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早起きのススメと、早朝バスでの人間ウォッチング

僕は昔から超朝型人間で、週末でも7時くらいには起きていた。6時間がベストの睡眠時間で、これ以上寝てしまうと、一日頭がぼーっとしてしまうのだ。今も毎朝5時に起床、6時8分のバスに乗り、7時過ぎには会社に着いている。すっかりジジイのような生活だが、こればかりはどうも変えられそうに無い。朝の活動は基本的に僕の生活リズムとパターンにとって理に適っているのだろう。早起きのメリットとして、まず早朝の電車は比較的すいているので、ストレス無く通勤出来る(僕の利用している田園都市線/半蔵門線はラッシュが最もひどい沿線としてすっかり有名になってしまったので、尚更朝が良いのだ)。夏は朝早い方が涼しくて快適。会社に着けば早朝は電話も鰍ゥってこないし、ミーティングで邪魔されることも無いので、集中して仕事が出来る。そしてそもそも朝は頭がすっきりしているので、仕事の効率が格段に良い。また色々なひらめきやプレゼンのアイディア/構成なども朝固まることが実に多い。1日にやる仕事のうち、かなり重要な部分は午前中で終わらせるようにすることをいつも目指している。元々は仕事の関係上、アメリカ側と電話で話をする必要が有り、朝早く会社に行くとアメリカ時間でも余裕を持って充分に捕まえる時間が取れるということから早朝通勤するようになったが、基本的にはやはり朝型人間なのである。

毎朝家から最寄駅まではバスに乗っているが、早朝のバスは結構面白い。乗ってる乗客メはほぼ一緒で、しかも人が少ないせいか、個々の乗客の行動が結構目立つ。まず同じバスに乗ってくるのが、毎朝髪の毛がボサボサで貧乏くさい小太りなおばちゃん。朝起きてそのまま家を飛び出してきたかのようなワイルドな髪型で、しかも服装もかなりいい加減な感じ。不思議なことに、バスはいつも「1日バス券」(その日であれば、乗り放題)を購入するので、これで乗り込む際の発券で時間を取られ、後ろの人にひんしゅくを毎朝買っている(定期にでもしろよと思うが、1日バス券にするほど、そんなに色々なバス経路を毎朝行くのだろうか? なんの仕事なのか実に不思議である)。

次のバス停で乗り込んでくるのが、森三中の大島に激似の中年女性。ちょうど大島にめがねをかけさせたような顔(下記イメージ写真)。この人はいつもかなり注目してみているが、なんと異常なまでの汗かきなのである。昨年の夏などは毎朝(早朝は比較的涼しいにも関わらず)バスの中で汗をダラダラかいていて、しかもトレードマークの扇子をパタパタと凄いスピードで扇いでいるのだ。完全に”おっさん”である。相当な新陳代謝であり、こんなに汗かきな女性は初めて見た。逆に冬は冬で寒がりらしく、物凄い量の洋服を着込んでおり、もともとややコロコロ体系なところが更に1.5倍くらいに巨大化しているのだ。でも、寒くてこんなに着込んだにも関わらず、冬でも扇子でパタパタと扇いでいたりするから結構うける(“じゃあ、最初からもう少し薄着でいいじゃん”と思うが、恐らく予想外にバスの中が暑くなったりしたのだろう)。

次のバス停では、ちょっと不思議な夫婦(?)が乗ってくる。本当に夫婦かどうか定かではないのだが、いつも男女で仲良さそうに同じバス停に乗ってくるし、お揃いの紫色のダウンを着ているので、きっと夫婦か、或いは同棲している恋人同士だろう。歳は30歳台ではないかと思われるが、男の方は物凄い白髪で、若干年齢不詳感を漂わせている(でも女性の方の感じからすると、やはり30歳台だと思われるのだが)。毎朝夫婦揃ってこんなに早くどこにいくのだろうと勝手に考えてしまう。2人とも電車は1駅だけ乗って降りてしまうのだが、どうやらこの駅始発の急行にでも乗っていくのだと思われる(かなり遠くに通っているのだろうか?)。帰りのバスでもこの2人を見かけることがたまにある。いつも一緒で仲良さそうだが、もしかして職場も同じなのだろうか? そうでなければ、行きも帰りも常に一緒というのはやや不思議である。

人間ウォッチングというのはいつも楽しいものだが、早朝は人が少ない分かなり目立つ為、ピンャCントで注目しやすいので、結構面白いのだ。でも、早朝は森三中の大島みたいな人はいても、可愛い/美しい女性を見かけることはまず殆ど無い。やっぱり美人は血圧が低く、朝はけだるい感じで出社するのがお似合いなのだろうか。少なくとも朝型は残念ながら少なそうである(笑)。
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