どうやら今年夏の選挙は衆参ダブル選挙になる可能性が大きくなってきたようだ。
自民党安倍政権は来年、消費税2%アップを控えているため消費税アップ前に世論の動きを見ながら「延期」などの言葉巧みにダブル選挙で安定政権をもくろんでいる模様。
対して野党だが、民主党が民進党に改名し党名が国民に浸透していない。また「ただ改名しただけで中身は変わっていない」などの声も強い。
共産党も含め選挙協力するらしいが、今の野党に政権を任せるほどの魅力はない。
春闘でもそうであったように企業がベースアップに応えたのは安倍政権の要請であったからで、連合や組合の勝利ではない。
今や経営陣は連合や組合は怖くないのである。会社あっての組合員であり、どこもストライキなど行わないのである。
政党別支持率をみても、圧倒的に「支持なし」が62.7%なのである。
つまりは経済界が押す自民党が選挙では勝ってしまう構図である。
この「支持なし」を野党が取り込めるだけの魅力はない。
ここで一つ投票するということを考え直してみよう。
支持する政党がなければ、自分の選挙区で「支持する候補者はだれか」に置き換えてみる。
政党に投票すると思わぬ候補者が当選することになるから、「候補者」に投票するのである。
政治とは「信任した人」がすることである原点で考えてみたい。