充実した毎日を送るための独り言

私が毎日感じたこと思ったことを気ままに書くところです

テルマエ・ロマエ

2012-04-29 00:12:26 | 映画

・テルマエ・ロマエ(4月28日より上映中 阿部寛 上戸彩 北村一輝出演)

「マンガ大賞2010」「第14回手塚治虫文化賞短編賞」を受賞したヤマザキマリの同名コミックを阿部寛主演で実写映画化。古代ローマ帝国の浴場設計師ルシウスが現代日本にタイムスリップし、日本の風呂文化を学んでいく姿を描くコメディドラマ。生真面目な性格で古き良きローマの風呂文化を重んじる浴場設計師のルシウスは、ふとしたきっかけで現代日本にタイムスリップ。そこで出会った漫画家志望の女性・山崎真実ら「平たい顔族(=日本人)」の洗練された風呂文化に衝撃を受ける。古代ローマに戻りそのアイデアを用いた斬新な浴場作りで話題となったルシウスは、時の皇帝ハドリアヌスからも絶大な信頼を寄せられるようになるのだが。オリジナルのヒロイン・真実を上戸彩が演じる。監督は「のだめカンタービレ」の武内英樹。
(映画.comより引用)

今日は初日だからかかなりの観客がいて席がほぼ埋まっていた。

古代ローマと現代をお風呂でつなげることにより、古代ローマ人と現代の日本人の奇妙な交流を見事に表現している。阿部寛や北村一輝そして皇帝役の市村正親の顔が濃い役者の演技と、平たい顔族の老人のゆるい演技の対比が良かった。主人公のルシウスが現代の風呂の技術や文化に触れて驚いている顔は思わず笑ってしまった。ヒロインの上戸彩演じている漫画家志望は、この原作者の漫画家をもじった役で出ていて、この人もこの漫画を世に出すまで苦労したんだなあと感じた。

最初はローマ人の役はラテン語を話しているようで、日本人に対してはラテン語で話しているんだけど(日本語は字幕で)途中から全て日本語だけの会話になるとき、スクリーンの右上「BILINGUAL」という文字が出てきて細かい仕掛けはちょっと笑えた。

最後は続編をにおわせるような表現もあったけど、今作の興行成績が良ければおそらく続編があるんだろうな。原作の漫画の方もまだ続いているし。




皇帝を中心とした古代ローマ人の濃い風貌と



平たい顔族の老人のゆるい表情(1人例外がいるが)



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。