大津地方裁判所は3月9日、関西電力の高浜原発3、4号機の運転差し止めを求める仮処分申し立てを認める決定をした。
原発から70キロメートル以内に住む滋賀県の住民の主張が認められたのである。
関電は昨日運転を停止した。
関電の原発依存率は日本一高く約50%もある。
そして本日、5月の電気料金値下げの延期を発表した。
原発から60キロメートル以内には大阪府民も飲料水として利用している琵琶湖も含まれる。
原発の安全神話はすでに崩壊し、津波・地震対策が当然であるが完璧はない。自然災害の際に原発事故が発生する可能性はある。
琵琶湖の水が放射能に汚染されたらどうなるか、関電はまだ理解しないのか?
関電の既に新基準に合格するか、審査中の7基の対策費の内訳は、高浜1〜4号機3881億円▽大飯3、4号機108億円▽美浜3号機1290億円。
原発が止まって火力発電費用が膨らんだからと2度の値上げをしておきながら、これだけの金を対策費につぎ込んでいるのである。
大口顧客は関電から新電力への切り替えが進む。自由化が始まった00年から今年1月までの解約は1万1805件、計256万キロワットに達した。特に昨年4月からの9カ月間で66万キロワットと全体の4分の1を占める。
また新電力会社への事前予約は約6万件だ。
関電は原発依存症の会社なのである、社長なのである、社員なのである。
もういいかげん原発は動かせないと観念し、他のエネルギーでの電力供給を考えなさい!
そしてリストラにも踏み込みなさい!
そして電気料金値下げをしなさい!とは言いません。私は関電を選びませんから。
関電は競争が始まっても勝てない。武器がない。激しい競争をした営業がいない。ないないづくしで勝てる訳がない。
つぶれてもいいです。送電部門だけ別会社で残せば。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます