blue deco design lab

家から最も近い、荏田城跡へ!

東急田園都市線の江田駅の近くに、“荏田城”というお城があった。歴史は古く、平安時代に遡るが、江戸時代には小机城の支城という位置付けで、規模的にはそう大きくなかったようだ。

城跡好きとしては、かなり前からこの地元の荏田城跡が気になっていたのだが、基本的に殆ど遺構が残っていないらしく、行っても見るものがないと思って諦めていたのだが、先日思い切ってきなこを連れて行ってみることにした。



荏田城跡はまさに江田駅から徒歩2分くらいの小さな丘にあり、外から見ると現在は立派な貞Mとなっている。ちょうど国道246号線と東名高速が交差する場所。遺構として一部空堀などがあるらしいのだが、残念ながら現在は私有地になっており、敷地内には入れないので、その遺構らしき場所を見ることが出来ないが、246側から周わり込むと、かなりの貞Mエリアが広がっていることがわかる。





北側からみると、斜面に僅かではあるが、堀切のような場所も見てとれる(ような気がする)。


本当はいけないのだが、一部荏田城跡の西側の細い道を通ってみた。ここはもともと城のど真ん中であった筈なのだが、東名高速の建設により、大幅に削られてしまい、遺構がたくさん失われてしまったらしい。とても残念なことだ。特に遺構らしきものは確認できなかったが、貞Mはかなり立派だ。




このエリアは江戸時代に大山街道として江戸に伸びていた大事な街道であり、荏田は荏田宿という宿場町として栄えていたらしいのだ。今でも所々に看板などがあって、当時を少しだけ偲ぶことが出来る。



荏田城は残念ながら、あまり遺構を確認出来ず、城跡としてはかなり物足りない気もするが、一応自宅から一番近い城跡でもあり、今回見える範囲でとりあえず押さえることが出来て、何だかすっきりした。

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「日本の城、日本の寺」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事