サンデーたかひろ

絵描き・ながさわたかひろの制作実況 “from Machida, Tokyo”

2月:第2週『愛の安齋肇』

2019年02月17日 | 愛の肖像画(顔、顔、顔)

2月11日
 「愛の高田文夫」の額装に使用するマット紙に文字を入れた。シルクスクリーンで「ビバリー昼ズ 30年 おめでとうございます!」。インクを流し込むのに使う木製のスキージが、経年劣化のため刷りの途中で割れてしまい、抜けのあまい刷り上がりに。エッジがボテッとしてしまった。。


協力:カワラボ

 

2月14日
 毎月14日は、TOHOシネマズデイ。1,100円で映画が観れる。IMAXで「アクアマン」をと思ったが、TOHOシネマズでの上映はナシ。公開3ヶ月にして、いまだ絶好調の「ボヘミアン・ラプソディ」に押し出された格好。代わりに一日2回かろうじてIMAX上映していた「ファースト・マン」を鑑賞。月面に降り立った瞬間、画角と映像がIMAXになる。いい映画だった。

 

2月15日
 イラストレーターの安齋肇さんがホストをつとめるトークイベント「空耳人生 友の会」へ。at 虎ノ門・JTビル1階「Rethink Lounge TORANOMON」。
 二年前、町田市民文学館「ことばらんど」で催された、絵本作家・中垣ゆたかさんの展覧会にて、その関連イベントにゲスト出演された安齋さんをつかまえて「描かせて下さい!」とお願いし、お写真をパシャ。にもかかわらず、その後「オレ新聞」にとりかかってしまったため中断していた「安齋肇に褒められたくて」を、改めて「愛の肖像画」として描いてご連絡、この日、見ていただけるとのことで持参したのだ。
 「うわ〜これ描くの大変だったでしょ〜、オレ若いな〜」と安齋さん。確かに、2年寝かせてしまったせいで、髪型も色も違ってしまっている。こちらからお願いしといて、忘れたころに持ってくる、なんとも失礼な輩を、それでも温かく迎えてくれた安齋さんに感謝。
 「に・褒められたくて」シリーズの延長で、何か一言書き込んでもらいたいと伝えるも「ここに!?…書けないよ〜」と高田先生同様のお答え。帰りの電車の中、猛省ス。漠然としすぎなのだ。相手を困らせてどうする?もっと明確に、すぐに反応できる分かりやすさで、最後はニッコリ笑って握手できるような何かが必要だろう。けれど優しい安齋さん、鉛筆画の下にシルクスクリーンでプリントした〈愛〉にかぶせて「ここになら書けそう…」と。なるほど、憧れの人と版画で交流しようとした「に・褒められたくて」シリーズの“それ”は間違ってなかったんだなぁと今更ながら思い至った次第。今回、安齋さんに教えられた。肖像画での“それ”を早く見つけなきゃだ。安齋さん、ありがとうございます!

 

 

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