今回、ロンドン市内の滞在は無く、以前にも書いた“エイクリフ”というイギリス北部の田舎町での滞在。ロンドンからはNew Castleというイギリス北部の町に飛行機で1時間、またNew Castle空港からは車で南に約1時間走るとエイクリフに到着する。
今回の出張で、初めてイギリスでレンタカーをした。アメリカ出張ではNYを除きレンタカーの利用が当たり前だが、アメリカ以外でレンタカーをするのは本当に初めて。今回イギリス北部の田舎町にてタクシーの便がそもそも良くない為、今回レンタカーをしてみることにしたのだ。New Castle空港のHertzでレンタカーし(Hertzはアメリカで常に利用していたレンタカー会社)、最初はナビ付でちょうど空いているのが大型ベンツのSUVしかないということでこれを借りた。さすがベンツ、重厚感のある走りだったが、このままこの高級SUVにずっと乗っていると料金も高くなるので、週末に車種を変更しに、またNew Castle空港へと向かった。
今度借りたのはAudi A1という、Audi車種の中でも最も小型車。とても俊敏な動きをするスメ[ティーな車だ。印象としては以前乗っていたMini Clubmanにも近いサイズのプレミアムコンパクトカー。Audiとしては僕も以前の愛車A4 Allroad Quatroでフィーリングは掴めていたのが、A1はA4クラスとはまた違い、なかなかキビキビしていて良いものだ。S Lineなのでエアサスペンションなどが特別仕様になっていて、黒とシルバートップのボディーカラーもなかなか結構カッコいい。
今回宿泊したのは、初めて泊まるWalworth Castleという、古城を改装したホテル。周りには何もない広大な敷地にャcンと建っており、何ともこじんまりとしたホテルではあるが、英国ならではの独特な風格と趣はさすがだし、自然豊かな環境はとても魅力的である。どうやら歴史はかなり古く、1,189年くらいに創建されたようで、日本で言うと正に鎌倉時代から存在している建物だ。日本風に城の形態で言うと、平城ということになろうか。
ホテルの中も城の歴史を感じさせる重厚感。ロビーには騎士の甲冑が数体飾られており、入ってすぐに中世イギリスの世界観に誘ってくれる。とてもくつろげるリビングスペースもあるが、何だかとても落ち着く。また、味わいのある柱が特徴的なレストランや廊下などにもアンティーク家具や絵画などが至るところに飾られており、中世の雰囲気が城中を充満しているが、一つ間違えればホーンテッドマンションのような雰囲気もある。
部屋はとてもシンプルなデザインで天井がかなり高い。
ホテルは朝食付で、毎朝イギリスの定番ブレクファストや、僕の好きなエッグベネディクトを食べていたが、なかなか美味しかった。夜は城のような形をしたアスパラガスのリゾットが一番美味しかった。
お城の前には広い車寄せがあるが、木々も見事に紅葉しており、城をバックに落ち葉が映えて、とても美しい。
Walworth Castleの敷地裏には、The Birds of Prayという鷹や梟を飼育した珍しい小さなバードパークがあり、地元でも人気の観光スャbトということでオフの日曜日に立ち寄ってみた。
そう広く無いのだが、色々な種類の梟や鷹がいて、以外にも見応えありのバードパークであった。入口は小さなショップになっていて、ここで気に入ってしまった青い梟の絵葉書を3枚(地元のアーティストが描いているらしい)と、このパークの人気者であるジョージという梟のぬいぐるみを記念に購入した。軽く立ち寄るにはなかなか良いバードパークであった。
日曜日はその後車で近場をドライブしたが、兎に角ここエイクリフはドが付く田舎町。人間の数よりも羊の数が確実に多いと思われる。景色も本当に北海道のような草原が一面に広がり、いたるところに古城跡などもあって、歴史を感じさせる。ちょうど秋の紅葉シーズンで、更に景色が素晴らしかった。ある意味この時期に来ることが出来たのはラッキーであった。
ドライブついでにAcorn Dairyというブランドの乳製品を製造・販売している牧場にも立ち寄り、牛たちをチェック。また途中で羊を放牧しているエリアも多いが、その一つで車を停め、羊たちもチェック。何とものどかな環境だ。何も無いフィールドのど真ん中に、いきなり風力タワーが建っている光景も有り、思わず車を停めて写真を撮った。
自然の中のドライブを満喫した後は、Bishop Aucklandという近所の古い町に立ち寄った。エイクリフから車で30分くらいだ。ここは古くから栄えた城下町らしく、Auckland Castleという立派な城があるのだが、残念ながら修繕工事中。その為、近くにはわざわざAuckland Towerという仮設の見晴らし塔のような建物が出来ており、上から城の修繕模様が見学出来る施設も出来ていた。
修繕中の城の中には入れないが、周囲を散歩しながら城の様子を観賞するのはOK。櫓のような時計台があり、広場を城壁に囲まれた広場も有り、近くには川も流れた自然の要塞のような創りは、まるで日本のお城のようでも有り、城好きとしてはかなり興味深い。
それにしても、僕も城好きが高じて、ついにイギリスの城にも手を出すようになってしまったようだ。
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