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踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望

2012-10-09 05:14:19 | 映画

・踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望(出演:織田裕二・深津絵里・柳葉敏郎・小栗旬 9月7日より上映)

織田裕二主演の人気ドラマを映画化し、日本の実写映画興行記録を打ち立てた大ヒットシリーズ最終作。湾岸署管内で開催中の国際環境エネルギーサミット会場で誘拐事件が発生し、被害者が射殺体で発見される。緊急招集された捜査会議では、すべての捜査情報を鳥飼管理官に文書で提出するという異例の義務が課され、所轄の捜査員は一切の情報を開示されないまま捜査を進めなければならない。そんな中、第2、第3の殺人事件が立て続けに発生し……。織田、深津絵里、柳葉敏郎らシリーズレギュラーキャストのほか、前作から加わった小栗旬、伊藤淳史らも出演する。(映画.comより)

連続ドラマから15年あの「踊る大捜査線が」がついに完結。

今回が完結だけあって、このドラマの一連のテーマである「警察の組織の問題点」について、過去の悲惨な事件に関わった警察内部の人間が非合法な手段で復讐しようとしているところを青島と室井の活躍によりそれを防ぎ、警察組織の問題を明らかにしたうえで、それを改善していくという一応の結着をつけている。

今回は犯人は警察役の人間で、今までのシリーズに深くかかわっていた者もいた。最後青島と香取慎吾が演じている主犯格と対峙した時、詳細なやり取りがあまり描かれず、ちょっとあり得ないシーンで逮捕されてしまったことがちょっと残念。ここは青島の口である程度時間をかけてでも本当の正義というものを知らせる必要があったのでは。犯人も進んで犯罪を犯したわけではないので、あの状態だと逮捕されても救われないのではと思った。まあそこはこれから室井さんが警察組織を改革していくことである程度は報われうと思うが。最初の40分ぐらいは今まで出演したキャラクターの紹介の様なコメディタッチだったので、このシーンはテレビドラマで行い、映画はもっと事件の本質だけに迫っても良かったのではというのが、映画を見終わってからの私の率直な感想でした。

最初のからあげ屋のシーンはいくら犯罪捜査のためとはいえ、現実にはありえないでしょう。(最初誰かの夢の中かと思った) それでも青島のすみれさんの掛け合いは良かったと思う。





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