草木染めの教室にやってきました
10月のお題は「セイタカアワダチソウ」
1897年頃、観賞用、蜜源用として持ち込まれた北米原産の植物です
繁殖力が旺盛なことから、日本の侵略的外来種ワースト100になっています
花粉症と聞いて思い浮かべることの多い植物ではありますが、
セイタカアワダチソウの花粉は重いので、風で飛ぶことはできません
花粉症の原因となる植物は実は「ブタクサ」という植物なんだそうです
セイタカアワダチソウの繁殖が旺盛なのは、花粉でも地下茎でも繁殖できるから
他の植物の成長を阻害する物質を出して、自身が繁殖する多感作用(アレロパシー)で
空き地を占領しても、やがては自身の発芽を抑制してしまう と黒板にあります
うちの近くの空き地でもセイタカアワダチソウ、コセンダングサ、ススキ、イタドリ、クズが
陣取り合戦を繰り広げていました
セイタカアワダチソウだらけになっても
やがては減っていく運命にあるってことかな
頑張った割にちょっと悲しい
小さく切って
煮出していきます(スゴイ量)
染め液はこんな色
布は水洗いして
染めの1回目
水洗い
みょうばんでばいせん
水洗い
液の温度を上げて染めの2回目
同じ工程をくり返して、最後は染め液で終了
みんなの作品を陰干し
やっぱり~の黄色です
私の布はいちばん濃い黄色
最初はレモンイエローだったのに
地模様のない真っ白の国産シルクだから、よりしっかり染まってしまった
色としてはきれいで良い、でも使うとしたらちょっと引く
たまにやってしまう染色あるあるでした
後日の染友の教室もやっぱり黄色だけど、上の写真とはちょっと違う黄色かも?
さて、秋も急に深まって朝晩は肌寒くなりました
お友達の皆さんも、暖かくしてお過ごしください