山中城~三島スカイウォーク~アサカでランチをした後、車で三島市内に戻り、レンタカーを返却。その後は徒歩で三島市内を散策することに。
市内で三島スカイウォークのマンホールを発見。
まずは三島駅からすぐの『楽寿園』を訪れた。ここは75,000平方メートルの市民公園で、池や湿地帯からなる見事な日本庭園があり、とても自然が豊かなエリア。元々は小松宮彰仁親王が明治23年に別邸として造営されたのが始まりらしい。池はなかなか不思議で、今回訪れた際には殆ど水を張っていない渇水期であったが、毎日水位が変化し、数年に一度は満水の状態になるというから不思議だ。前回は2020年に満水になったらしい。
この他、園内には郷土資料館や、どうぶつ広場、のりもの広場もあり、大人から子供まで楽しめる公園になっている。アルパカとレッサーパンダが可愛かった。
またこの日は園内で『コーヒーとめがね』というテーマで、様々なコーヒースタンドや雑貨店などの露店が出ていて、地元民で賑わっていた。
その後は三島大社を訪れた。ここは旧東海道の要所だった為、昔から多くの人々が行き交った宿場町として栄えた。この三島大社の本殿、幣殿、拝殿が国の重要文化財となっており、北条政子の奉納と伝わる国宝の梅蒔絵手箱を始め、多数の所蔵品がある。
入り口には参道の両側に池があり、鶴岡八幡宮のようなレイアウト。
ここで有名なお土産の『福太郎』という和菓子を購入。まるでリーゼントのように餡子が付いている形状はかなり珍しく、インパクトがある。
三島大社から出た住宅街に、なんとシラサギが凛と立っていたので、思わず写真を撮ってしまった。人がある程度近づいても動じないので、人に慣れているのだろう。こんなに間近で見たのは初めてかもしれない。
途中で、”さいとうフルーツ”という果物屋さんを発見。黄色とオレンジでとてもカラフルでポップなお店だが、フレッシュジュースも売っていて、地元でも人気店らしい。
三島市内は多くの小さな川が流れていて、とても清々しい街だ。富士の雪解け水や、湧き水も多くあり、水のがとても豊富。そんな特徴を感じられるのが楽寿園のすぐ隣にある『白滝公園』。ここは小さな市民憩いの公園という雰囲気だが、市内を流れる川からとてもキレイな湧き水が公園内に流れ込んでいて、とても美しい公園となっていた。市民や観光客に癒しを提供してくれる場所だ。
そしていよいよお楽しみの夕飯は、三島で一番有名なうなぎ屋、『うなぎ桜家』を訪れた。三島はうなぎで有名で、実に多くのうなぎ屋さんがあることでも有名なのだが、そんな数あるうなぎ屋の中でも一番老舗(創業186年!)で、一番有名なのがこの『桜家』なのだ。予約をしないとなかなかすぐには入れない人気店である。ちょうど市内商店街の中心にあり、格調高い店構えと店内は雰囲気があって素敵だ。隣には小川も流れる。
うなぎ1枚半のうな重(7,000円)を注文したが、ふわふわの食感のうなぎに濃厚なタレがかかったご飯でとても美味しいうなぎだった!さすが人気店だけのことはある。
うなぎの後は、市内でクラフトビールを製造しているバー、『TIELS TEA & TAPS』に立ち寄り、美味しいクラフトビールを頂いた。これで盛りだくさんの三島での一日目が無事終了。三島の魅力を思わず満喫してしまった。そしていよいよ翌日は沼津港に足を伸ばすので、2日目(その3)に続く・・・・。