しんごの部屋

出会いを大切にしたいと思います。私の言葉が、慰めとなり、心にいやしをもたらす、さわやかなHPとなるように願っています。

≪誰にも言えないこの悲しみ≫

2010-04-03 20:09:29 | 
≪誰にも言えないこの悲しみ≫


主よ。私の最愛の友よ。私の嘆きを聞いてください。
あなたこそ、私の心を理解してくださる、唯一の友です。

それでも私はあなたに話すのをためらっています。
わたしはあなたを悲しませることを多くしてきた者です。
いま、どうにもならない苦しみがあるからといって、
私はあなたにお話しする資格があるでしょうか。
あなたは、私の訴えに耳を傾け、聞いてくださるでしょうか?
でも、あなた以外に、私の心を理解してくださる方はいないのです。
聞いてください、この叫びを。そして教えてください。

「悩みの日に、私を呼べ」と、いつも傍らにいてくださる友よ。
私が今激しく怒るこの憤りは間違っているのでしょうか?
私のほうに非があるのでしょうか。このことに私は正しいのです。
私は怒りが湧き上がって、自分の心を抑えきれません。
他のことでは、私の不義を認めつつも、いま受けているのは、
理不尽な仕打ちをだと思うのです。彼らに非があると思うのです。
怒りを遅くしたいと思うのですが、心は張り裂けそうなのです。
私は怒ってはいけないのでしょうか?私の怒りを静めてください。

・・・・・静止・・・・・

そうですか、あなたが十字架にかかられたのは、
私のこの怒りを受けるためだったのですか。
私は彼らに代わって、あなたに怒りを向けていなのですか。

彼らをたいする私の怒りは神が私の不義に向かって怒られていた
神の怒りに比べれば、小さいと、あなたは言われるのですか?

しかも、神はその怒りを、私に向けないであなたに向けられたと・・・
それゆえ私も、かれらへの怒りの矛先を彼らに向けないで、
友よ、あなたに向けよといわれるのでしょうか?
いや、すでに私はあなたを十字架につけたときに、
彼らの代わりにあなたを死に至らしめたと・・・・
もう私は彼らに復讐したと、あなたは言われるのですか。

分かりました。確かにそうです。前に聞いていたことです。
わたしは得心しました。もう彼らを怒ることをしません。
彼らの仕打ちをゆるし、何事もなかったものと思います。
彼らを愛します。そして、彼らのために祈るようにします。

≪わたしが高慢な人は好きではないのは・・・≫

2006-06-05 00:26:04 | 
いつの頃からかはおぼえていません。

でも、謙虚な人には心をひかれるわたしです。

豊かな知性や、感性の感じられる人であっても

高慢な人だと感じたとたんに

わたしはその人が心貧しい人と見えてしまうのです。

控えめな人はそれだけで

豊かな人間性を宿している人と思えるのです。


最高に豊かな人間性を持ちながら

自らを誇ることなく

人々を黙々と愛し続けられた

神の御子のへりくだった心のすがた

それがわたしの憧れです。


わたしはわたしを好きになりたい

高慢な心が顔を出す時、

自分につばきを吐き掛けたいと思うほどに

わたし自身に幻滅するのです。

≪一つの明けの明星≫

2004-10-15 23:58:16 | 

 

電灯のない山奥での幼き日、無垢の心で眺めていた星、星 

いつしか、都会の星のない空の下で

私の心の中の星も一つまた一つと消えていった

多くの希望と夢もまた消え去った。   <セラ>

 

闇がわたしを覆っていたある日一つの小さな星が、

わたしの心に輝き始めた。

わずかな輝きであったが

しかし希望の輝きであった

 

 その輝きは増し、次第に大きな明け星となった

やがてわたしの心の闇に多くの星が輝きだした

それらの星は人のかたちを取り始めた

喜びに輝く無数の人々、

とこしえに輝く人々になった。      <セラ>

 

 わたしに希望をくれた明け星はわたしに言った

「あなたも星となれ。希望と喜びをあたえる星となれと。

 

(※セラは聖書詩篇にある黙想のための休止記号です。

  明けの明星は聖書では、しばしばイエスキリストを指します。)