

佐野駅はそう大きな駅では無かったが、駅の北側には“佐野城址公園”があった。今は公園となっているが、江戸時代には佐野城の城下町として栄えていたようだ。この地は、佐野氏が納めていた土地だが、興味深いのが、元々この佐野城の場所には、佐野厄除け大師(惣宗寺)があったが、佐野城築城の際に移転したらしい。今回はあまり時間が無かったので、佐野城址公園をゆっくり見学出来なかったが、一部空堀や石畳などが残っているらしい。時間があれば、また訪れてゆっくり城跡見物をしてみたいものだ。




仕事が終わって帰る前に、佐野ラーメンを食べて帰ることに。駅の南口にあった日光軒という地元では有名なラーメン屋で昼食をとったが、ここの佐野ラーメンはとても美味しかった。スープ自体は比較的あっさりしているのだが、麺が腰のある中太縮れ麺で、とても歯ごたえのある食感が病み付きになりそうである。チャーシューメンを注文したのだが、巨大なチャーシューが5枚も入っていて、ボリュームたっぷり!有名な佐野ラーメンを初めて食べることが出来て、大満足であった。


そして、帰る前に駅から南に徒歩5分くらいの場所にある“さのまるの家”を訪れることに。佐野市のゆるキャラである“さのまる”のグッズを売るお店だ。さのまるは犬型のゆるキャラで、佐野ブランドのPRの為に、佐野の特産品を身にまとった侍の姿をしている。笠は佐野ラーメンのお椀で出来ており、前髪がまさに中太縮れ麺なのがとても可愛い。


さのまるの家では、さのまるのぬいぐるみを2つ、そしてミニトートバッグを記念に購入した。


駅の展示コーナーでは、佐野市のゆるキャラが佐野ラーメンの店をたくさん紹介していた。さのまるは町中の幟にもあり、そして小さなマンホールもあり、そして駅の自販機にも! やっぱり佐野のシンボルとして大活躍している。実はさのまるは佐野市のゆるキャラであるのと同時に、EXILE TRIBEのGENERATIONS/佐野玲於のグッズとしてファンの間で親しまれているのである。





マンホーラーとして、色々な土地を訪れた際、その土地のマンホールも好きで写真を撮っているが、佐野市のマンホールも発見!

初めて佐野を訪れたが、滞在時間は仕事の客先訪問も入れて僅か4時間半程度であったが、とても魅力的な町であった。今回はあまり時間も無かったので、またプライベートでゆっくり訪れてみたい。また車の方が行きやすいかもしれない。このエリアには他にも唐沢山城址、田沼城址が幾つかあり、特にまた佐野プレミアムアウトレットもある。そして今回行けなかった佐野厄除け大師にも次回はぜひ訪れてみたい。
