鮮やかで簡潔なものは美しい

「 重力ピエロ　」　伊坂幸太郎／著　 新潮社

「シャガールはいいなあ」というセリフは「冬の華」の小林亞星でヤクザの親分の役だ

「指を詰めるだと　ふんっ　佃煮にもなりゃしない」
不確かだけどこんなセリフだった

画像　シャガール 「青い背景の画家」

私にはシャガールの良さがイマイチわからないのだけど、この小説にシャガールの絵が引用されている

すごくいい小説だった

無知なので世間でも相当評価の高い作家らしかった
芥川だか直木だったかノミネートされていたらしい
受賞できなかった作家のほうが、後の売上げも人気も上がる傾向にある

すごくいい小説に出会うと　これは誰が演じたらいいだろう、としばらく配役をあれこれ考えている
暇なことこの上ない

母親は若い時だけだから　絶対　松嶋菜々子　
お父さんは小日向がいいんだけどちょい若いかなあ　子供が３０過ぎの父親
できないことはないかなあ

だって長男は堤真一がいいんだもん　谷原章介では糖分が多い　大森南朋ではマヌケさが足りない、彼のほうが活躍してしまいそうだ
　
弟はハンサムで運動神経が良くてアート系で冷淡
もう一度、今度は岡田准一と兄弟ではダメだろうか　　成宮クンは違う　全然違う

赤西クンはちょっと骨が細い
亀クンも相葉クンも違～う　

二階から両手でバットを持って飛び降り、キレイに着地ができるのにふさわしい青年
しかも女のコが町で見たら振りかえるくらいの美形　しゃべり方が簡潔で喩えがシャープで・・・それは脚本の問題だ


もう映画化が決定しているかもしれない　なんせ世間に疎いので

ストーカーの女のコ　若いときは市川実日子かな　後は・・・誰だろう・・・若い子のストックはまったくない
間違っても　長澤まさみ　はヤメテほしい　遠い



後述
父親だけアタリ～～
映画版感想。
長男は「それでもやってない」の人加瀬亮（この人　ぴったり）　弟は岡田将生　母は鈴木京香