”気ままな…ホルン道楽”

ワンロボ開発3

それがもっとも気を付けなければならないことです。
つまりは、ストレスを上手に発散させるのが飼い主の最重要の役目です。
ワンロボのプライドを傷つけては逆効果。
この点が非常に難しい。でも裏を返せば飼い主の人徳でもあります。
外観はゴツいロボットですが、とてもナイーブなのです。
要は、何も指示がもらえないこと「=ご主人のために尽くしていない=ダメ犬」=ストレスとして数値化されて加算されます。
ご主人様はフリスビーを投げて取ってこらせたり、ジョギングのお供をさせたりと、かまってあげないといけないわけです。

便利機能として、ワンロボを携帯からパスワードで、(遠方からでも)呼び寄せることができます。
まぁ、遠方といっても時速20kmですから、せいぜい10kmくらいまでが現実的ですけどね。

駅前でお買い物していたら雨が降ってきたとします。
そこで傘をもって駅前のスーパーまできてもらう。
(あらかじめセットされているプログラムを選択するとGPSを使って指輪の位置へと向かってくるわけです。)
そして、ご主人様が出てくるまでスーパーの出口付近でじっと待っています。

ご主人さまの気を感じると、そして視覚情報で確認できると、
しっぽを振って居場所を知らせます。

けっして妙にはしゃいだりはしません。
ワンロボはプライドが高いのです。
ご主人様の役に立つことが一番とプログラミングされているのです。

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