続けて鉄腕アトムネタを。
希少性の高い光文社の『鉄腕アトム』ビンテージ単行本だが、かなり前に購入していた第3巻に加えて、先日第2巻を入手したばかり。そんな中、今回なんと神保町で第1巻をゲットすることが出来た。
こちらは1956年のオリジナル版なのでかなり貴重だが、正直状態はあまり良くない。大きな破れとかは無いものの、ヤケと汚れはかなりあるので、価格も3,500円で購入することが出来た。本来、このオリジナル光文社単行本第1巻自体が殆ど出回っておらず、鉄腕アトム光文社全3巻の中でも特に入手が困難なのがこの第1巻だ。更に状態が良いものだと、恐らく数十万円はくだらない。その意味で、あまり状態が良くないものでも入手出来ただけで奇跡的である。この光文社シリーズの全3巻は、復刻版もリリースされているのだが、復刻版ですら第1巻だけ既に廃版になっているような状態なのか、まず手に入らない。オリジナルであれば尚更で、それだけ第1巻は貴重なのである。
鉄人28号の光文社単行本でもそうなのだが、初期の鉄腕アトムは特に可愛いし、絵のタッチが味わい深い。ちょっとアトムの顔もより人間に近いというか、どこか可愛くるしい表情で、とても愛着が持てる。この第1巻でもまだそんな初々しい初期のタッチを見ることが出来るのが感慨深い。
これで第1巻、第2巻、そして第3巻とフルに全3巻をゲットすることに成功したので、初期鉄腕アトム光文社オリジナル版はコレクションコンプリートである。思ったより早くコンプリート出来たので、これからは鉄人28号のコンプリート(あと2巻)に向けて頑張りたい。