コンビニ人間 (著)村田 沙耶香
薄い本。
速読技術のある人だったら1時間足らず(もしかして30分未満?)で読了できるかもしれない。
2時間くらいかかったけど、今も時々読み返している。
あーわかる
という共感と、あーこういう表現でできたんだと正解を探せた心地よさ。
主人公の生き辛さと導き出した解決案。
と
未確定のその先。
読み終えて、泣きたくなった。で、読み返して油断してると泣いてしまっている。
下記のコピペしたウィキのあらすじがまったくその通り!なのでちょっと笑ってしまった。
そうです、それ以外のことは書いてないですよ。
だけど、だけど、それ以外のことがたくさん心に残るんです。
チョップリンの「モダンタイム」と何が違うか、たぶん働いている本人がここでなら生きていけると思うところかなと。
コンビニの従事者たちの悲惨さや本部の非道さばかりが報道されているけど、経営者もバイトも
この小説のように、ほんのわずかでも、コンビニに救われている人がいるといいなと思った。
白羽のクズ加減が、普通の家に育った人のクズ加減、自己中心、視野狭窄。
だけど古倉さんは彼のクズさに傷ついたりしない、
それは自分はコンビニで育ったコンビニ人間だから。
このコピペの最後の締めの「誓う」。まさに誓って突進していく姿に「良かった」と思ってしまう。
何が良かったのか、どう表現していいのか、表現素人にはわからない、
そのうち見つかるかもしれない。
いい小説だった。
ただ、近所にスーパーがあるので、コンビニは切手やコピー以外では、仕事中のコーヒーや飲料、おやつを買うことしか利用がない。
コンビニでいつも常食にしている食パンの定価を知った時はショックだった。
高っ!
スーパーってこんなに安く売ってるんだ、企業努力に驚いた。
@@@@@@@@@@@
ウィキから丸々コピペ
ヒロイン古倉恵子は三十半ばだが、正規の就職をせずに大学時代に始めたコンビニのアルバイトを続けており、恋愛経験も皆無であった。子供の頃から普通ではないと思われていた古倉は、周囲の人たちの真似をしたり妹の助言に従ったりすることによって常人を何とか演じ続けてきたが、加齢によりそのような生き方も限界に達しつつあった。そんなとき、就労動機を婚活だと言った後に解雇された元バイト仲間の白羽という男と再会し、彼と奇妙な同居生活を始める。それを「同棲」と解釈して色めきたった周囲の人たちの反応に若干は戸惑いつつも冷静に彼らを観察して、白羽との関係を便利なものと判断する。
のちに白羽の要求によりコンビニを辞め、就活を始めるが、たまたま立ち寄ったコンビニで、コンビニ店員としての自分を強く再認識し、白羽との関係を解消して、コンビニへの復職を心に誓う。
薄い本。
速読技術のある人だったら1時間足らず(もしかして30分未満?)で読了できるかもしれない。
2時間くらいかかったけど、今も時々読み返している。
あーわかる
という共感と、あーこういう表現でできたんだと正解を探せた心地よさ。
主人公の生き辛さと導き出した解決案。
と
未確定のその先。
読み終えて、泣きたくなった。で、読み返して油断してると泣いてしまっている。
下記のコピペしたウィキのあらすじがまったくその通り!なのでちょっと笑ってしまった。
そうです、それ以外のことは書いてないですよ。
だけど、だけど、それ以外のことがたくさん心に残るんです。
チョップリンの「モダンタイム」と何が違うか、たぶん働いている本人がここでなら生きていけると思うところかなと。
コンビニの従事者たちの悲惨さや本部の非道さばかりが報道されているけど、経営者もバイトも
この小説のように、ほんのわずかでも、コンビニに救われている人がいるといいなと思った。
白羽のクズ加減が、普通の家に育った人のクズ加減、自己中心、視野狭窄。
だけど古倉さんは彼のクズさに傷ついたりしない、
それは自分はコンビニで育ったコンビニ人間だから。
このコピペの最後の締めの「誓う」。まさに誓って突進していく姿に「良かった」と思ってしまう。
何が良かったのか、どう表現していいのか、表現素人にはわからない、
そのうち見つかるかもしれない。
いい小説だった。
ただ、近所にスーパーがあるので、コンビニは切手やコピー以外では、仕事中のコーヒーや飲料、おやつを買うことしか利用がない。
コンビニでいつも常食にしている食パンの定価を知った時はショックだった。
高っ!
スーパーってこんなに安く売ってるんだ、企業努力に驚いた。
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ウィキから丸々コピペ
ヒロイン古倉恵子は三十半ばだが、正規の就職をせずに大学時代に始めたコンビニのアルバイトを続けており、恋愛経験も皆無であった。子供の頃から普通ではないと思われていた古倉は、周囲の人たちの真似をしたり妹の助言に従ったりすることによって常人を何とか演じ続けてきたが、加齢によりそのような生き方も限界に達しつつあった。そんなとき、就労動機を婚活だと言った後に解雇された元バイト仲間の白羽という男と再会し、彼と奇妙な同居生活を始める。それを「同棲」と解釈して色めきたった周囲の人たちの反応に若干は戸惑いつつも冷静に彼らを観察して、白羽との関係を便利なものと判断する。
のちに白羽の要求によりコンビニを辞め、就活を始めるが、たまたま立ち寄ったコンビニで、コンビニ店員としての自分を強く再認識し、白羽との関係を解消して、コンビニへの復職を心に誓う。
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