久々のビルボードライブ大阪。コロナ禍直前のトニー・ハドリー以来の参戦です!
ハワード・ジョーンズの日本公演、当初の期待通り、いやいや、大きく上回った好演でした!!
ワタシは大阪公演の1STステージに参戦。まだまだライブ熱冷めやらぬ間でのライブレポートです!
当ブログでは、過去の2016年1月のABCのビルボードライブレポ(https://blog.goo.ne.jp/bmkobe/e/dd3cad9735402c5c2edf45faccad9b0f)同様、長尺になっておりますが、最後までお付き合いいただければ幸いです。
今回のメンツは、キーボード兼ボーカルのハワード他、ギターのロビン・ボールド(元フィッシュ)と、ベース&チャップマンスティックは、元カジャグーグーのニック・ベッグス(!!!!)が参加の3ピースでの構成。エレクトロではなく、アコースティックなライブ編成です。
そして定刻通り、メンバーが登場!ハワードはスマホの翻訳アプリ「MICHIKO」さんを相棒に従え(?)オーディエンスとコミュニケーションをとります。
そのMICHIKOさんから、「会いに来てくれてありがとう」「素晴らしい友人を歓迎してください」、そしてハワード本人から軽くメンバーの紹介。いよいよ、ステージが始まります!
1 Pearl in the Shell
いきなりのサプライズです!東京公演の情報に触れてしまった(汗)ので、てっきり一曲目はしっくり「Assault & Battery」でスタートすると思っていましたが、まさかの個人的推し曲から!東京公演では演ってなかったナンバーでスタートです!
曲後半では、エルトン・ジョンの「土曜の夜は僕の生きがい」も挟み、早くもライブならではの充実感。ハワードの鍵盤タッチ、ボーカルコンディション、モチベーションもGOODのようです!
2 What Is Love?
二曲目にも関わらず、惜しげもなく大ヒットナンバーを披露。多くのヒット曲がないと、この構成はできませんよね~。
長めのイントロ、中間部の演奏もアコースティックの良さでこの曲を堪能できます。
サビ等コーラスでは、オーディエンスの皆さんは、ハワードの歌声・演奏をしっかりと聴きたいとの思いでしょう、ワタシも含めて控えめなレスポンスでの合唱を。
3 Specialty
セカンドアルバム「Dream into action」から沁みる曲が三曲目。この曲では、中近東風のムードを漂わせる雰囲気をロブのアコギで、ハワードはピアノソロをじっくり聴かせてくれます。ハワードの早口ボーカルも健在!
4 Life in One Day
スタジオヴァージョンでもアコギを効かせていた曲。ニックのベースも良いアクセントになってました。
すんなり終わると見せかけて、コーダ部分では軽快にオールディーズ調のピアノヴァースを聴かせてくれました。
5 Someone You Need
ニックのフェイヴァリット・ソングとして紹介された、日本では2001年にリリースされたアルバム「メタモファシス」(海外では「Perform.00」)にも収録されたナンバー。 そのアルバムでは、今回のツアーメンバーのニックもロビンも参加していましたね。ハワードのボーカルをしっとり聴かせてくれます。
6 Too Shy
さ~、来ましたよ!問答無用、カジャグーグーのデビュー曲にして、全英ナンバーワンソングのお出ましだっ!
アメイジング・ソングとして紹介。ハワードがニックは「トゥー・アン・シャイ」と言ってたような。この曲は、ニックのカウント(=肉声が聞けたっ!)から始まります!
ハワードのファンでも、サビの部分は皆さん歌えますね!
そして勿論、ブリッジ部分ではこの曲の肝、ニックのベース・ソロも堪能!これが生で観たかったゾ!!生きてて良かった&涙!!!(これは大袈裟)オーディエンスの皆様も(多分)食い入るような眼差しで、見入って&聴き入っていたように思えました。
一旦曲を終えるも、先ほどの通りレスポンスが大人しめなオーディエンスに対して、サビの部分からリプライズ演奏!大合唱へ。
ハワードのサービス精神とニックに対するリスペクトを感じました。
そのニックですが、照れくさそうで且つ白い歯キラリの大口笑顔は80年代と変わらず。スタイルもそのまま(=以前よりもシェイプアップしてる?)、レザースーツの足が長くて細くて、まるでキリン(笑)です。それだけで、ワタシは魅了されましたが。
また、各楽器のチェンジの際は、音を立てることもなく、そーっと、丁寧に扱っておられた所作には、楽器を大切にされている方なんだな~と、つくづく感心してしまいました。アーティストとしてのニックの側面を見たような気がしました(但し、ニックのツイッター(現X)を拝見すれば、かなりの曲者のようでもあります。興味のある方は是非ともアクセスを→但し、イメージが大きく変わっても(損なわれても)補償はしませんので・・・)。
7 Tomorrow Is Now
Go-go'sのメンバーと書いた曲として紹介された1988年リリース「People」からの一曲。シンプル・イズ・ベストに聴かせてくれました。聴く人を穏やかでハッピーな思いにさせてくれる、そんなポップソングです。
8 No One Is to Blame
前曲からの流れでシンプルに奏でられます。この曲は3ピース・ユニットのアコースティック・アレンジで、更に心に沁みるナンバーに。ハワードの歌声は80年代と変わらなく澄んでいて、ずーっと聞いていたくなる感じにさせてくれます。オーディエンスの反応からも、人気曲であることが伺えます。
9 Like to Get to Know You Well
「一緒に歌って」、のシングルヒットナンバー。この曲では、ハワードは力強い歌声を、この曲でも終盤では長めのピアノソロを聴かせてくれました。
ロブもニックも流石おとなの振る舞いというか、常にハワードのバックに徹するプロフェッショナルなプレイで彼を引き立てます。
10 Hide and Seek
ピアノ・ソロから、1985年のライブ・エイドでも演奏した、希望の歌との紹介から1STアルバムのタイトル曲を。
この曲はアコースティック・セットでも、オーケストラを交えた公演でもしっくりくるスケールの大きな名曲ですよね。
11 You Know I Love You, Don't You?
この曲の"せっかちさ"がワタシの好きなところでもあります。オーディエンスは手拍子で盛り上げます!
ブリッジ部分では一旦ペースを落として、その後再加速のアレンジで楽しませてくれました。
12 Don't Always Look at the Rain
曲の前に再びMICHIKOさんにより「大阪に戻れて嬉しいです」とのアプリ・ボイス。ハワードのスマホのやや不慣れな取り扱い&仕草が、良い意味(?)で如何にもシニア(ごめんなさい)って感じが微笑ましい。緊張気味のオーディエンスをリラックスさせてくれます。
この曲のアレンジは、ブルーノートでのライブでも遜色ないようなジャジーでスウィンギングな趣で。ロブのギターソロもマッチしてましたね。スタイル・カウンシル風って言えばそんな感じです。ここで一旦メンバーは退場します。
13 New Song
この曲からアンコールです。曲前にはMICHIKOさんから感謝のボイス。歌詞には"come back to Osaka"のフレーズも挟みます。
今回のライブでは途中からテンポアップする展開。個人的にはミニアルバム「12INCHERS」に収録のニューミックスの中間部のピアノソロがマストです。
もっと長く聴きたかったけど、この曲の良さを十分に堪能できたかな。
14 Things Can Only Get Better
「皆さんお休み、安全にお帰りください」とのMICHIKOさんボイスで、最後の曲となります。オーディエンスから借別の拍手が。
この曲でもハワードの声は伸びやかです。お約束の「WOW WOW WOOW WOOOW WOW WOW WOW~」(こんな感じで良かった?汗)で会場はオーディエンスと一体に。
この時間がもっと続けば・・・との印象を余韻に残し、メンバーが挨拶、退場されます。
ありがとう!!!ハワード、ロブ、そしてニック!!!
東京公演から数曲を入れ替え、曲順等構成を変更した大阪公演でした。
1曲目の「Pearl~」5曲目の「Someone~」を体感できて、個人的には大満足のライブでした。
他にも、あの曲もこの曲(「Everlasting love」「Celebrate it together」「All i want」希望!)もアコースティック・アレンジで聴きたいっ!ことは、皆さんと同意見ですが、これもハワードならでは名曲の多さからくる贅沢というもの。嬉しい悩みですね。
東京公演に続いて大阪公演もソールドアウト。要因としてはニックの参加も大いに貢献していることは異論はないところでしょう。そして、ハワードも気をよくしているハズ!再来日は確実?!
ビルボードライブのハコは、これはこれで満足なのですが、ホールでの大音量でのライブも捨てがたいです。
次回は是非とも、バンドメンバーでのエレクトリック・セットでのライブを拝みたい!(今、「ENGAGE」のジャパン・デラックス・エディションのライブCDを聴きながらこの記事を執筆してるので、余計にです。)
個人的には「You know i love~」をオーケストラ・ヒットを交えたバリバリのシンセ・サウンドで聴きたいゾ!
ショウ中間部では、今回のようなアコースティック・セットを挟む構成などを期待していますが、ハワードさん、いかがでしょうか?是非とも、ご検討ください!!
あと、他国のフェスでは、カルチャークラブ、ベルリンなどの80年代全盛期バンドとのジョイントライブも開催されているようです。日本でも、そのような洋楽80年代バンドが集結したイベントが開催されないかな~。ニーズはあると思いますので、プロモーターの方々、どうぞよろしくお願いします(ペコリ)。必ず行きますので!!
最後に、当日お時間を共有できた皆さまにも感謝です。また、お会いしましょう!!!
ハワード・ジョーンズの日本公演、当初の期待通り、いやいや、大きく上回った好演でした!!
ワタシは大阪公演の1STステージに参戦。まだまだライブ熱冷めやらぬ間でのライブレポートです!
当ブログでは、過去の2016年1月のABCのビルボードライブレポ(https://blog.goo.ne.jp/bmkobe/e/dd3cad9735402c5c2edf45faccad9b0f)同様、長尺になっておりますが、最後までお付き合いいただければ幸いです。
今回のメンツは、キーボード兼ボーカルのハワード他、ギターのロビン・ボールド(元フィッシュ)と、ベース&チャップマンスティックは、元カジャグーグーのニック・ベッグス(!!!!)が参加の3ピースでの構成。エレクトロではなく、アコースティックなライブ編成です。
そして定刻通り、メンバーが登場!ハワードはスマホの翻訳アプリ「MICHIKO」さんを相棒に従え(?)オーディエンスとコミュニケーションをとります。
そのMICHIKOさんから、「会いに来てくれてありがとう」「素晴らしい友人を歓迎してください」、そしてハワード本人から軽くメンバーの紹介。いよいよ、ステージが始まります!
1 Pearl in the Shell
いきなりのサプライズです!東京公演の情報に触れてしまった(汗)ので、てっきり一曲目はしっくり「Assault & Battery」でスタートすると思っていましたが、まさかの個人的推し曲から!東京公演では演ってなかったナンバーでスタートです!
曲後半では、エルトン・ジョンの「土曜の夜は僕の生きがい」も挟み、早くもライブならではの充実感。ハワードの鍵盤タッチ、ボーカルコンディション、モチベーションもGOODのようです!
2 What Is Love?
二曲目にも関わらず、惜しげもなく大ヒットナンバーを披露。多くのヒット曲がないと、この構成はできませんよね~。
長めのイントロ、中間部の演奏もアコースティックの良さでこの曲を堪能できます。
サビ等コーラスでは、オーディエンスの皆さんは、ハワードの歌声・演奏をしっかりと聴きたいとの思いでしょう、ワタシも含めて控えめなレスポンスでの合唱を。
3 Specialty
セカンドアルバム「Dream into action」から沁みる曲が三曲目。この曲では、中近東風のムードを漂わせる雰囲気をロブのアコギで、ハワードはピアノソロをじっくり聴かせてくれます。ハワードの早口ボーカルも健在!
4 Life in One Day
スタジオヴァージョンでもアコギを効かせていた曲。ニックのベースも良いアクセントになってました。
すんなり終わると見せかけて、コーダ部分では軽快にオールディーズ調のピアノヴァースを聴かせてくれました。
5 Someone You Need
ニックのフェイヴァリット・ソングとして紹介された、日本では2001年にリリースされたアルバム「メタモファシス」(海外では「Perform.00」)にも収録されたナンバー。 そのアルバムでは、今回のツアーメンバーのニックもロビンも参加していましたね。ハワードのボーカルをしっとり聴かせてくれます。
6 Too Shy
さ~、来ましたよ!問答無用、カジャグーグーのデビュー曲にして、全英ナンバーワンソングのお出ましだっ!
アメイジング・ソングとして紹介。ハワードがニックは「トゥー・アン・シャイ」と言ってたような。この曲は、ニックのカウント(=肉声が聞けたっ!)から始まります!
ハワードのファンでも、サビの部分は皆さん歌えますね!
そして勿論、ブリッジ部分ではこの曲の肝、ニックのベース・ソロも堪能!これが生で観たかったゾ!!生きてて良かった&涙!!!(これは大袈裟)オーディエンスの皆様も(多分)食い入るような眼差しで、見入って&聴き入っていたように思えました。
一旦曲を終えるも、先ほどの通りレスポンスが大人しめなオーディエンスに対して、サビの部分からリプライズ演奏!大合唱へ。
ハワードのサービス精神とニックに対するリスペクトを感じました。
そのニックですが、照れくさそうで且つ白い歯キラリの大口笑顔は80年代と変わらず。スタイルもそのまま(=以前よりもシェイプアップしてる?)、レザースーツの足が長くて細くて、まるでキリン(笑)です。それだけで、ワタシは魅了されましたが。
また、各楽器のチェンジの際は、音を立てることもなく、そーっと、丁寧に扱っておられた所作には、楽器を大切にされている方なんだな~と、つくづく感心してしまいました。アーティストとしてのニックの側面を見たような気がしました(但し、ニックのツイッター(現X)を拝見すれば、かなりの曲者のようでもあります。興味のある方は是非ともアクセスを→但し、イメージが大きく変わっても(損なわれても)補償はしませんので・・・)。
7 Tomorrow Is Now
Go-go'sのメンバーと書いた曲として紹介された1988年リリース「People」からの一曲。シンプル・イズ・ベストに聴かせてくれました。聴く人を穏やかでハッピーな思いにさせてくれる、そんなポップソングです。
8 No One Is to Blame
前曲からの流れでシンプルに奏でられます。この曲は3ピース・ユニットのアコースティック・アレンジで、更に心に沁みるナンバーに。ハワードの歌声は80年代と変わらなく澄んでいて、ずーっと聞いていたくなる感じにさせてくれます。オーディエンスの反応からも、人気曲であることが伺えます。
9 Like to Get to Know You Well
「一緒に歌って」、のシングルヒットナンバー。この曲では、ハワードは力強い歌声を、この曲でも終盤では長めのピアノソロを聴かせてくれました。
ロブもニックも流石おとなの振る舞いというか、常にハワードのバックに徹するプロフェッショナルなプレイで彼を引き立てます。
10 Hide and Seek
ピアノ・ソロから、1985年のライブ・エイドでも演奏した、希望の歌との紹介から1STアルバムのタイトル曲を。
この曲はアコースティック・セットでも、オーケストラを交えた公演でもしっくりくるスケールの大きな名曲ですよね。
11 You Know I Love You, Don't You?
この曲の"せっかちさ"がワタシの好きなところでもあります。オーディエンスは手拍子で盛り上げます!
ブリッジ部分では一旦ペースを落として、その後再加速のアレンジで楽しませてくれました。
12 Don't Always Look at the Rain
曲の前に再びMICHIKOさんにより「大阪に戻れて嬉しいです」とのアプリ・ボイス。ハワードのスマホのやや不慣れな取り扱い&仕草が、良い意味(?)で如何にもシニア(ごめんなさい)って感じが微笑ましい。緊張気味のオーディエンスをリラックスさせてくれます。
この曲のアレンジは、ブルーノートでのライブでも遜色ないようなジャジーでスウィンギングな趣で。ロブのギターソロもマッチしてましたね。スタイル・カウンシル風って言えばそんな感じです。ここで一旦メンバーは退場します。
13 New Song
この曲からアンコールです。曲前にはMICHIKOさんから感謝のボイス。歌詞には"come back to Osaka"のフレーズも挟みます。
今回のライブでは途中からテンポアップする展開。個人的にはミニアルバム「12INCHERS」に収録のニューミックスの中間部のピアノソロがマストです。
もっと長く聴きたかったけど、この曲の良さを十分に堪能できたかな。
14 Things Can Only Get Better
「皆さんお休み、安全にお帰りください」とのMICHIKOさんボイスで、最後の曲となります。オーディエンスから借別の拍手が。
この曲でもハワードの声は伸びやかです。お約束の「WOW WOW WOOW WOOOW WOW WOW WOW~」(こんな感じで良かった?汗)で会場はオーディエンスと一体に。
この時間がもっと続けば・・・との印象を余韻に残し、メンバーが挨拶、退場されます。
ありがとう!!!ハワード、ロブ、そしてニック!!!
東京公演から数曲を入れ替え、曲順等構成を変更した大阪公演でした。
1曲目の「Pearl~」5曲目の「Someone~」を体感できて、個人的には大満足のライブでした。
他にも、あの曲もこの曲(「Everlasting love」「Celebrate it together」「All i want」希望!)もアコースティック・アレンジで聴きたいっ!ことは、皆さんと同意見ですが、これもハワードならでは名曲の多さからくる贅沢というもの。嬉しい悩みですね。
東京公演に続いて大阪公演もソールドアウト。要因としてはニックの参加も大いに貢献していることは異論はないところでしょう。そして、ハワードも気をよくしているハズ!再来日は確実?!
ビルボードライブのハコは、これはこれで満足なのですが、ホールでの大音量でのライブも捨てがたいです。
次回は是非とも、バンドメンバーでのエレクトリック・セットでのライブを拝みたい!(今、「ENGAGE」のジャパン・デラックス・エディションのライブCDを聴きながらこの記事を執筆してるので、余計にです。)
個人的には「You know i love~」をオーケストラ・ヒットを交えたバリバリのシンセ・サウンドで聴きたいゾ!
ショウ中間部では、今回のようなアコースティック・セットを挟む構成などを期待していますが、ハワードさん、いかがでしょうか?是非とも、ご検討ください!!
あと、他国のフェスでは、カルチャークラブ、ベルリンなどの80年代全盛期バンドとのジョイントライブも開催されているようです。日本でも、そのような洋楽80年代バンドが集結したイベントが開催されないかな~。ニーズはあると思いますので、プロモーターの方々、どうぞよろしくお願いします(ペコリ)。必ず行きますので!!
最後に、当日お時間を共有できた皆さまにも感謝です。また、お会いしましょう!!!
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