・映画 リンカーン (2013年4月19日より上映 ダニエル・デイ=ルイス,トミー・リー・ジョーンズ出演)
スティーブン・スピルバーグ監督が、名優ダニエル・デイ=ルイスを主演に迎え、アメリカ合衆国第16代大統領エイブラハム・リンカーンの人生を描いた伝記ドラマ。貧しい家に生まれ育ち、ほとんど学校にも通えない少年時代を送ったリンカーンだが、努力と独学で身を立て大統領の座にまでのぼりつめる。しかし権力の座に安住することなく奴隷解放運動を推し進めたリンカーンは、一方でその運動が引き起こた南北戦争で国が2つに割れるという未曾有の危機にも直面していく。奴隷制度廃止を訴えた共和党議員タデウス・スティーブンスにトミー・リー・ジョーンズ、リンカーンの妻メアリー・トッドにサリー・フィールド、息子のロバート・トッドにジョセフ・ゴードン=レビット。脚本はスピルバーグ監督作「ミュンヘン」のトニー・クシュナー。第85回アカデミー賞では同年度最多12部門にノミネートされ、デイ=ルイスが史上初となる3度目の主演男優賞受賞となった。(映画.comより)
リンカーン役のダニエル・デイ=ルイスの演技が歴史のリンカーンのイメージにぴったりで良かったです。普段リンカーンとは性格上合わないが、奴隷の解放のため、己の信念を対象曲げても法の改正に動くトミー・リー・ジョーンズの老議員も良かった。でも彼の髪型はちょっと変でした。
奴隷解放と南北戦争の終結の二つの重大な出来事、下手すれば「二兎を得るもの一兎も得ず」状態になってさらにアメリカ国内が大きな不幸になりかねない状況の中、とても買収や裏工作などクリーンとは言えない方法ながらも何としてでも法改正を下院に承認させたいというリンカーンの熱意を彼の言葉を通して国務長官などの閣僚はライバル議員や兵士、そして家族やその召使いに至るまで伝わっていきました。
そして一つの家族の父として、息子を戦場に送ることを強いられ、それに反対する妻との言い争いがあり葛藤に苦しむ姿も印象的でした。(史実上のリンカーンもうつ状態だったようです)
彼は結果的に奴隷解放と戦争終結の両方を成し遂げました、でもその過程で戦争での多くの死者を出してしまうことになります(さすがスピルバーグ監督というべきか戦死者の映像が生々しかったです)
そしてリンカーン自身も暗殺という大きな代償を払う形でこの物語は終わります。(個人的にもう少し強調してほしかったシーンでもあります)
そして150年余りたったつい最近、オバマ大統領が提出した銃規制の法案を上院が否決されてしまいました。オバマ大統領自身もこの映画をホワイトハウスで観たようですが、銃の規制という奴隷制度と同じくアメリカの文化に根付いている事をストップをかけようとしています。彼がこの映画をどのように感じ行動していくか注目です。
最新の画像[もっと見る]
- ダブルビーフサルサバーガー(期間限定) 11年前
- 【花・植物写真】ボタン(牡丹) 12年前
- 【花・植物写真】ボタン(牡丹) 12年前
- 【花・植物写真】ボタン(牡丹) 12年前
- 【映画】リンカーン 12年前
- 【撮り鉄】 2013年ポケモンラッピング 12年前
- 【撮り鉄】 2013年ポケモンラッピング 12年前
- チューリップ 12年前
- 【飛行機】B787復活 12年前
- すき家の焼きそば牛丼 12年前
銃器規制が米上院で否決された最大の要因は全米ライフル協会とアメリカ合衆国憲法修正第2条が有るからと感じております。映画のコメントをせずに済みせんでした。
またよろしくです♪