオリジナル版と続編の"How to hide a Lion from Grandma"、ワンちゃんが主人公の"Fleabag"、”Problems with Penguins”というペンギンがとても可愛い絵本の4冊を購入した。
”How to Hide a Lion”はシリーズものになっていて、”How to Hide a Lion”、”How to Hide a Lion from Grandma”、”How to Hide a Lion in School”、そして最新作、”How to Hide a Lion in Christmas”の計4作品があるらしいことがわかった。どれも温かみがあってすっかりタッチが気に入ってしまい、早速Helen さんのニュースレターに登録してしまった。
"Fleabag”は可愛いワンちゃんが主人公の絵本だが、ワンちゃんが好きな僕としては、この絵本が一番気に入ってしまった。
その後ホテルに帰って色々とネット検索したら、Helenさんの写真などが色々と出てきたが、とても穏やかそうな47歳の女性で、多くの学校や様々な地域イベントで講演などもしているようだ。お会いしたことが無いのでわからないが、雰囲気からすると、その穏やかそうな人柄が、あの素敵な絵本を産み出しているのだということがとてもしっくりくる。日本の絵本作家で言えば、僕が大ファンのとりごえまりさんの作品を初めて拝見した時の感覚にも似ていた。
出張で来ているイギリスで、たまたま素敵な絵本と出会い、しかもダラムローカルの作家さんを知るきっかけとなったのも何かの縁かもしれない。
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