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1月30日
個展「オレ新聞 完全版」に高田先生が来廊。というか、ご案内した。
この日は先生と、さんぽ会の渡辺さんと16時半に成城学園前で待ち合わせをし、じつは絵も描く文筆家の和田尚久さんが展覧会を催しているという「アトリエ第Q藝術」へ参じたその帰り、そのままお二人をお連れしたのだ。数時間前に和田さんもいらしていたようで、僕らはすれ違いで2つの会場を行き来したことになる。小田急線のどこかですれ違っていたと思うと面白い。
この日までに僕は高田先生の肖像画を用意していた。鉛筆画だ。「オレ新聞」で描いた、何かとお世話になっているニッポン放送「ビートたけしのオールナイトニッポン」伝説の二代目ディレクター:鳥谷規さんの肖像画から得た手応えを発展させて新シリーズに突入すべく、その第一弾は、やはり高田先生をおいて他になし!とばかり、去る1/7、渋谷の東急百貨店本店で催されていた「ジャイアント馬場展」にご一緒した帰りに連れて行っていただいた「うな鐡」の店内で写真を撮らせていただいたのだ。「こんなところで撮るんじゃないよ!恥ずかしいだろ、早くしろよ!」と叱られつつ、急いで撮った一枚。何年かぶりで食べたうなぎは、各部位の串焼きから白焼きまでと初めての食し方ばかり。お腹いっぱい食べさせていただいた。高田先生には本当にお世話さまである。そんな日頃からの感謝の気持ちを絵に込めようとしたわけだが、困ったことにいざ描いてみるとどうにも強面になってしまう。この眼光鋭く大きな目には狂気がはらんでいると感じ入った次第。そっち系の人に思われることのないよう、気持ち柔らかく描くようにした。これでみんな共通認識の「あの」高田文夫だ。
さて、ひとしきり会場に並んだ作品を見ていただいた後「で、先生、もう一点、見ていただきたい絵があるのですが」と切り出し、段ボールで作ったカルトンをササッと開く。「お、いいねぇ〜」と先生。「何か一言、書き添えていただけると嬉しいのですが」と僕。「いや、これはこれで完成だろ。オレが汚しちまっちゃあ、いけないよ」と先生。「いや…」っと言いかけるも、これはこれで嬉しいお言葉。先生のお気持ちだ。「どうしてもと言うなら、これ貼っとけ」と渡された千社札に「ハイ!」と元気よく返事した次第。
2月6日
浜松町、文化放送メディアプラス2階のデニーズに呼び出されて、打ち合わせ。ある本の表紙に使う絵の依頼。人物画。ちょっとハードル高し。そういう相手。お会いすることはできないとのこと。どうしよう?
2月7日
写真が3枚送られてきた。これを元に描くことになる。
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