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役に立たない内容でごめんなさい
生まれてすみません

気が向いたら観てみれば的映画「バッド・デイ・ドライブ」

2024-07-01 17:24:16 | 映画/洋画



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【タイトル】バッド・デイ・ドライブ(原題:Retribution)
【ジャンル】サスペンス
【監督】ニムロッド・アーントル
【公開年】2023年
【制作国】イギリス
【上映時間】1時間31分
【鑑賞方法】動画配信(Prime Video)
【鑑賞日】6月30日(日)
【ストーリー】いつもと変わらぬベルリンの朝。
金融ビジネスマンのマットは、子供たちを学校に送り届けるため、自慢の新車のシートに腰を下ろした。
運転を始めると着信があり、声の主は「その車に爆弾を仕掛けた。降りてはいけない。通報してもいけない。これから伝える指示に従わなければ爆破する」と告げる。
犯人の正体、要求、目的のすべてが不明のまま、戸惑いながらもマットはドライブを続ける。
しかし、行く先では同様に爆弾を仕掛けられた車が次々と大破。
その被害者はマットの同僚だった…。
恐怖に怯える子供たちを乗せ、ユーロポールとマスコミから容疑者として追われるマットに、更なる悲劇が待ち受ける。
それは「妻はいま、離婚弁護士の元にいる」という報せだった。
果たしてマットは犯人を突き止め、爆破を阻止し、家庭崩壊の危機を脱することができるのか!?(以上、キノフィルムズの紹介記事から転載)

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【感想】車に爆弾がセットされ、下車するか、犯人が起動ボタンを押すかで、爆発する仕掛けになっている設定。
こういうワンシチュエーション系は比較的好き。
最近観た映画だと“FALL/フォール”などは、まあまあ楽しめた。

主人公のマットは、2人の子供を車に乗せて学校に送り届ける途中だった。
こっそり隠されていたスマホに着信があり、応答してみたら正体不明の男の声。
その相手がいうには、一人でも車を降りるか、自分のいうことを聞かなければ車を爆破すると。
まあ、ここらへんはありがちな話だよね。

犯人は散々マットをあちこちに誘導するが、その目的ははっきりしない。

途中、同僚から連絡があり、同じように爆弾を仕掛けられ、脅迫されていることを知る。
犯人の指示に従い、その同僚の車の近くに停車すると、かわいそうにその同僚、警官に怪しまれ車を降りろと命令される。
同乗している女性がパニックを起こし、静止を聞かずに外へ飛び出した瞬間、大爆発!

この直前までは、爆弾についてはやや懐疑的だったマットも、その悲惨な光景を見てヤバいと思う。
犯人、ガチだなと。
いうこと聞かないとマジでヤバいぞと。

このあとは、奥さんに連絡して、マットの貸金庫から現金を回収させたり、勤務先の経営者を撃ち殺すように指示したりとやりたい放題。

犯人は誰か?
なにが目的なのか?
マットや子供たちは無事なのか?
その部分についてはラストでしっかり明かされるが、それほどの意外性はない。

通して観た感想としては、可もなく不可もなく。
休日に時間はあるけど、やることがないなら時間潰しにイイんじゃね?って感じの映画。

終始、気になっていたのは、マット役のリーアム・ニーソンが、子供たちの父親というより祖父っぽかった点。
まあ、それをいったらお母さん役のエンベス・デイヴィッツも、微妙っちゃ微妙だったけど。
でも、長女役のリリー・アスペルは、演技がうまかったし、かわいかった。


以上、あとは特にコメントなし ( ̄▽ ̄”)ゞ

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カーアクション度:★★☆☆☆
爆発の強烈度:★★★★☆
ラストの展開の意外度:★★☆☆☆
両親というより祖父母度:★★★★☆

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「ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから」のオリヴィアの可愛さにメロメロのデレデレっす!

2024-06-23 07:48:26 | 映画/洋画



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【タイトル】ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから(原題:Mon inconnue)
【ジャンル】ラブストーリー、ラブコメディ
【監督】ユーゴ・ジェラン
【公開年】2019年
【制作国】フランス、ベルギー
【上映時間】1時間58分
【鑑賞方法】動画配信(Prime Video)
【鑑賞日】6月23日(日)
【ストーリー】高校時代に一目惚れをして結婚した、ラファエルとオリヴィア。
結婚10年目を迎え、ラファエルは、今やベストセラーSF作家になったが、小さなピアノ教室を開きながらピアニストの頂点を目指すオリヴィアは、すれ違いの生活に孤独を感じていた。
ある日、我慢の限界に達したオリヴィアがラファエルに想いをぶつけると大喧嘩に…。
翌日、人気作家の特別授業として中学校を訪れたラファエルは、人々の様子がおかしいことに戸惑いを覚える。
そこでの自分は、しがない中学校の教師で、オリヴィアは人気ピアニストとして活躍する、立場が逆転した“もう一つの世界”に置かれていることを知る。
もう一度オリヴィアと愛し合えば元の世界に戻れると信じ、あれこれ接触を試みるものの、オリヴィアは長年連れ添ったパートナーと婚約する事に。
そこでラファエルは、人生最大の決断を下す。
それは、“恋”しか知らなかったラファエルがオリヴィアの幸せを一番に願う“愛”の決断だった…。

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【感想】アマプラで6月に公開される映画のリストから選択。
私は正直、ラブストーリー映画に弱い。
例えるなら、ベジータに対するヤムチャくらい弱い。
それくらい個人的には最弱ジャンルだ。
速攻で感情移入して、目頭や胸やおでこが熱くなる(←風邪じゃね?)。

この作品も当然、目アツ・胸アツになっておかしくない内容だが、さすがはフランス映画、どこか澄ましていてオシャレでハリウッド映画ほど熱くなることはなかった。
とはいえ、十分に楽しめる映画だった。
特に開始からの14分間で二人の出会いからすれ違い生活に至るまで10年間の過程を上手に表現している。

設定はパラレルワールド。
ありがちっちゃありがちな設定。
“もう一つの世界”で、人気ピアニストのオリヴィアが、見ず知らずのラファエルと短期間で親しくなれるのは都合良すぎじゃね?
でも、前の世界では夫婦だったわけで、深くは突っ込まないのが大人のルール。

ただ、個人的に期待していたオチじゃなかったのが少し残念。
結果よければすべてよしか。

オリヴィア役のジョセフィーヌ・ジャピがとにかくキュート。
あと、ラファエルの親友フェリックスを演じたバンジャマン・ラヴェルネもいい味を出している。
個人的に、ラフェエル役のフランソワ・シビルを食っちゃっていると思えるくらい演技が光る。

切なくて、コミカルで、温かみのある映画。
気だるい日曜日の午後に観るにはうってつけの佳作。
ラブコメ好きにはわりとオススメ!

追伸 ラファエルの出世作“ゾルタン”。
私はゾルタンと聞くと知る人ぞ知る迷作「ゾルタン★星人」を連想してしまう。
この映画も一緒に推薦したい(かなりのバカ映画だけどね)。

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オリヴィアのキュート度:★★★★★
ラファエルの天狗度:★★★★☆
胸のタトゥーの間抜け度:★★★★★
ラストの満足度:★★★☆☆

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