アメリカの美点

しあわせの隠れ場所 - goo 映画

裕福で愛に溢れた一家、子どもの学校で出会った、家族が崩壊して、いろんな家をたらい回しにされ、ついにはホームレス状態の黒人の少年。
事情は後回しで家に連れて帰り、できる限りの援助、手を尽くし大学にまで進学。

母親のボランティア精神をお金持ちの気まぐれと言うスノッブな友人たちとも縁を切る。

自分のできる範囲で、援助を惜しまない、アメリカ人の美徳であり、それが講じて支配下の外国の内政干渉まで平気でやってくる。



彼を連れて帰るサンドラブ・ロックの家族は絵に描いたように「善き人たちだらけ」夫の事業は良好、娘は美人、弟は誰からも愛される性格の持ち主。
白人だっていいことすんだろ？のメッセージを感じてしまうのはヒネクレ者の証拠かもだ。
映画ってのは、新しい価値観を植えつけるのに結構有効なのだ。

シザーハンズを見つけて家に連れて帰ったダイアン・ウィーストより、もっとパワーと戦略に長けている（笑）。


素人レヴューは大変な高得点を得ている。
正しいことをする人は善い人だ。
問題はその描き方で、一つ間違うと噴飯もの。
心優しく、才能のある黒人なら引き取ってもらえるという教訓じゃないことを願う。


ライフル協会員　共和党かよ（笑）