しんごの部屋

出会いを大切にしたいと思います。私の言葉が、慰めとなり、心にいやしをもたらす、さわやかなHPとなるように願っています。

≪信頼されたいけれど。≫

2004-10-16 00:34:57 | エッセイ

心と心をつなぐ絆の強さは、

信頼し合っているかどうかにかかっているように思います。

 信頼を失うのは易しいけれど、 失った信頼を取り戻すのは大変です。

どうしたら信頼を保てるでしょう。 私には自信がありません。

 

近頃、HPで多くの方とお知り合いになれたことを、素直に喜べないのです。

心のこもっていないことばや、その方の心を正しく理解しないで、

書き込んでしまうことばが多くなって来ているように思います。

自分にすら信頼させることが出来ないこのわたしが、

人に信頼されるのは、どだい無理なことのように思ってしまいます。

 

 しかし友達であるなら、信頼したいし、信頼されていたいと思います。

 妻はどれだけ信頼してくれているだろうか。 子供達はどうだろうか。

 けれどもみんな愛している人々ですので、精一杯、

心と、思いと、力を尽くして接してゆこうと思っています。

そのように努めてもなお、信頼できないと思われれば、

それは諦めるしかたないことなのでしょう。

 もともと、無いに等しいような小さい存在の私ですから。

 

 しかし、もしこんな私に信頼の思いを抱き続けてくださる方があれば、

 わたしは、その方と、神さまに、無条件で”ありがとう”というでしょう。


≪一つの明けの明星≫

2004-10-15 23:58:16 | 

 

電灯のない山奥での幼き日、無垢の心で眺めていた星、星 

いつしか、都会の星のない空の下で

私の心の中の星も一つまた一つと消えていった

多くの希望と夢もまた消え去った。   <セラ>

 

闇がわたしを覆っていたある日一つの小さな星が、

わたしの心に輝き始めた。

わずかな輝きであったが

しかし希望の輝きであった

 

 その輝きは増し、次第に大きな明け星となった

やがてわたしの心の闇に多くの星が輝きだした

それらの星は人のかたちを取り始めた

喜びに輝く無数の人々、

とこしえに輝く人々になった。      <セラ>

 

 わたしに希望をくれた明け星はわたしに言った

「あなたも星となれ。希望と喜びをあたえる星となれと。

 

(※セラは聖書詩篇にある黙想のための休止記号です。

  明けの明星は聖書では、しばしばイエスキリストを指します。)