桃子
真っ黒で艶のある、絹のような手触りの被毛
背中を切られていた事で手術の際に大きく剃られた背中の毛も生えてきました。
あんな目にあっていながら思うのは・・
桃子は人と一緒にいる為に生まれてきたのでしょう。
うるさいくらいにストーキングされます…^^;
これは保護当初からですので
きっと小さい頃は人に飼われていたのだと思います。
そんな桃子が虐待され
倒れた木の根元に空いた大きな穴から
にゃん。と可愛らしい顔を出し、
私がキャリーを取って来るまでの30分間
そこから一歩も動かずに待っていてくれたのは偶然なのでしょうか。
もしあの時、桃子に出会えてなくても
私ではない誰かが手を差し伸べてくれているはず・・だと思いたい。
だって沢山の人が桃子の前を通り過ぎているのだから。
・・・・・・・・・・桃子の傷は相当日数が経っていると先生が仰ってました。・・・・・・・・・・・・・・・