niobin

鉄と戯れる日々のことば

形跡「土源」/「new moon」 <作品について>

2024-07-22 | さくひん


形跡「土源」 (900×1800×30)鉄
2016年個展「鉄の記憶」 銀座Gallery Bar Kajimayaより

2015年に小さな作品から始めた鉄との対話の作品「形跡」シリーズ


鉄の地下時代の記憶を辿る

私の細胞と鉄の粒子との対話

その鉄が地下にいた頃の記憶を探る対話の作品。

火を一切使わず、身ひとつ、ハンマーで叩きつづける。

共鳴と振動を感じられる時間は1日に数時間。

自分の鼓動も早まり、叩いた鉄は摩擦でほんの少し暖かくなる。


最終形がどうなるかを想定はしていない。

ただ、語りつくすのみ。

ただ一つ心にとめておくのは、自分の皮膚の裏表を意識し、鉄が叩いた時、伸ばした時の粒子の動きを見ること。

ハンマーから鉄の倍音を感じ取ったとき

私は鉄と一体になる。


​​
鉱物や資源と呼ばれるものは地球のもの 
取り合いの争い なくなりますように


形跡「new moon」  (490×490)鉄 2023年制作

その作業の先に 新月を見た



丹尾敏ホームページhttps://www.niobin.com

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 回旋塔と三輪車 <作品につ... | トップ | balance <作品について>  »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

さくひん」カテゴリの最新記事