・ゴールデンスランバー(1月30日より公開 堺雅人,竹内結子 出演)
ごく普通の青年が首相暗殺犯に仕立て上げられ、警察という国家権力からの2日間の逃亡劇を描いた、人気小説家伊坂幸太郎の原作を映画化したもの。
2時間30分とそれほど短くはないが、現実逃亡劇と大学時代のサークル仲間との思い出が交互に入れ替わり、そして逃亡を手助けする様々な人の思いやつながりそして時々コミカルなシーンもあり、ストーリーが単調にならず飽きなかった。
ただ、ストーリーの内容や結末については、事件の黒幕の存在や彼らが主人公をどういう過程で殺人犯に仕立て上げたのかが最後まではっきりせず(大体想像はつくが)見終えてやや消化不良の感じがしたのも事実。
しかし、この映画はかなり製作費用高いだろうなあと思った。最後の花火のシーンも豪快だったが、キャストが一見豪華に見えるが、そのうち映画本編に絡んでくるのは半分ぐらいで。吉岡秀隆なんて開始15分程度であんな風になるくらいなら、彼でなくても良かったのでは。全く事件と関係がないヒロインの旦那役の大森南朋や、事件の黒幕の一人?で1シーンしか出てこなかった相武紗季なんて何で出演したんだろう。伊坂幸太郎のファンだから出演を承諾したのかなあって思わず感じた。
この映画では悪役だった香川照之は、いい演技をしていたが登場するシーンが少なかったのが残念。
今回印象に残ったのはこの二人。人を殺しながらもひょうひょうとしたしゃべり口で主人公を助ける凶悪犯「キルオ」の演技にはちょっとぞくっとしたし、警察庁所属のヒットマンが何も言わず女性にも容赦なく威嚇行為をするのも迫力があった。
コメントが遅くなってしまいましたが、
この映画のオフィシャルサイトにゲームがありました。
けっこう楽しめましたよ。
http://www.golden-slumber.jp/
↑このページのシークレットギャラリーね。
ゲームの攻略のヒントは↓で
http://www.no1game.net/bbs/kareha.cgi/1265098713/
いちいち伏線となって終盤に効いてくるのは、
面白かったです。
何年も放置された車がバッテリー替えたくらいで動くか、とか、
突っ込みどころはあるにしてもよく練られていると感じました。
永島敏行と浜田岳もよかったし、
相武沙希って何?も同じ印象ですし、
消化不良の点も同感です。
一般市民が突然、首相暗殺犯にされてからの
逃亡劇、見応えがありました。
洋画のようなスピード感ある展開ではなく、
あくまで人の信頼関係、友情をベースにした
お話でしたが、笑い、涙ぐむシーンもあり
もう一度見たくなりました。
今度、訪れた際には、
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